芝居小屋 by aldis

劇団の画像は座長さんの許可を得て掲載しています。無断転載、加工はお断りいたします。

伍代劇団・20090928

2009-09-29 16:19:53 | 伍代劇団
 伍代劇団もいよいよ9月28日昼の部で千秋楽、東京公演も終わりです。伍代孝雄座長「今度、いつ帰ってこられるかわかりませン。2年後か3年後か、もしかしたら・・・」とさみしそうな言葉。客席からは「早く帰ってきて~」という声が。

 お外題は「次郎長外伝 裸道中」でした。伍代座長、貧しい暮らしで汚い着物にヘン顔メーク。お芝居は面白いのですが、やはり座長はカッコイイ渡世人とか粋な姐さん役を見たい。。。
 瑞穂さんや、一也さんとのやりとりも笑えました。

 ミニショーのラストには座長のブラジル音頭がありました。最後にこれが見られたのはよかったです。

 画像はラストショーの1つ前、瑞穂さん、一也さんの後、スモークがたかれて座長が登場です。ちょっとイメージのちがう鬘ですがこういうんのもアリですネ。

 

伍代劇団・20090924

2009-09-26 15:32:15 | 伍代劇団
 前回の観劇から、もう千秋楽まで見に行けないかと思っていたのですが、どうやら仕事の段取りもついて十条篠原演芸場に足を運びました。

 お外題は「大阪キハチ」。木馬館でも見たお芝居です。でもまあいいか。メイク、アドリブ、ちょっとずつ変わっててそれも楽しい。目の見えなくなったキハチ役の一也さん、篠原演芸場の花道から退場しようとするのに、源太役の座長、一也さんの体をくるくるまわしてしまいます。方向感覚も平衡感覚も狂わされた一也さん、花道から落ちないかとドキドキでしたが懸命に杖をたよりに頑張って退場。

 そしてこの日は女形大会。でも、、、皆さん個人舞踊では1回ずつだった。。。ちょっと寂しい。

 ラストショーは皆さん芸者姿で「湯の花KOUTA」です。
画像はラストショーでの座長を真ん中に、五代一也さん(左)と五代瑞穂さん(右)です。

劇団九州男・20090922

2009-09-23 16:56:27 | 劇団九州男
 さて、大阪最後の日。劇団九州男昼の部に行きました。前日、近くのホテルに泊まったので早くに劇場に行って若い番号の整理券をゲット。以前、ホテルですることもなく時間をつぶして某劇場に行ったらすでに大勢並んでいたことの反省で、チェッゥアウト前に行きました。大正解。だって、この日も予約でいっぱいで後ろのドアまで開けて補助椅子がでていたのですから。

 お外題は「男の子守唄」。子役で良太郎座長が新歌舞伎座で共演したゴトウサトルくんがゲスト。可愛くてわずか7歳にして達者な演技、恐るベシ。。。良太郎座長の子供を愛する気持ち、妻をいたわる気持ちに涙を誘われます。

 ラストショーは「四強の龍」。大蛇の動きがスゴイ。それにカッコよく立ち向かう良太郎座長、お疲れ様でした。
 画像は、良太郎座長「Ti‐amo」です。

 


劇団飛翔・20090920

2009-09-23 16:28:13 | 劇団飛翔
 大阪2日目は、梅南座夜の部に行きました。恋瀬川翔炎座長、劇団飛翔です。浅草大勝館が閉鎖されてから、劇団飛翔とはご無沙汰。大阪にのっていてよかった。

 梅南座は初めて。小じんまりした劇場です。話に聞いていた想像していたよりはずっと綺麗な劇場でした。名物「おでん」は食べなかった。残念。ただ、舞台が狭いのが難点、それにライトも暗く、写真がいまいち綺麗に撮れなかった。。。それでも久しぶりの翔炎座長は相変わらずステキ。

 お芝居は「白痴の妹殺し」。このお芝居、以前に他の劇団で見たときは継子イジメが強調されて暗い気持ちになったんだけど、今回は兄役の翔炎座長の可哀そうな妹を思う気持ちがよく表れていたし、継子を虐待し病気の夫をほっておいて間男する継母へのお咎めも示唆されていて前のほど後味は悪くありませんでした。

 ラストショーは高田馬場。翔炎座長と翔馬クン(ノリ屋のバアサン)の絡みが楽しかったです。
 画像は翔炎座長「なごり雪」です。

 大入り(トリプル?もっと?)御礼で劇場のマダムが大うちわを持って登場。なんか有名らしい。。。バッグを20人にプレゼントということでじゃんけんをしたけどあえなく敗退。敗者復活戦でもアウト。ワタシはこういうのはビンゴでも福引でもダメなんだ・・・イイノサ。。。

