高さ15m、重さ3トンもある飾り山笠が、小さな漁村の集落に入ってくる。
車1台がやっと通るような細い路地に、男たちに担がれて山が来る。
祭り法被を着た子供たちがいたので、お母さんに子供たちの後ろ姿を撮らせてくださいとお願いをした。
仲良く手を手をつないで、山笠が路地に入ってくるのを見守っている。
山笠がなかなか路地に入ってこないので、ファインダー越しにもうちょっと待ってねと声をかけた。
山笠が見えるときたよーとでもいうように、こちらを振り向いてにっこり笑ってくれた。
この笑顔で暑いなか、今年も来た甲斐があった一枚だった。