おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

2018 海を渡る山笠小友祇園山笠 2(屋根よりも高く幟を翻し武者人形が人々を見下ろす) 《唐津市呼子町》

2018年07月30日 06時34分23秒 | 日記

 

 

異例のコースをたどった台風12号は、またもや自然の驚異を見せつけて東シナ海へと去っていった。

今年に入り2回目となるベランダで横に倒された2本のボガドの木は、横たわりながらまたなんかあったと思っただろうか。

重力に逆らって枝葉に養分を送る手間が省けて、一休みできると喜んだかどうかはわからない。

豪雨災害の被災地にとって最悪なコースをとったのだが、追い打ちをかけるような被害は出てなさそうで何よりだ。

 

「アーサッサ・アーサッサ 」と、掛け声も勇ましく小友祇園山笠の高さ15mもある山笠が動きだす。

山笠がやっと通れるほどの漁村の路地を、家々の二階家の更に上に旗をはためかして山笠が通る。

四本の棒に肩を入れ山笠を担ぎあげる。車がついていなので男たちの顔がゆがむ。

掛け声とともに走り始めた山笠は、50m程走ると小休止をとる。

そこには、冷たいものが待っており男たちが喉を潤す。

集落の入り口付近にある八坂神社まで山笠は、お囃子のリズムに乗りながら進んでいく。