Making a move

冷静になってみれば、自分の考えの、歪んでいるところも、正当に思える部分も、ちゃんと見えてくる。

冷静になってみれば。

なるまでが、むずかしい。
ちゃんと、むずかしいってことが認識できれば、ワンステップfurther from the start. ちゃんと進んでる。

ズレを補正すること。
１ｃｍずつ。

そういうのが、たのしい。
たのしいってことに気づけばalready on the way.
ずいぶん、生きやすくなる。

今までの私は、自分のクセを矯正することは、個性を失うことだと思っていて、変わることを怖れていた。
なんでもこわがってばかりなんだ。

変わることは自分じゃなくなることではない、ってことに気づくまでには随分、時間がかかった。

以前からの考えを変えるとなると、口で前とちがうことを言ってみるのはそれほど難しくないけど、根本から心を変えるのは、時間がかかるし、むずかしい。

だから、人の気持ちは、口で言っても変えられないし。
その人が気づくまで、だまって待ってるしかないね。

‘わたしも時間がかかったから、あなたもあなたの時間をかけてね’って思ったりしながら。

時間は偉大だなぁ。
わたしたちをどこへでも連れて行ってしまう。

時間の経過を受けたわたしたちは、もう元のわたしたちではない。
変化を拒んでいても、どうしたって体は老化するし、部屋には気がつけば埃がたまっているだろう。

そうやって、消極的に時間の流れの影響を受けていくのは、自分の意に反していたりするので、つらいものだ。

それならば、自分から変わってやれ！ってこと。
自分が意思の発動体になれ、ってこと。

そんなの、多分、多くの人には当たり前だろうと思うけど（特にバリバリのビジネスマンの人とか）、わたしは小学生の頃は自分の自由意志を認めないっていう思考実験をやっていたくらいだから、ここまで来るのに随分かかりました。手間も、時間も。

これで、すこし前が見えます。
よかったです。