芝居小屋 by aldis

劇団の画像は座長さんの許可を得て掲載しています。無断転載、加工はお断りいたします。

劇団九州男・20090426

2009-04-28 16:38:09 | 劇団九州男
 劇団九州男東京公演、最後の観劇デーになってしまいました。篠原演芸場夜の部です。どうもこのところ、特選狂言とか特選舞踊が私が昼に行くと夜で、夜行くと昼だったりです。でも、こういうこともあるでしょう。

 お外題は「伊三郎懺悔」。良太郎座長がヘン顔の老けメークで悪い親分。伊三郎が金沢伸吾さん。伊三郎が草鞋を脱いでいた一家の親分が九州男さんで、祝言をあげることになっていたお嬢さんがかおりさん。今はカタギになって居酒屋をやっていますがその店が良太郎座長にとられそうになります。そこへ戻ってきた伊三郎。なぜ、祝言の前の日にいなくなったか。九州男さんと伸吾さんが見せてくれました。良太郎座長はといえば、子分(正美さん、たくやさん、純さん、真紀さん、要さん)を相手にノリノリ。

 ラストショーは「白雲の城」でした。
 画像は良太郎座長女形「越後情話」です。

劇団九州男・20090425

2009-04-28 16:25:04 | 劇団九州男
 この日は雨、そして午後からだんだん強くなるという予報。それでも出かけました、十条篠原演芸場昼の部です。
 雨にも負ケズ、この日もめでたく大入り。なんと、先月からずっと続いているそうです。すごっ。

 昼の部のお外題は「二人幽霊」。夜の部は特選「瞼の母」ということですが、まあいいや。貧乏世帯で、借金も店賃も溜めている夫婦(良太郎座長と金沢伸吾さん)。金貸しの金平衛さん(九州男さん)と会った良太郎座長、大家さん(要さん)と会った伸吾さん。お互いに相手が亡くなったことになって葬式代まで貰います。ところが、それぞれがお線香をあげに来ることになって。。。楽しいお芝居です。

 ラストショーは「唐獅子牡丹」でした。激しい立ち廻り。正美さんは本当に水をかけられてしまいます。画像はその1シーン。
  

劇団京弥・20090424

2009-04-28 15:36:23 | お芝居
 この日は浅草木馬館夜の部、劇団京弥です。後半から、劇団蝶々の中野弘次郎座長はじめ、中野だん丸さん、中野ジンさん方がゲストで出演されています。

 お外題は「白磯銀次」。漢字は勝手にあてています。十手を預かる弘次郎座長は鳥目を病んでいました。借金や医者代のためにもお金がほしい。そこへ百両といった懸賞金のかかったお尋ね者の白磯の銀次(一馬座長)が現われたらしいとの噂。ところが、弘次郎座長が小さいときに行方不明になった弟の名も銀次だった。。。
 銀次は変装が得意。兄弟である弘次郎座長の家に現れた銀次はすっきりとした女形で。一馬座長きれいです。互いに相手を知りつつも他人を装って身の上話をするくだり、胸がイタくなります。弟を見逃したいという兄の思いと捕えるのなら兄の手でという気持ちと。。。

 画像はラストショー、特選舞踊「夜叉の舞」です。中央が一馬座長、その前が健太副座長です。迫力ありました。

劇団九州男・20090423

2009-04-28 15:12:43 | 劇団九州男
 またまた劇団九州男です。今月は夜の時間がわりと自由になるので、せっせと観劇に通います。

 お外題は「花婿三度笠」。良太郎座長、親分(九州男さん)に見込まれてお嬢さん(要さん)と祝言をあげることになります。ところが祝言の日、はねっかえりのお嬢さんから私と試合をして良太郎座長が勝ったら祝言をあげるし、負けたら男をあげるために3年旅に出て貰います、と言われてしまいました。
 試合に負けて旅に出た良太郎座長、旅の姐さん(かおりさん)と相部屋になります。その姐さんは親分のお嬢さんと同じことをしたが、女房のつとめとは、と考えを改めて婿(千尋さん)を追って旅をしていたのです。ところが・・・・。

 この日はラストショーが特選舞踊「水の舞」でした。ライトを落としてスモークをたいて水に見立てた布をあやつりながら、照明をさまざまに変化させての幻想的な舞踊でした。

 画像は相舞踊「一本刀土俵入り」の1場面です。茂兵衛(つかさ純さん)を追ってきた弥八(たくやさん)を行かせまいとしているお蔦(良太郎座長)。なんとも粋ですねぇ。

劇団九州男・20090412

2009-04-19 12:49:55 | 劇団九州男
 十条篠原演芸場、日曜日の昼の部です。日曜昼の部久しぶり。行きたいなとは思っても席の予約をしてないと早起きして並ぶのがつらく、特選狂言、舞踊の書き出しがしてあってもついついまた平日にと思ってしまいます。

