芝居小屋 by aldis

劇団の画像は座長さんの許可を得て掲載しています。無断転載、加工はお断りいたします。

劇団美鳳・20081223

2008-12-30 13:51:10 | 劇団美鳳
 そしていよいよ千秋楽、本年の大トリ、夜の部に行きました。千秋楽の劇場は飾りなども外されてナンカ寂しいものがあるのですが、劇団員の皆さんそんな気分を吹き飛ばしてくれる熱のこもった舞台でした。

 お芝居は「恋かんざし」。気の強い女(静香サン)と意地のある男(友也総座長)。お互いの思いを口に出せず、静香サンは簪を友也総座長の頭に残して去って行きます。その後かたぎの女房になった静香サン、そこに昔のヤクザの者が現われ・・・。
 このお芝居でも静香サンと友也総座長のやりとりが笑えます。静香サンの伝法な台詞に美鳳のメンズはタジタジ。

 画像はラストの「漁歌ショー」です。両座長の後ろに写っているのが頭、城秀人さん、そしてチラッと写っているのが、一城春香さん、紫城笑也さん、一城静香サンです。最後に一人ひとりから挨拶がありました。

劇団美鳳・20081222

2008-12-27 20:43:53 | 劇団美鳳
 劇団美鳳、まだまだ続きます。

 この日は、最後の特選狂言「ひとり狼」。劇団松の松川小祐司クン、松川翔也クンがゲストでした。そしてきらりちゃんも2回目のお芝居出演。明日香ちゃんも大人っぽくなっていました。
 悲しい生い立ちの伊三蔵(友也総座長)、主家の由乃お嬢様(静香サン)と恋仲になるが、身分違いのため由乃の兄、上田家の当主(京助座長)に反対されます。仲を引き裂かれた二人はそれぞれ別の運命をたどりますが、伊三蔵は兇状持ちのヤクザに。年取った伊三蔵が気になっていたのは由乃のお腹の中にいた自分の子供でした。。。。
 長いお芝居でしたが、ハラハラ、ドキドキ、グスグス、最後まで引き込まれます。ゲストの小祐司クンと翔也クン、これからが楽しみです。

 ラストショーは極楽ルンバでした。
 画像は、一城静香サン、オープニングショー「女の浪花節」の一シーンです。


 

劇団美鳳・20081220

2008-12-27 14:41:53 | 劇団美鳳
 この日も行きました。劇団美鳳。イヤイヤこの日は前から予約してあったのです。前日が「昭和残侠伝」と聞いて、高倉健さんのヤクザ映画の美学にも惹かれる身としてはこれは是非とも見なくてはと浅草に駆け付けたわけでした。

 で、20日ですが昼の部に行きました。昨日燃焼したので今日は軽いお芝居かなとちょっと気が進まなかったのですが。。。(いや、軽いお芝居好きでないというのではありません。友也総座長の3枚目キャラも嫌いじゃない。面白いし、可愛らしい。)。。。なんのなんの「泣虫兄弟鴉」を見ることができました!
 ただ、少しリラックスされのでしょうか。ちょっと遊びが入ってるところがあって、でもそれはそれで楽しめました。

 画像は京助座長「男と女のバラード」です。
 ラストショーは「傾き者恋歌」でした。


劇団美鳳・20081219

2008-12-26 18:04:40 | 劇団美鳳
 今月は通っています。浅草木馬館、劇団美鳳。

 この日は特選狂言「昭和残侠伝」でした。お芝居からの二部構成。舞台も広くして殺陣師の方もゲストによんでの力作でした。
 ご存じ、花田秀次郎が友也総座長、風間重吉が京助座長、幾江ちゃんが静香サンでした。セットもすごい。料亭喜楽が2階建で、上に座敷が下に板場、あるいは座敷がセットされ、場面転回が飽きさせませんでした。篠原さんの若、友也総座長と打ち合わせながら毎日のように朝方まで工夫を凝らされたそうです。
 立ち廻りでは、熱演のあまり実際に頭を打たれてしまったり、ふりあげた花瓶の水をかぶってしまったり、ハプニングもいろいろありました。そして、紫城優也さんの駒井の親分、憎々しさがあふれていましたね。

 こんな重いお芝居をしたというのに、舞踊ショーでは友也総座長はリクエストによるベスト3、すべて女形を踊り、ホントお疲れ様でした。
 画像はリクエスト第1位の「お梶」です。