劇団九州男・20090919

2009-09-23 16:05:30 | 劇団九州男
 やって来ました、大阪朝日劇場。大川良太郎座長劇団九州男の公演です。今年も楽しい大阪出張、しかも5連休。その代り、仕事も2日しました。

 まずは、19日、夜の部の観劇です。新幹線で十分昼公演に間に合うようについたのですが、、、なんと、、、予想通り超満員。昼夜とも予約席はいっぱい。どっちにしても補助椅子になるという。それならば夜の部の少しでも見やすい席にと考えました。夜の部ももう先客が並んでる。。。でも、まだ大丈夫そう。
 大阪マダムは皆親切、どこら辺が楽か教えてくれた。。。話もはずんで待ち時間もそれほど苦にならない。

 お外題は「愛しき妻」。大雪が降るというのでミニショー、舞踊ショー、お芝居という構成。「拝領妻始末」を脚色したものです。ストーリーは書きませんがちょっとだけ。幸せに暮らしていた相思相愛の夫婦に悲しい結末が・・・。某政治家風に言うなら「感動した!」幕が下りた後も興奮さめやらず、スタンディングオベーションでした。

 ラストショーは「ボンバーガール」。画像はそのラストです。ブリッジしているのは要さん、熱演でした。

 朝日劇場、舞台が広くて照明設備もよくていい劇場ですね。電話予約できないのが辛いところ。
 

伍代劇団・20090914

2009-09-15 15:01:55 | 伍代劇団
 十条篠原演芸場9月公演は8月の木馬館に続いて、伍代劇団の公演です。この日も仕事帰りに十条で途中下車して観劇に行きました。鞄には仕事道具の他に一眼レフを詰め込んで、重いけれどなんのその。(仕事道具はなるたけ減らしました。。)

 お外題は「国定忠治」ご存じ山形屋の場面です。ちょっと訛った忠治(伍代孝雄座長)、一転して、カッコよく立ち廻り。ウーン、いいですねえ。

 画像は伍代孝雄座長女形「恋桜」。
 ラストショーは、「黒田武士」でした。伍代座長の袴姿、これまた実に男らしい。

 篠原演芸場、この日もちょっと延長して終演が9時半過ぎになりました。帰ると11時近くて翌日が少しばかりつらいけど、でも、たぶん、また行くのだろうな。。。

たつみ演劇BOX・20090912

2009-09-15 14:43:54 | たつみ演劇BOX
 浅草木馬館、9月公演は小泉たつみ座長、たつみ演劇BOXの公演です。予約開始日からすぐ予約がいっぱいで、この日も2階席からの観劇でした。とはいっても、2階の1番前の列なので一番見やすい席です。

 たつみ演劇BOXは、今回は本森川劇団にいた嵐山瞳太郎さん、紫野京香さん他新人の役者さんが増え、舞台が華やかになりました。小龍さんのお子さんのわかこちゃんも大きくなってときどき舞台に登場。

 お外題は「二人弁天」でした。ダイヤさんが弁天小僧菊之助、たつみ座長がちょっと好色な三島のお殿様です。ダイヤさんの女形のお芝居にあたってラッキー。いつ見ても綺麗です。

 ラストショーは、雪之丞変化でした。座長が雪之丞と闇太郎を早変わり。あれ闇太郎が小さくなったと思ったらわかこちゃんです。
 画像は、たつみ座長とダイヤさんの相舞踊、曲名は?です。

真芸座・20090906

2009-09-09 18:00:20 | お芝居
 広島は清水劇場、初めて行ってきました。ようやく広島に出張することができたので、1日早く行って夜の部を観劇。
 片岡梅之助座長と哀川昇座長率いる真芸座合同公演です。

 清水劇場はもとは映画館だったのでしょうか。最前列と舞台とちょと間があいていて舞台の高さもちょうどよく見やすい劇場でした。ロビーも広く、座席にドリンクホルダーや前の座席の背にフックがあるのも嬉しい。

 哀川昇座長はどこかの劇団にゲストだったときに1度拝見。梅之助座長は初観劇です。昇座長、相変わらず(ますます)色っぽい。梅之助座長はすっきりとした立ち。この劇団も皆さん上手です。
 お外題は「赤尾の林蔵」。劇団によって、血糊をたくさん使ったり、これでもかというほど立ち廻りをしたりするのですが、今回の林蔵はわりとあっさりめでした。

 舞踊ショーでは、テレビの大衆演劇子役特集に出た哀川紫瞳クン、テレビ出演時と同じ「ヤットン節」を踊ってくれました。たしか10歳か11歳。達者な踊りでまたまた5、6年後の楽しみがふえました。

 画像はラストショーでの両座長。女形、昇座長、立ち、梅之助座長です。