久しぶりに、横浜三吉演芸場5月公演「南條隆とスーパー兄弟」を見に行った。龍美麗座長と南條影虎座長になってから、もう5周年とのこと。2人とも、もう堂々とした立派な座長だ。
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この日のお外題は長谷川伸の名作「沓掛時次郎」。時次郎が美麗座長、影虎座長は六ツ田の三蔵。三蔵は早くに殺されてしまうので、影虎座長の出番が前半の早いうちに終わってしまったのが残念だった。
長谷川伸さんのお芝居はイイねぇ。こういうお芝居をじっくり見せてくれるのがこの劇団のいいところ。
おきぬは大路にしきさんだった。これが実によかった。大路にしきさんは両座長のお母さんなのに時次郎と夫婦同然に旅をしていても全く違和感がない。おきぬが病に伏している宿の老夫婦、お婆さん役のほうが若い女優さんだけどここでのやりとりも不自然でない。「時さん・・・」とせつなくはかなげに呼ぶさまは、いじらしかった。。。。
この日のラストショーはソーラン。一転して華やかな力強いショーを堪能した。