 この日は浅草寺の羽子板市の最終日。役者さんや踊りの美しい押絵羽子板、特大から可愛いものまでしばし目の保養をしました。
 

劇団美鳳・20081216

2008-12-26 17:36:47 | 劇団美鳳
 浅草木馬館、12月16日昼の部です。

 この日は劇団虎の林友廣座長がゲスト。平日だけどお芝居昼夜外題変わりということで、昼の部は「喧嘩屋五郎兵衛」でした。
 五郎兵衛が京助座長、友也総座長はサギョウのイノスケです。そして林友廣座長が五郎兵衛の兄の朝比奈籐兵衛でした。
 五郎兵衛の刀が刃こぼれしているのを知った時の友也総座長のハッとした表情よかったです。そして、なんといっても林友廣座長は存在感がありますねぇ。。。
 
 舞踊ショーでは友廣座長と京助座長の相舞踊「二人で竜馬をやろうじゃないか」がありました。男らしい二人の息のあった踊りでした。

 ラストショーは、友也総座長の「芸者ワルツ」から「傾き者恋歌」へ。
 画像はそのラストショーの一場面です。後ろの背景幕にもご注目を。

 

劇団美鳳・20081213

2008-12-14 14:42:21 | 劇団美鳳
 浅草木馬館、夜の部に行きました。このところ野暮用があって、1週間ぶりの観劇になりました。

 お外題は「三浦屋孫次郎」でした。お外題予告を聞いてないで行ったのですが、このお芝居にあたってラッキー。孫次郎の友也座長、義理の板挟みになったつらい気持ちやラストのあたりの迫真の演技に、涙、涙。。。

 ラストショーは「花街の母」でした。口上で京助座長が「今日も女形で登場します」という挨拶があって、わあ、今日も京助座長の女形だぁと思ったのですが・・・・

 待てよ、花街の母???・・・ということは・・・・・

 やはりイヤな予感があたって、、、その画像はとてもアップできません。。。

 で、画像は友也総座長「淡雪の恋」。お面をつけての踊りでした。

 

劇団美鳳・20081205

2008-12-14 14:11:24 | 劇団美鳳
 浅草木馬館、夜の部です。この日は女形大会という予告で楽しみにしていました。

 お外題は「勇次戻り旅」(こういう字でイイノカナ)。天神一家の二代目勇次、副座長扇さとしさん、風神一家の親分雷五郎、林京助座長、代貸留、紫鳳友也総座長、それらを仕切る二天門一家の親分が城秀人さんに芸者小蔦が一城静香サンでした。楽しいお芝居でした。京助座長、友也総座長の掛け合いが笑えました。京助座長が赤ちゃんを抱いて登場し、お披露目の場面も。。。

 第3部舞踊ショーが女形大会。この画像には写ってないのですが、後ろの幕に浮世絵のような女性の絵が描かれ、踊りを引き立てていました。城秀人さんも女形、笑也さん、悟さん、優也さんも身のこなしがきれいになりました。
 そして、静香サンは立ちで「一人旅」。静香サン、立ちも素敵です。

 画像は、女形大会ででもなければなかなか見られない京助座長、「心」です。スタイル抜群だから粋でとても綺麗。
 ラストショーは「江戸ポルカ」でした。
 
 

劇団美鳳・20081201

2008-12-03 20:03:14 | 劇団美鳳
 浅草木馬館平成20年歳末公演は、今年も劇団美鳳です。初日の昼の部、仕事のキリもよく、ウキウキしてでかけました。

 お外題は「元禄花暦」。旗本と町奴の争い。うっかりした粗相から旗本の若、青山主膳(林京助座長)と町奴の頭、唐犬のゴンゾウ(だとオモッタ)(紫鳳友也総座長)の対決になります。ゴンゾウの女房のおトキ(一城静香サン)は芸者だったとき青山主膳に想いを寄せられていたという事情もあります。大詰めの友也総座長と京助座長との立ち廻りは息がピッタリ。

 細かい所作が丁寧でいてさりげなく演じられていました。北城嵐さんがまだ休演中で、その分若手の3人が頑張っていて、一城悟さん、このお芝居で重要な役をきちんとこなされていました。
 北城嵐さんは、ただいまリハビリ中とのこと。復帰される日が待たれます。

 ラストショーは「484のブルース」。画像はその1場面での友也総座長と京助座長です。