 この日は、前日予約の電話をしたら桟敷席が1つあいているということで急遽行くことにしました。桟敷席は斜めに見るので見にくいかなと敬遠していたのですが真ん中あたりの花道側はワリといいかも。ご贔屓さまの間に入ることになるのはチト気がひけるけど、そんなこと気にしない気にしない。

 お外題は「二人弁天」でした。良太郎座長が弁天小僧菊之助、金沢伸吾さんが女に扮した赤星十三でした。これも白波五人男をアレンジしたお芝居です。九条かおりさんが女が大好きなオオ親分、小柄なかおりさんが手下や良太郎座長の弁天小僧を相手にツヨがっているのが楽しく笑えました。良太郎座長が女形で登場すると客席は一瞬皆が息をのんだよう。。。

 ラストショーは「玄海ナントカ・・・」。
 画像は良太郎座長、ミニショーでの女形「舟歌」です。

竜小太郎・20090411

2009-04-19 12:32:20 | お芝居
 竜小太郎華舞台、池袋サンシャイン劇場でした。池袋サンシャイン劇場、初めてです。中央通路より後ろで舞台までちょっと遠かったのですが、前の席との段差がわりとあって見やすい席でした。

 口上、素踊り(島崎藤村の歌曲で)、そしてお芝居は「弥太郎笠」でした。構成演出はさすがに凝ってます。

 第4部が竜小太郎さんの舞踊ショー「月に舞い、風に歌う男伊達、夢女形」と題して女形、立ちとも早変わりでたっぷり見せてくれました。

劇団九州男・20090410

2009-04-11 20:03:14 | 劇団九州男
 4月の十条篠原演芸場は、先月の浅草木馬館に続いての大川良太郎座長、劇団九州男です。十条篠原演芸場は久しぶり。この日も仕事で、席は予約してあったのですが、行けるかどうか微妙なところでした。でも、仕事が忙しくて途中でイヤになりストレス解消と、さっさと篠原演芸場に向かいました。

 オープニングショーは、真紀さん、要さんが赤いミニドレスで、それに正美さんも交えてダンス「春一番」。
 お外題は「出立仁義」。良太郎座長が茶店で休んでいるとたくやさんが追われてきます。たくやさんを助けた良太郎座長がわけを聞くと、地獄部屋といわれているところに捕えられやっとの思いで逃げ出してきた。ついてはおいてきた女房の「つよし」(客席にオオウケ)を助けてほしいとのこと。良太郎座長、茶店のオバサン(要さん 良太郎座長がネエサンでなくオバサン、オバサンと連呼)たちが止めるのも聞かず地獄部屋へと向かいます。彼には行かなければならない理由があった。。。九条かおりさんが親分の留守を預かるカッコイイ姐さんでした。

 舞踊ショーでは良太郎座長、女形「愛のうた」立ち「でくの棒」の他伸吾さんとの相舞踊「梅川」などなど魅力をたっぷりご披露。
 ラストショーは「恋曼荼羅」でした。

 画像は、良太郎座長、三條千尋さん、日本正美さん。「東京宵待草」でした。
 

劇団京弥・20090403

2009-04-11 19:42:33 | お芝居
 浅草木馬館、4月公演は白富士一馬座長、劇団白富士改め「劇団京弥」です。木馬館にのるのは5年ぶりとのことですが、私は初観劇。雑誌のグラビアでは見ていて一度実際に見てみたいと思っていた劇団です。

 一馬座長、弟さんの白富士健太副座長、末の弟さんの白富士龍太若座長、それぞれ持ち味を活かしています。劇団員の皆さん、若いけどお芝居も舞踊も上手です。そしてお母さんの胡蝶つき子さんが全体を締めています。

 お外題は「関の弥太っぺ」でした。初観劇に偶然にも定番のいいお芝居にあたってラッキーでした。どうも定番のお芝居にはツッコミを入れたくなりますが、一馬座長の弥太郎、胡蝶つき子さんの祖母役がひかり、胸にじんときます。

 ラストショーは「むらさき」と題うってのファンタジックなショーでした。
 画像はラストショーの一馬座長です。