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芝居小屋 by aldis

劇団の画像は座長さんの許可を得て掲載しています。無断転載、加工はお断りいたします。

劇団颯・20091205

2009-12-08 16:20:57 | お芝居
 浅草木馬館12月公演は、初乗りの劇団颯、颯馬一気座長です。劇団颯は、昨年十条篠原演芸場で初観劇。でも、このときは半月公演だったので、たしか1回しか観劇できなかった。それでも、皆さん印象に残ってます。5日土曜日の夜の部に行きました。

 この日から1週間若水照代さんがゲスト。
 お外題は「命の舞扇」でした。江戸でナンバー1の舞の名手(一気座長)。茶屋の娘と恋仲になったが、その娘はある親分(若水照代さん)の妾。3年間の所ばらいと舞を差し止められました。そして月日は流れ、思いがけない結末が。。。
 
 若水照代さん、劇団虎の林友廣座長の母上だしお身体も悪くされてたという話も聞いていたので失礼ながらゲストといってもお芝居は出られるとしても押さえにちょこっとだと思っていました。ところがなんのなんの。親分役で声はよく通るし、長科白の滑舌もよく、そして舞踊でも軽く綺麗な身のこなし。さすがキャリアを感じました。

 この劇団、一気座長はじめ、颯まさきさん、花形颯馬京一郎さん、妃咲リョウさん皆さん踊りが安心して見ていられます。そして、子役さんたちは1年見ないと成長がスゴイ。

 ラストは「ヤクザ祭り」でした。
 画像はミニショーのラスト、一気座長とまさきさんの相舞踊「二人で竜馬をやろうじゃないか」です。

 

葵劇団・091023

2009-10-25 19:13:48 | お芝居
 横浜三吉演芸場夜の部、葵劇団の公演に行きました。葵一門の葵好次郎総帥と劇団鯱、葵政次座長と劇団輝、葵たけし座長です。

 葵劇団は、浅草大勝館がなくなってから見る機会がありません。といっても今まで1回しか見てないんだけど。今回の公演は三花れいさんもゲストです。

 そして、この日は劇団九州男から大川良太郎座長がゲスト。昼の部は貸し切り公演とあって、一般は夜の部のみです。指定席は早くからいっぱい。自由席もなんと、早い方は朝から来て並んでいたそうな。。。
 ワタシは開場の5時くらいに着いたんだけど、自由席の後ろの方しか取れなかった。舞台までちと遠かった。。。
 さすが良太郎座長、客席はライブハウスのノリ、全然関係ないんだけど葵劇団の皆サンに申し訳ない感じ。

 葵劇団、皆さんお芝居も舞踊も丁寧です。お外題は「身代わりやくざの子守唄」。子役ちゃん(名前わからない。。)まだ4、5歳だと思うんだけど上手。涙を誘われてしまいます。

 子役ちゃんといえば、子役ちゃん3人での舞踊もあったけど、トンボを切ったり見得を切ったりこれまたスゴかった。良太郎座長に負けない拍手喝采でした。

 劇団を変わられてから見る機会がなかった三花れいさん、この女優さんの立ちはイイですねぇ。

 特別ゲストの大川良太郎座長、舞踊ショーのみでしたが女形、立ち、それにダンス系と3曲も踊られた。女形はドレスみたいなゴージャスな着物にキラキラの簪、立ちは袴踊りで私の好きな田原坂。ダンス系のときはノッてましたねぇ。。。

 画像は政次座長とたけし座長の相舞踊です。

座KANSAI・20091004

2009-10-06 10:55:57 | お芝居
 浅草木馬館10月公演は、初乗りの「座KANSAI」金沢つよし座長です。

 木馬館初乗りとあって、私も初観劇。昼の部に行ってきました。席の予約はしてなかったので、日曜日でもあるしヒマだったのでちょっと早めに、といっても開場すぐぐらいに行ってみました。そうしたら、もう前のほうの席はほとんど埋まってる。ラッキーなことに前から2列目にすわれました。よかった。

 お外題は「故郷の垣根」。オッカサンに会いたい、自分が死んだらせめて骨だけでもオッカサンに抱いて貰いたいと言って亡くなった弟の遺骨を持って母親の元へ訪ねてきた兄(つよし座長)。再婚した母親からは冷たく扱われます。そんな冷たい母親はもう親でも子でもないと思いながらも弟の最後の声が。。。ここがフラッシュバックになる演出で兄の自分でも母に会いたいという気持ちがうまく表現されていました。

