卒寿

今日は祖父の卒寿祝いの為、指導は休み。

卒寿と言えば九十歳だ。
曾祖母は九十五歳の大往生だったので、とことん長寿家系らしい。
千葉の叔父叔母宅で祝いをするのだが、京成線に乗る為ホームに降りると、スカイライナーがちょうど来た。


…旅行から二ヶ月弱。スカイライナーに苦手意識を持つ、あくっまさん。

今日兄はフットサル場から車で行くらしいが、果たして今回は間に合うのだろうか。



手ぶらで来いといわれたが、大人の本音と建前はよくわからないので、巣鴨名物「塩大福」を手土産に、あくっまさんは電車に乗る。

祖父と会うのは一ヶ月ぶりだ。
時々出てくる戦争の思い出を、まとめなくては。祖父母達の戦争話をまとめると夏休みに誓ったが、思いの外進まない。
勉強もクラブ指導で進まない。
全部クラブ指導のせいにしていないか？
そう思いながら、今朝も明日のOG総会用資料を作っていた。


そうしたら、十月からあくっまさんがクラブに関わった日数を数えてみた。
合宿含めて、20日。
勿論最多。
合宿や新歓で2日有休を使っているが、去年の八月に個人戦に連れて行く為にも有休を費やしたので、3日。
12日割り振られる有休の四分の一が、クラブ！


ちなみに二番目は同期Kの14日。




…来月から一切関わるつもりはないが、果たして運営出来るのだろうか？
あくっまさんは畳むのを提案するが、綺麗に終わらせたい先輩方とは、結局折り合わないだろう。
責任感の強すぎる先輩二人が、二年生に振り回されて倒れなければいいが。多少の心配をしつつ、今日は祖父の為に過ごしたいと思う。


何せ長寿であろう、あくっまさん。もう少々柔軟な頭で生きないと、残りの六十年以上が辛そうだ。