なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

残暑厳しき折・・・

2012-08-10 22:03:56 | Weblog
 暦の上で立秋を過ぎると手紙を書くとしたら「残暑厳しき折・・・」と書き出すのですが、メールではそういうルールみたいな物は無いでしょうネ。
 生活実感としては「残暑」にしろ「盛夏」にしろ耐えがたい暑さなわけで、日々熱中症から逃れる戦いと言う感じ。
  と言いながら、毎日表を自転車でパトロールするのが仕事だし、仕事帰りに海岸に寄り道をして鳥を見たり、土日だって家の中におとなしくして居るような性格ではないので、ヒーヒー言いつつもカメラを担いで出掛けて行く。
 
 「暦の上では秋・・・」となると、案外と見る事が出来る鳥も「暦通り」となって来るような、、、当たり前のような意外のような、、、。
   先日岸壁で撮ったコチドリもそうだし、海岸のテトラではキアシシギもキョウジョシギも見る事が出来るし、イソヒヨドリの若鳥にも遭遇することだってあるのだから季節は確実に回っているという実感があるのです。
 マア偉そうに言っていますが、私も野鳥に興味が無かった頃にはそういう感じ方はしなかったでしょうネ。
  第一鳥に興味が無い人には目の前に居る鳥も気がつかないと言うか、、、意識の外でしょうから。


 さてこれは仕事の途中で撮ったコアジサシ。これは海の近くの水路ですが、今年こそは海でダイビングするところを撮りたいと思っています。

 海岸のテトラの上に居たのですが、私が近づいた(と言っても20メートル以上はある)ので逃げ出したところ。黄色の足をしているのでコサギだと思います。

 テトラポットにはキョウジョシギが来ていました。初夏の頃に居なくなったのですが最近戻ってきました。私の感想では春の頃の方が羽が輝いていたように思うのですが、夏の太陽の下で光が違うので見え方が違うのかも。

 

チョウゲンボウも夏バテ?

2012-08-05 22:23:24 | Weblog
 当地では土曜日の夜に花火大会があり、チョウゲンボウを見る事が出来る海岸近くの道路は終日通行禁止・立ち入り禁止でしたのでそこには行けませんでした。
 もしかしたら花火の音に驚いて当分近づかないとか、あるいは余りの人出に驚いて隠れてしまったりとかがあれば見る事が出来ませんが、マアこの夏枯れの季節ですからダメモトということで。
 
 心配していたような事も無かったようで、現地について30分ほどで鳥を見る事が出来ました。

 但し直線で60メートル以上離れているし、日影になる場所なので「居ました」と言う証拠写真。


 写真のように段々離れて行って1羽は何処かへ飛び去りました。
  多分、私の判断では右側がオスで左がメス。
 番いなのか兄弟なのか親子なのかは分かりません、、、頼りないですが。

この場所は公共施設の建物の3階部分の窓枠、、、こういう狭い場所でもチョウゲンボウは停まります。
 捕獲した餌を食べている時も有れば、こういう場所から獲物を探して見張っているばあいもあるし、単に休憩もあるらしい。
 私としてはこの位置から飛び出すのを待っているわけで、草原の上でのホバーリング、松の木のテッペンへの移動、草原への舞い降りる姿などなどを想定し緊張します。
 窓枠に居るチョウゲンボウに三脚+500ミリレンズ+テレコン内蔵カメラをセットし、別に300ミリ+カメラで頭上でのホバーリングに備えて待つ。

 所がチョウゲンボウは一向に動かない、、、。
  おりしもカンカン照りの太陽の下、、、カメラなどが厚くなり過ぎないように布を掛け、私自信は折りたたみ傘を日傘にしてニラミ合い、、、これがナント1時間。
 『どうして動かない?』と考えてみたら、、、恐らくこの建物は冷房が利いているに違いない。
 しかも日影の3Fだからきっと涼しいので動きたく無かったに違いない。
  この炎天下勝負は私の方がギブアップでした。

たぶんコチドリ

2012-07-31 21:45:30 | Weblog

 頼りない話だけれど、多分これはコチドリ、、、だと思う。
  午前中、岸壁付近を自転車で走っている時に、何か!?という刺激がありました。
 つまり、スズメくらいの大きさで似たような色をしている鳥が視線の中を横切ったのです。
  即座に『スズメでは無い』気がしましたので、敢えてその鳥から離れるような位置に移動して自転車を止め、鞄の中から70-300ミリのレンズをつけたカメラを取り出しました。
 カメラの設定がISO400で光の調整が+1.0、F値を絞って7.1、、、マアこんなものなのか自信は無いけれど。