 木馬館初めてということで、座長はじめ皆さん一生懸命な気持ちがよく伝わってきます。太夫元の鶴浩二さん、失礼ながらかなりのご年配だと思うんですが声量のある歌声やお芝居の滑舌のよさにびっくり。さすがです。

 ミニショーのラストが「花の慶次」。ラストショーが「鬼太鼓」でした。
 画像のアップはお断りされたので、代わりに雷門の大提灯を。。

真芸座・20090906

2009-09-09 18:00:20 | お芝居
 広島は清水劇場、初めて行ってきました。ようやく広島に出張することができたので、1日早く行って夜の部を観劇。
 片岡梅之助座長と哀川昇座長率いる真芸座合同公演です。

 清水劇場はもとは映画館だったのでしょうか。最前列と舞台とちょと間があいていて舞台の高さもちょうどよく見やすい劇場でした。ロビーも広く、座席にドリンクホルダーや前の座席の背にフックがあるのも嬉しい。

 哀川昇座長はどこかの劇団にゲストだったときに1度拝見。梅之助座長は初観劇です。昇座長、相変わらず(ますます)色っぽい。梅之助座長はすっきりとした立ち。この劇団も皆さん上手です。
 お外題は「赤尾の林蔵」。劇団によって、血糊をたくさん使ったり、これでもかというほど立ち廻りをしたりするのですが、今回の林蔵はわりとあっさりめでした。

 舞踊ショーでは、テレビの大衆演劇子役特集に出た哀川紫瞳クン、テレビ出演時と同じ「ヤットン節」を踊ってくれました。たしか10歳か11歳。達者な踊りでまたまた5、6年後の楽しみがふえました。

 画像はラストショーでの両座長。女形、昇座長、立ち、梅之助座長です。

 
 

市川おもちゃ劇団・20090510

2009-05-17 09:35:25 | お芝居
 5月の10、11日と大阪に行く用事ができました。仕事よりどこにホテルをとってどの劇団を見ようかとそのスケジュール調整が忙しかったです。時間の関係で5時から夜の部が始まる劇場は無理でかつ仕事場に近いところということで、今回は尼崎の天満座に行くことにしました。
  天満座は駅からも近く劇場内もわりとゆったりとしています。一番前にすわりましたが、そこでも舞台が低く足をのばせる距離もあるので見やすかったです。

 天満座5月公演は、市川おもちゃ劇団です。何をかくそう、私が一番最初に大衆演劇を見たのが、この劇団でした。それからが、観劇とバラの日々の始まりです。ずっと見ない間に、ベビーななみちゃんはもう3歳になり、可愛かったやんちゃさんも凛々しくそして綺麗になりました・・・うーん月日は早い。。。

 お外題は「酒に惚れられた男」。おもちゃ座長が二役演じ、後の役では気の弱い三下がお酒を飲むと変貌し威勢のいい啖呵を切るのをカッコヨク演じわけていました。

 画像はラストショーの「鬼の舞」です。おもちゃ座長、鬼の化身です。立ち廻りも迫力ありました。
 そしてこの日は母の日。送り出しのときにカーネーションのプレゼントがありました。

劇団京弥・20090424

2009-04-28 15:36:23 | お芝居
 この日は浅草木馬館夜の部、劇団京弥です。後半から、劇団蝶々の中野弘次郎座長はじめ、中野だん丸さん、中野ジンさん方がゲストで出演されています。

 お外題は「白磯銀次」。漢字は勝手にあてています。十手を預かる弘次郎座長は鳥目を病んでいました。借金や医者代のためにもお金がほしい。そこへ百両といった懸賞金のかかったお尋ね者の白磯の銀次(一馬座長)が現われたらしいとの噂。ところが、弘次郎座長が小さいときに行方不明になった弟の名も銀次だった。。。
 銀次は変装が得意。兄弟である弘次郎座長の家に現れた銀次はすっきりとした女形で。一馬座長きれいです。互いに相手を知りつつも他人を装って身の上話をするくだり、胸がイタくなります。弟を見逃したいという兄の思いと捕えるのなら兄の手でという気持ちと。。。

