黒歴史しかない

2018-12-26 22:55:00 | Weblog

【イケメンオネエ】黒歴史を暴露します。【ゲイ】

ゆうきの容姿コンプレックスが語られている回。

結構、共感。

昔、雨宮まみさんも書いていたけど「『全然いいじゃん』って言われるけど、そこまで酷くないのはわかっている。だけど自分が納得いかない」っていうような心境だよね。

たぶん。

 

私は子供の頃から映画や雑誌で欧米のビジュアル文化に触れることで、日本での典型的な美の基準を気にしないようにしていたかも。

たらこ唇とかだんごっ鼻とか、ビッグリップはセクシーだしボタンノーズはキュートなのよ、みたいな。

まあ実際に欧米に行ったらそれこそまずアジア差別されるに違いないわけだけど。

『クルーレス』のアリシア・シルバーストーンに憧れてベレー帽かぶったりしてたもん。

小学生だか中学生だかの頃。

 

中学生まではわりと人生楽しんでたけど、高校生から宗教一辺倒になって自然派狂いみたいになっていた。

お洒落は高慢や強欲のあらわれだ、みたいな価値観。

それは自分のセクシャリティーの否定のためであったわけだけど。

自分の色を出せばどんどんゲイッシュになっていくことがわかっていてこわかったんだろうなと思う。

ロールモデルがないから。

 

高校生の頃、出家するか学者になるかどっちかだと思っていた。

学者も出家みたいなものだと思っていたけど、ぜんぜん違ったけどね。

尼僧みたいになりたかったのはそれはそのままの意味で男性と暮らしたくないという気持ちのあらわれだったのだろう。

 

今となってはただただ若い頃の自分がかわいそうだ。

別に「いちばんいい時期だったのに」とかいう言葉はきらいでそれを言う気はないけど、人生を、つまり命を、わけのわからないまま無駄に費やしたということだなと思う。

トランスジェンダーの子が性別移行して「人生を取り戻す」って言っているのを聞く時、その子たちほどの苦しみではないけど、一部似た感覚を私も抱いていると思う。

まあシスジェンダーのゲイなんてマイノリティーの中ではマジョリティーなわけだけど。

まあそこに女性というマイノリティー性が加わるしんどさはあるか。

性欲なんてないことになっている、場面によっては意思があるとも思われていないような属性。

 

私も反骨精神だけでやってきたみたいな所がある。

もうさすがに何にでも反動形式的にリアクトするのはやめようよと自分で思うけれど。

大人なのだから。

でも多分まだまだ黙っちゃいられない。

というか大人だからこそ黙っちゃいられないな。

後進のために。

その子たちにさえうるさいBBAだと思われるにしても。

(いや、でも今の若い子はやさしいよね。)

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二丁目は通ったことしかないけど

2018-12-22 17:46:30 | Weblog

【ゲイ】新宿二丁目ってこんなところ!!【ゆる企画】

最近、お気に入りの「イケメンオネエ」ユーチューバー!

 

たつや、うちのお兄ちゃんの子供の頃と似てる。

兄は成長とともにコワモテになっていったけど。

中身は私と違って可愛げのある人。

 

私はふつうにピンクとかは好きだけど、内面的に可愛らしい人かというとそうではないんだよなあ。

見た目迫力があって性格可愛らしい方が、見た目ほんわか風味で性格迫力あるより好ましいと思うんだけど。

まあどっちにしろコントロールできるもんでもないからねえ。

コントロールしろというのをめちゃめちゃ親や宗教に言われてめちゃめちゃがんばって無気力になって何年も何年も社会的に死んでいたのだからなあ。

もうそこには戻れないよなあ。

 

そうそう。

このユーチューバー のたつやくんが「イケメンなのにホゲてて(=言動がオネエっぽくて)もったいない」とコメント欄でよく言われていて、“私も似たとこある!”と思ってしまった。

「しゃべると残念」「可愛げがない」「声が低い」「言う事がきつい」「見た目と違ってぎょっとする」、幼稚園の頃から言われ続けている。

女性バージョンの残念パターンが私。

 

私も見た目通りに扱われてその通りにふるまって違和感を感じなければ、今頃アメリカで世界的企業に務める旦那さんのもとで主婦をしていた可能性もゼロではなかったんだけど(年とるとこういうこと言いたくなるよね。羞恥心がなくなる。 超ダサいこと言えるようになってしまう。おーこわ。)(そういえばその人とうまく行かなかったことがこのブログを始めるきっかけだった。多分人生でいちばん尊敬している男性だな。)、まあ無理だったよね。

(しかもその人は、考えてみれば私のことを私がよく見られるような手懐けやすい古風な女じゃなくて、才女として気に入ってくれていたのに。)

(頭の切れるところもめちゃめちゃやさしいところも見た目がかっこいいところも全部大好きだったのに、肉体的に受け入れられなかった。)

(おれがゲイだから。)

 

(うおー)

 

(首から下が違う...)

 

 

ユーチューバーのゆうきは私と見た目の系統が似ている。

ゆうきは整形してるんだけど、そうそう、この系統で整形したくなる気持ちわかるさ。

なんちゅうか「おしい」んだよね。

ねー。

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人生訓

2018-12-15 19:52:20 | Weblog

人間の大きな不幸というのは、誰にも何にも首根っこを押さえてもらえないことだと思うのね。

制約がなければ力を最大限に発揮できない。

常にコンフォートゾーンを作ったかと思ったら追い出されるマイノリティだからこそ、真実に迫れたりいい作品がつくれたりするんだよね。

まあ立場というのは選べないからしかたない。

 

マイノリティでよかったのかもねという話。

いや、めちゃめちゃ悩み苦しみ抜いてそう言ってるわけだけども。

 

言葉を獲得したかと思えば、すぐに奪われ骨抜きにされ。

うばわれうばわれ。

前へ前へ。

 

自分に見えているものだけがうばわれることのない自分の持ちもの。

母方の祖母がよく「経験だけが力になるっちゃ」と言っていたのと結局同じことを考えている。

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