棚田の石積みは川筋等に、転がっている玉石等の角のとれた石が使われる。
この石の積み方は、古くから用いられている工法なのだが
最近では、これを積む石工が少なくなったといわれている。
田植えが始まる前に、関係者と話す機会があったのだが、この地域にもこの工法で石を積める人は1名だけしかいないらしい。
若者たちがその石工さんに、指導してもらい石を積んだという。
棚田の環境や景観を保全するには人手がかかる、重機を入れてどんどん工事がやれる場所でもない。
天空の棚田はそれでも、今後とも守られていくだろう。
都会暮らしの人たちの泥にまみれた手足が、棚田の息吹を感じ四季折々に、さあ行こうよと囁くに違いない。
今日はこれから、鹿島ガタリンピックへいざ
雨が降らないことを祈りつつ。