 画像はラストショー、特選舞踊「夜叉の舞」です。中央が一馬座長、その前が健太副座長です。迫力ありました。

竜小太郎・20090411

2009-04-19 12:32:20 | お芝居
 竜小太郎華舞台、池袋サンシャイン劇場でした。池袋サンシャイン劇場、初めてです。中央通路より後ろで舞台までちょっと遠かったのですが、前の席との段差がわりとあって見やすい席でした。

 口上、素踊り(島崎藤村の歌曲で)、そしてお芝居は「弥太郎笠」でした。構成演出はさすがに凝ってます。

 第4部が竜小太郎さんの舞踊ショー「月に舞い、風に歌う男伊達、夢女形」と題して女形、立ちとも早変わりでたっぷり見せてくれました。

劇団京弥・20090403

2009-04-11 19:42:33 | お芝居
 浅草木馬館、4月公演は白富士一馬座長、劇団白富士改め「劇団京弥」です。木馬館にのるのは5年ぶりとのことですが、私は初観劇。雑誌のグラビアでは見ていて一度実際に見てみたいと思っていた劇団です。

 一馬座長、弟さんの白富士健太副座長、末の弟さんの白富士龍太若座長、それぞれ持ち味を活かしています。劇団員の皆さん、若いけどお芝居も舞踊も上手です。そしてお母さんの胡蝶つき子さんが全体を締めています。

 お外題は「関の弥太っぺ」でした。初観劇に偶然にも定番のいいお芝居にあたってラッキーでした。どうも定番のお芝居にはツッコミを入れたくなりますが、一馬座長の弥太郎、胡蝶つき子さんの祖母役がひかり、胸にじんときます。

 ラストショーは「むらさき」と題うってのファンタジックなショーでした。
 画像はラストショーの一馬座長です。

 
 

劇団蝶々・20080922

2008-09-26 19:51:49 | お芝居
 大阪出張中1日おいて、この日は浪花クラブ中野弘次郎座長「劇団蝶々」を観劇しました。この劇団も劇場もお初です。

 浪花クラブもレトロな芝居小屋です。トイレに行く通路の脇、ちょうど舞台の袖の下あたりが楽屋入口のようでたくさんの履物があってちらっと鬘のケースが見えていたのがなんか味のある感じです。

 お外題は「千鳥が浜の決闘」。手代の中野だん丸さん、お嬢さんの婿となってお店の跡取りにと望まれますが悪い兄さん(中野弘次郎座長)のため、縁談は破談となりお店も暇を出されます。ゆくところなく在所に戻ったところ堵場荒らしした兄さんの代わりに一家の者に連れて行かれます。そして・・・・。
 だん丸さんの父親役が副座長の中野加津也さん、すっきりした二枚目が売りなのに老けメークで登場して「ナンでこんな役やらなくてはならないんだ」とひとりごと。弘次郎座長、憎めない兄さん役でした。
 
 この劇団も、弘次郎座長、弟さんの加津也副座長はじめ、役者さんがそろっていて楽しめました。

 ラストショーは「男の火祭り ほのお」でした。画像はラストショーの弘次郎座長と加津也副座長です。写真が今回はイマイチで実際はお二人とももっと素敵です。

劇団紀伊国屋・20080920

2008-09-25 17:53:14 | お芝居
 今年も楽しい大阪出張!!今回は大阪の劇場2つを回るスケジュールを組みました。仕事の段取りより、どうやったら効率よくどの劇場を回れるかなんてことばかり考えていました。。。

 まずは、オーエス劇場で「劇団紀伊国屋」夜の部を観劇。劇団紀伊国屋、紀伊国屋章太郎総帥に澤村慎太郎座長です。この劇団も初観劇。オーエス劇場も初めてです。オーエス劇場もレトロな芝居小屋です。上にタンクがあって、紐を引っ張ると水が流れるトイレがまだありました。なんたって知らない人の方が多いんだろうなあ・・・。でもわりと見やすい劇場です。 

 お外題は「おしどり道中」。病に臥している娘を助けるため、某一家の親分を殺めた慎太郎座長、老いた母親の元に帰りますが、家を飛び出してヤクザになった息子は自分の子供ではないと母親は親子の名乗りを拒否します。そこへ親の仇と一家の跡目たちが・・・親分を殺めたといってもその真相は、そして命を助けてもらった娘もあとを追ってきて。。。章太郎総帥のお母様の富士美智子さん、達者な母親役を好演でした。

 ラストショーは「あの娘たずねて」でした。
 画像は、澤村慎太郎座長、曲名は??です。