マザーヒーリング Moon Serenade

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熊野にて

2008年11月03日 | パワースポット巡り
熊野から帰ってきました。
やはり熊野は私にとって、魂のふるさとでありました。
魂に連れて行かれたというか、導かれていったみたいです。
そして魂がとても喜んでいました。

熊野はこれで3回目。
本宮大社の古い建物
明治22年まであったという跡地・・大斎原(おおゆのはら)は
特に、そこにいるだけで魂が洗われるようでした。
明治22年に熊野川の中洲に建っていた本宮大社が洪水で流失し
今の場所に移されましたので
私の魂が反応するのは、やはり跡地の方なのです。

お天気に恵まれましたので、とても温かく
今はただの原っぱになっている大斎原の木や草は
光が当たって輝いていました。
わずかに祠の様なものが祭ってあるのですが
そこで手を合わせると、祈りの言葉が浮かんできます。
私の頭で考えた言葉ではありません。

泰平の世の中を創るために・・・
などという言葉が浮かぶのです。
たいへい、ってどんな字を書くんだっけ?などと
私の頭が反応します。

そうか、子供もそのお母さんも、みんなが幸せに過ごすために
そしてそれによって世の中・・地球上の全ての人が幸せになるように
ということなのか・・と思って、自分の言葉で祈ってみました。

去年の伊勢神宮では、国家安泰、熊野では泰平の世の中。
神さまはこれをお望みなのね。
翌日もう一度本宮大社でお参りしたら
護摩木があって、そこにお願い事を書いて置いてくるのがあったので
いくつかのお願い事の中から、天下泰平という言葉を見つけ
その言葉を書いてきました。
最初に大斎原で浮かんだ言葉だったから。

そしてかねてよりの念願だった、大好きな「大斎原で瞑想」をしてみた。
ただただ静かで穏やかで幸せだった。

その後、宿の温泉に浸かっている時も
夜中に瞑想している時も
私の今後の方向は、スピリチュアルリーダーを育てる
ということなのだ、と強く感じた。
何故熊野に来たのか、という問いには
何があっても動じないように自分の質を高めるため
という答えが来た。

もっと強くなる必要があるのね。
今までの私は弱かったな、ってしみじみと感じた。
今までの色んなことを思い出した。

よく二日目は、熊野古道を歩いた。
発心門王子から、本宮大社までの約7キロは
3分の1は民家などが並ぶ普通の道。
他が古い森の道。
木々に囲まれた古道の左右の端には、山野草が咲いていた。
今の季節、可愛らしい青紫色の可憐なリンドウ。
密生しているところもあった。
他には、猪が土を掘って、ミミズなどの虫を探した跡もあった。
紀州の民家が並ぶ道はのどかで素晴らしかった。
所々にお年寄りが作っているという、無農薬栽培の梅で作った梅干
お茶、みかんが、無人のお店で売っていた。
お店と言っても小さな箱の様なポストの様なもの。
それを覗くのが楽しかった。

遠くに見える山並みも、畑も、鳥のさえずりも、空気も
全てが素晴らしく、今思うと夢のよう。
森の中の木漏れ日、真っ直ぐに伸びた杉や檜。

その昔、公家や貴族たちが、本宮大社にお参りするために
長い距離を歩いていった。
時には輿や牛馬を使っても、自分の足で歩かないとご利益がないという事から
険しい山道を歩いていったという。

本宮大社まであと少し、というところに伏拝王子があるが
そこでは遠くに本宮大社が見えると
あまりの嬉しさに伏して拝んだという。
分かるような気がする。

2日はまだ時間があったので
交通の難所になる、玉置神社まで行くことにした。
江原さんの本に出ていたところ。
山道を車で1時間クネクネと登っていった。
そこから徒歩で15分歩き、ようやく着いた。
樹齢3000年の杉の木があった。

かな~りマニアックな巡礼三昧の一日だった。

多分続く・・。


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