表層を決定する深層部分

2007-10-01 18:54:04 | Weblog
この半年ほどで、考え方・生活態度がドラスティックに変わった、と感じている。

人生観・世界観が変わった、って言った方がピッタリくるくらいだ。

そうなったのは、専門分野での実験計画をしていく過程がひとつには大きく関わっている。それだけじゃないけど。

そこから言えるのは、ひとつの分野で頭の働かし方がわかると、他のすべての物事に関しても頭の働きがよくなるということ。

(その変化を肯定的にとらえるとして。つまり、それがi.e.理論的に考えることが、理屈っぽくなるだけとネガティブにとらえるのは、ひとまず置いておいて。)

(少なくとも自分にとっては、理屈っぽいとかそういうことじゃない。他の人から見たらどうか、わかんないけど。)

日常生活においても、やっていることは変わらないんだけど、中身が確実に変わっている。

たとえば何か失敗しても冷静にとらえられるようになった。

たぶん、こういうことが大事。

頭を使って考えて気づいたことをもとに、自分の内面と外界との隔たりを少なくしていく努力をしている。

今までは、あまりにも閉鎖的で、それは恐怖心のつよさによるもので、他人と関わらないことで自分を守ってきたような所がある。

それは、周囲の人たちにも、違和感とか不安を与える原因になっていただろう。

しょうがなかったんだけどさ。

社会的態度の個人差って、けっこう表面的なもののようにとらえていたけど、その表面を左右する要因はかなり根深いところにあるようだ、ということにやっと気づいた。

人と自然にかかわっていける素地ができるまでの過程の、長かったことよ。わたしにとって。

社交性って(たとえば、にこやかに挨拶するとか)、その場かぎりのことでない、というのがよくわかった。

この頃わたしに起こった変化は、表面的には微妙に感じられるかどうかってくらいの度合いだと思うけど、そういうふうな変化を起こすにいたった内面の気づき、世界観の変化というのは、本当に大きい。

一時はアイデンティティクライシスに発展したくらいだったし。

なんか、そういう外と内の差にも気づいて、またびっくりしてる。
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