麒麟 英会話
なんだ。
わたし。
学者より、英語教師が向いてるんだ。
こんな明確なこと、どうして気づかないフリしてこれたんだろう?
10年も。
語学が、特に英語が、好きなのはそういえばもう幼稚園の頃からだし、教師というのも向いているみたいだ。
人がこわいと思っていた20代は、体調不良が続いていたせい。
人、特に年下の人達なんて、かわいくてしょうがない。
10代の頃、わたしのこと知ってたほぼ全員が、私は英語が大好きという認識だったと思うし、いまでも語学学習をすると心が安らぐんだ。
どうして、それじゃ、だめだと思ったんだろう?
10年前に。
よし。
英語力みがこう。
やっぱり、そこだ。
それで、食べて行こう。
いますでに、それで食べかけているのだし。
そういえば、何年も研究は遅々として進まないのに、英語関係の仕事はわりとすんなり決まるし、失敗したと思っても意外と次の声がかかるし、なによりやっててたのしいんだ。
うわぁ。
自己認識の歪みって、本当にこわい。
語学を逃げだと思っていた。
語学より言語学の方が偉いと思ってた。
教師より研究者の方が偉いと思ってた。
自分は貴重な仕事をしないといけないと思っていた。
アホ、アホ、アホ。
なんだか、とっても、頭がすっきり。
心もからだも、すっきり。
ウハハ。
ウハ、ウハ。
ちなみに、だれにも言われたことないけど、自分は麒麟の川島明さんと顔が似ていると思う。
特に顔の上半身。
黒目の小さい奥二重。
・・・だれかに言いたくてしょうがなかったので、言ってみました。