ナツアカネかアキアカネかはよくわからないが、いわゆる赤とんぼが水草の上にとまっていた。
ファインダー越しによく見ると、イトトンボが見上げるように赤とんぼを見ている。
それほど広くない池なので、縄張り争いかと思ったがまぁそんなことはないだろう。
しかし、どう見ても至近距離から睨み合っているようにみえる。
イトトンボののなかにも気の強いのがいるのだろうが
ついつい体が小さなイトトンんぼ負けるなと、判官贔屓になってしまう。
どちらがじれて飛び去るかとしばらく状況を眺めていたが、暑くなって真っ先に三脚を畳んだのは自分だった。