噴水でキス

2013-06-21 18:28:20 | 音楽

男の人生を振り回すファムファタール(直訳は「運命の女性」とか「宿命の女性」とかですかね。「悪女」って訳されることが多い)のイメージは、『大いなる遺産』のエステラのイメージ。

Great Expectations -- Fountain drinking scene (extended, 1998)

原作は、ディケンズで、えっとディケンズってヴィクトリア朝の時代ですっけ、なんですけど、これは舞台を現代に移した1998年制作の映画です。

当時、子役の女の子が超絶美少女だな、と思って、大人になったらグウィネス・パルトローになるってちょっと劣化してない?とか思ってたんですが(グウィニーの顔が子供の頃苦手だった)、今見ると、女の子はファムファタール感が少ないですね、健康的な感じがしてしまう。

グウィネスはさすがに悪女を演じきってますね。

ミス・ハビシャム(映画では違う名前だったかな?)役のアン・バンクロフトが強烈でしたが。

こういう、なんていうか、デカダンス的な?、雰囲気、あこがれました。

 

しかし、自分の話をすると、中学生のころとか、美少女であるところの友人に振り回されていた気がする。

というか、振り回されたい願望があって、そういうふうにふるまっていたのだと思う。

山田詠美の「蝶々の纏足」みたいな感じ。

主人公の女の子が美少女の友人に支配的にふるまわれて、ほかの人間関係ー彼氏ができたりとかーを形成することでそこから抜け出すんだけど、あとになって彼女が自分に執着していた/淡い恋心を抱いていたというようなことがわかる、って話。

あるいはフランス映画の『ウォーターリリー』とか。(日本語のタイトル思い出せない。)

あれは、美少女に恋した女の子の成長物語。

美少女の方は成長しないの。

そういう話だった。

 

でも、むかしすごく美しいと思ったものが、いま見ると子供っぽく見えたりするしなぁ。

そして、克服したと思うの。

敗北感を。

劣等感を。

あこがれを。

むかし美少女だった友達より、いまは自分の方がきれいになっていたり。

そういうことをけして口に出さずに、でもどこかでほっとして。

 

そういうことで自尊心を保つなんて。

なんて小市民。

なんて、ちっぽけ。

 

でも、だれがなににこだわってるかなんてわからないからなぁ。

いくつになっても。

 

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ジェンダーバイアス

2013-06-21 17:07:39 | 音楽

Dido - Hunter

男性が歌うポップソングは恋のせつなさを歌ったものが好きだけど、

女性の歌うポップソングは恋が醒めて「私、自立したいの」って立ち上がる内容の歌が好きだ。

おいかけられたいのかもね。

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趣味合う

2013-06-21 15:20:46 | 音楽

平井堅 FILL ME IN カバー

ケンちゃん・・・!

ほんと、趣味合うわぁ~。

Craig David、私も好き~。

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乙女心

2013-06-21 05:47:06 | 音楽

ひとりよがりにかわいく装ってもしかたないとは思うんだよな。

 

Lily Allen - Smile - Live

リリー・アレン、超かわいい。

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宇多田ヒカル - Goodbye Happiness (Live Ver.)

2013-06-20 11:07:02 | 音楽

宇多田ヒカル - Goodbye Happiness (Live Ver.)

ヒッキーのイノセンスにすくわれる。

 

自分だけ赤ちゃんみたいで、時々つらい。

それを察知する知能だけはあるのが、よけい。

 

ヒッキーは歌の中ではイノセント。

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