芝居小屋 by aldis

劇団の画像は座長さんの許可を得て掲載しています。無断転載、加工はお断りいたします。

新演美座・20080728

2008-07-31 12:30:04 | お芝居
 十条篠原演芸場、7月後半は、旗丈司座長、二代目小林志津華座長の「新演美座」公演です。この劇団も、座長さん方は他の劇団にゲスト出演されたときに拝見したことはあるのですが劇団観劇としては初めてです。

 今回も梅乃井劇団からけん字座長、みきちゃん他がいらしてます。そしてこの日は劇団颯の颯馬一気座長、劇団虎の林友廣座長がゲストでした。

 お外題は「隠密剣士 愛染地獄」でした。林友廣座長の存在感と迫力はさすがです。友廣座長が手柄を一人占めしようとして討たれた志津華座長。その志津華座長を忘れられない妻(深水つかささん)。友廣座長とつかささんのやりとりがちょっと笑えました。

 画像は志津華座長、曲名は??。志津華座長は立ちも女形もよいです。ゲストの一気座長、友廣座長との相舞踊もあり、ラストは三座長での舞踊で見ごたえがありました。

劇団花吹雪・20080724

2008-07-26 16:51:00 | 劇団花吹雪
 またまた三吉演芸場夜の部、劇団花吹雪を見に行きました。三吉演芸場は当日の席の予約はできないのですが、前のほうの真ん中あたりの席がとれてよかった。でも、なんでダメなんだろう・・・

 お外題は「安太郎時雨」でした。親分(春日隆さん)の後妻のおまきが小桜恵さん、おまきが「いい仲になっちまった」若いモン(ヨシマツ)が小桜真さん。おまきにそそのかされて親分を亡きものにして賭場とお嬢さん(小桜京さん)を手に入れようとする貸元が寿美英二座長、その用心棒の先生が小桜梁さん。そして、安太郎が桜京之介座長でした。あらら、春之丞座長は・・と思っていたら、安太郎の弟分の紋次でした!!こういう字でいいのかな??

 いやあ、びっくりしました。今まで春之丞座長のお芝居は主役の「イイ役」しか見たことがなかったので。
 前から春之丞座長の三枚目を見たいとは思っていたのですが、ここまでやるとは。。。。。

 京之介座長、京さんもモンジに背を向けてせりふを言ったり、たもとで口元をおおったり。「兄貴の言うことはハイハイって聞いといて好きなようにすればイインだよ」という言葉もとびだし、これには京之介座長も苦笑。さらに気の毒なのはおまきに殺されたヨシマツ役の真さん。死体になっているのに落ち着いて死んでいられません。

 春之丞座長も三枚目を演る、ということがわかってよかった。たぶん、この役って演っていて気持ちいいだろうなあ。。。

 ラストショーは「新ソーラン」でした。若さいっぱい、元気いっぱい。画像は、小桜恵さんと小桜顕さんです。

劇団花吹雪・20080718

2008-07-25 20:40:14 | 劇団花吹雪
 三吉演芸場、夜の部です。横浜駅の乗り換えもすこーしわかってきました。

 この日のお外題は「夕暮祭囃子」でした。初めて見るお芝居です。手代の佐吉(小桜真さん)は奉公先のご主人に認められて後継ぎにと望まれていますが、お店を自分のものにしようとしている番頭(桜京之介座長)はそれが面白くない。集金にいった佐吉に思わぬ災難がふりかかります。寿美英二座長が佐吉が探していた兄さん役、ところがその兄さんは・・・。そして寿美座長を追っていたのが目明しの桜春之丞座長。 番頭さんが佐吉にあれこれ難くせをつけますが、真さん、それを頑張って返していました。

 ラストショーは「お伝地獄」。春之丞座長のお伝、戸板返りや肩のりなど、すごい動きでした。

 画像は、小桜愛さんと小春かおりさんの相舞踊「浪花恋しぐれ」です。かおりさんが春団治、愛さんがお浜です。お浜が春団治につくしているのに春団治はちょっと迷惑そう。このあと客席にまで逃げてきてそれを追う愛さん。でも最後は仲良くキメました。

