名づけの行為

2007-10-02 18:35:30 | Weblog
感情に名前をつけるのはむずかしい。

子どもの頃から、厳密性を求めるあまり、自分の内面を言語化することに躊躇してばかりで、人並みに自分の感情をことばにして受け入れるということをやってこなかった。

そのつけが今頃になってまわってきている。


でも、感じ方自体が独特みたいだからなんだけどな。

たとえば、かわいいものを見ると‘ガーンッ’ってショックを受けた感じになる。

あわわわわ…、っていう感じ。


それと最近、気づいたのは私が、かなしいって思うときは、実はけっこういとしさを感じてる時みたいだということ。

こないだ学校で、友だちの自転車を見つけたとき、なんか急にかなしくなってしまった。

でもよく考えてみたら、どうもそれってその友だちが大好きだってことなんじゃないかと思えてきた。

(まぁ、何かにつけて泣きたくなってしまうのは抑うつ傾向の強さのあらわれだとも思われるけど。)


‘かなしい’とか‘せつない’とかいうのが、実は‘いとしい’っていうことだと思ったら、かなしくて切なくてさびしかった世界が、いとしくて穏やかであたたかい世界にちょっとシフトしたような気になった。

どっちでもいいなら、ポジティブな方に捉えていこう。
コメント
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