おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

2016 蘇ったつづら棚田 3 (天空の棚田で豊穣の実りを願いつつ)《福岡県うきは市》

2016年06月05日 07時00分14秒 | 日記

 

棚田の石積みは川筋等に、転がっている玉石等の角のとれた石が使われる。

この石の積み方は、古くから用いられている工法なのだが

最近では、これを積む石工が少なくなったといわれている。

田植えが始まる前に、関係者と話す機会があったのだが、この地域にもこの工法で石を積める人は1名だけしかいないらしい。

若者たちがその石工さんに、指導してもらい石を積んだという。

棚田の環境や景観を保全するには人手がかかる、重機を入れてどんどん工事がやれる場所でもない。

天空の棚田はそれでも、今後とも守られていくだろう。

都会暮らしの人たちの泥にまみれた手足が、棚田の息吹を感じ四季折々に、さあ行こうよと囁くに違いない。

今日はこれから、鹿島ガタリンピックへいざ

雨が降らないことを祈りつつ。