劇団花吹雪・20080712

2008-07-14 19:03:26 | 劇団花吹雪
 劇団花吹雪7月公演は、横浜三吉演芸場です。三吉演芸場行きは初めてです。家からはそんなに遠くないんだけど、横浜駅がわかりにくい・・・。でも、1度覚えれば大丈夫かな。。。

 三吉演芸場もきれいでロビーもゆったりしています。トイレが広いのもありがたい。

 この日はお芝居とショーの二部構成でした。
お外題は「刺青丁半」。桜春之丞座長と小春かおりさんが夫婦役。熱演です。

 そして、この日も「五人花魁」が見られました。

 画像は、舞踊ショーのトップでの、小桜真さんと小桜京さん。お二人とも関東にくる度にお芝居も踊りも一段と上手になっていて毎回楽しみです。今回は特に小桜京さんが、動きもしなやかさやパワーが加わり、表情も豊かになっています。
画像では、顔が半分隠れてしまったのが残念。 

 

里見劇団進明座・20080708

2008-07-12 22:24:38 | お芝居
 7月の浅草木馬館は、里見要次郎座長、里見劇団進明座です。
 この劇団は、ずぅっと前に大阪で一度観劇しました。

 この日のお外題は「赤襷助っ人仁義」。

 里見要次郎座長は、お芝居や舞踊、歌、さすが貫禄がありますが、お芝居でギャグや流行語が飛び出してくるのはちょっと。。。

 写真撮影は全面的に禁止です。何回もアナウンスがありました。というわけで、今回は画像なし、です。

劇団颯・20080704

2008-07-06 12:39:13 | お芝居
 7月十条篠原演芸場、前半の公演は颯馬一気(そうまかずき)座長率いる劇団颯(はやて)です。5月の座長大会のときに颯馬一気座長は拝見しましたが、劇団としては初観劇です。梅乃井けん字座長も劇団の方と友情出演です。

 お外題は「殺陣師一代」。新國劇沢田正二郎座長が颯まさきさん、殺陣師段平が颯馬一気座長でした。段平の娘役が、梅乃井みきちゃん。上手な子役さんということは聞いていたのですが、ラスト、段平がもうあぶないところでは本当に目にひかるものが。。。

 子役といえば、みきちゃんの他にも、颯一馬くん、颯馬イットくん(?ごめんなさい、よく聞き取れなかったの)踊り、上手でした。これから楽しみ。6歳のギャング小力くんもお引きでの女形、頑張っていました。

 ラストショーは「梅川忠兵衛、地獄の道行」。使っている音楽は誰のかわからなかったけど、御用金の封印をきり心中を決意するところから新口村で追っ手にかかるところまで。忠兵衛(一気座長)梅川(まさきさん)、綺麗でした。画像もその中の一場面、追っ手に囲まれているところです。
 

劇団花吹雪・20080629

2008-07-02 18:51:17 | 劇団花吹雪
 とうとう、劇団花吹雪の東京公演も千秋楽。でも今日からは横浜の三吉演芸場での公演です。まだ、見にいける機会があります。。。。

 千秋楽のこの日は、お芝居から始まりました。お外題は「富籤千両箱」。寿美座長、京之介座長、最後に三枚目でないお芝居見られました。

 ラストショーは「花の慶次」。前田慶次は、隆慶一郎さんの小説「一夢庵風流記」(これでは前田慶次郎ですが)でその生き方、男らしさ、やさしさに惹かれ、その後原哲夫さん画のマンガがあると知り、10巻全部買い揃え大事にしています。ときどき読み返しては、男同士の友情を羨ましく思い、慶次の愛馬「松風」のような馬がいたらいいななどと妄想に走っています。

 もしかして、ミニお芝居形式のラストショーかなと勝手に楽しみにしていたのですが、傾き者をイメージした着物での舞踊ショーでした。まあ、いろんな問題もあるだろうし、何をメインにするかも難しいし、それはそれでよしとしましょう。

 幕が下りた後もアンコールの声に答えてくれて、「お祭り忍者」「アゲアゲ--」など衣装の早代わりで4回も楽しませてくれました。皆さんノリノリでとてもいい心からの笑顔。

 画像はそのアンコールの中での一場面です。桜春之丞座長と真さん、京さん。