おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

2018 ヒラリヒラリと舞うオオゴマダラ 4 《福岡市東区アイランド中央公園》

2018年07月12日 06時48分56秒 | 日記

 

外気温が上がるこの季節になると、温室の屋根のパネルも一部空けてある。

熱帯の植生ばかりなので、当然のように湿度は高くなるしばらくすると額に汗が滲んでくる。

温室の入り口付近に置いてある、オオゴマダラの金色のサナギの数も少ない。

熱帯に住む彼らもやはり夏はバテるのか、オオゴマダラの数も幾分少ない。

レンズは曇らなくて済むが、染み出してくる汗を拭きながらオオゴマダラの警戒心を解いていく。

仲良くしよう仲良くしようとテレパシーを送りながら、オオゴマダラがふわりふわりと舞うのをひたすらレンズで追う。

 

 

 


2018 ヒラリヒラリと舞うオオゴマダラ 3 《福岡市東区アイランド中央公園》

2018年07月11日 06時52分17秒 | 日記

 

オオゴマダラは羽化して数カ月、条件が良ければ半年程生きるといわれている。

足もとに咲く花にとまり口吻で蜜を吸っている。

彼がどのくらい生きたかは、美しかった羽根の痛み具合でもよく分かる。

もう高く飛翔することもできないのだろう。足元に咲く花の間を力なさげにふわりふわりと飛んでいる。

床に座り込んで撮ったのだが、ファインダー越しに覗く姿に思わずガンバレ・ガンバレと声をかけていた。

 

 

 

 


2018 ヒラリヒラリと舞うオオゴマダラ 2 《福岡市東区アイランド中央公園》

2018年07月10日 06時47分31秒 | 日記

 

夏になると朝早く目が覚める。ベランダから朝の空を見ると雨雲は消え夏の空がのぞいていた。

か細いがワシワシ・・・とクマゼミの鳴き声も聞こえる。

夏本番いよいよ出番だと思ったのだろうが、陽が昇るとともにその声も聞こえなくなってしまった。

クマゼミも地上に出たもののまだ早かったの思っていたのか、それとも早朝の地震で思わず地上に押し出されてしまったのか。

地震があったのあの辺りには、日向峠~小笠木峠というこれまで歴史上で揺れたことがない活断層がある。

それまで地震がおきなかったと思われているところで、地震があると気を付けた方がいいといわれている。 

何事も先ずは自分の身は自分で守るしかない。余裕があれば人に手を差し伸ばせる。 

オオゴマダラは何事もなかったように、ふわりふわりと花から花へと飛び交っているが。

ホモサピエンスより長く地球時間を生きている昆虫の方が、己の身を守る危機管理は確かなのかもしれない。