 一回シャッターを切って、プレビューで記録確認し、、、多分コチドリだろうと分かりました。
  コチドリと言えば昨年の9月の思い出があります。
 近所の公園の池が大地震で壊れてしまって水が抜けた後、池が砂漠状態になっていました。
  それが9月に大雨があって水溜りが出来た途端にチドリやハクセキレイの若鳥がやって来たのです。
 私は元池の傍に三脚を立てて坐り込んで写真を撮ったものです。

 普通なら海岸の砂浜に居そうなものですが、ここはコンクリートの岸壁。たまたま水溜りがあったのです。

 それにしても、天気が悪いのも撮影には困りますが、日差しが強すぎるのも困ります、、、。

 要するに腕が未熟なわけでして。

3分の差

2012-07-31 00:12:26 | Weblog
 人との出会いもそうなんだろうが、鳥撮りで案外”縁”と言うものがあるのかもしれない。
  茶道で言う一期一会とは少し違うかもしれないが、、、一生に一度の出会いかもしれない物を大切にすると言う事とはヤヤ違うとは思うが、、、例えば何時も撮っている鳥の写真では、何時でも同じものが撮れるという保証は無いと言う意味で少し似ているかもしれない。

 今日は仕事の途中で通りかかった場所で鳥撮り。
  器材はカバンの中に収まるレンズとカメラと言う事で何時もの70-300ミリGレンズにα55をつけてカバンの中に入れてあるもの1セットのみで三脚は無し。
 それと時間制限は仕事中の休憩時間と言う事でせいぜい15分以内、、、マアこれで撮れなければその日は不運だったか縁が無かったと言う事で諦めるしかない。

 さて、チョウゲンボウが巣立った場所の近くで待ちました。
  炎天下、日差しを遮るものが皆無の場所ですから我ながら物好きな変なジイサマです。
 遠くのビルの上空で一度チョウゲンボウがホバーリングしましたが、そこは遠すぎて諦め。(多分120から130メートル)
  仮にホバーリングするならココ(という希望)と想定し、光の具合を考えて待ちましたが敢え無く時間切れに近い。
 諦めて巣穴だった排気筒を覗くと(5,60メートルはあるが)ナント筒の中にチョウゲンボウが居ました。
  「ナーンダ」と思った瞬間鳥が飛び出しました。
 初めに想定した場所でホバーリングして、草原に降りた!、、、このコースを想定して準備していたのにその時は私の脳が位置を変えていたので「順光」では無くなっていたのです。

 本来ならこの場面を90度右側から写せたかも、、、。

 目と顔が、、、。
  尤も条件の良い側で待っていた場合に鳥が同じように来てくれたかどうかは謎ですけれど。
 いずれにせよ、あと3分待てば結果が違っていたかも、、、。
  マアSIGO中ですから贅沢は言えませんが。
 
 

幸せは案外御近所に

2012-07-29 22:44:37 | Weblog
 野鳥の写真を撮るのが趣味ですから、この真夏の暑い日に出掛けて行くわけで物好きと言うか、、、最近の熱中症危険から言えば気違い沙汰とも言えるかもしれません。
 チョウゲンボウの巣立ったところでは今でも時折チョウゲンボウを見る事が出来るので、空中でのホバーリングや草原に舞い降りるところを撮りたいと思ったらその場所に行くわけです。
 但しソコは海に近い場所で日影が全くない、、、立ち入り禁止区域には松の木があるが、、、だから日傘代わりに折りたたみ傘をさして、麦藁帽子を被る事になるが、、、。
 こういう物好きな事をする人は他にいないから、時折通りかかるウォーキングや犬の散歩、あるいは釣りの人などから話しかけられる事が無ければ沈黙の時間が続く。
 暑くて、気を紛らわすような話相手も居ない、、、そして鳥撮りのチャンスも確率が低い(今は低い)。
  しかもソコまで家から自転車で4,50分はかかる。

 そういうわけで、流石に今日は御近所の公園。
  家から自転車で10分で行ける公園、、、埋立地ですから人口の浜に人口の池に人口の林ですが流石に20年以上経つとソレらしくなってくるものです。
 しかも、東日本大地震で池が壊れるまではソコではカワセミを見る事が出来たのですから。
  その池の修理が終わって、、、ナント、カワセミの姿を見る事が出来たのです。
 但し池が治ったと言っても池の中に以前のように小魚が沢山いるわけではないので、本格的にカワセミが訪れるようになるのには時間がかかりそうです。
 しかし昨日、池の近くの林の上では猛禽類(多分チョウゲンボウ)を見かけたので、今日の狙いはそちらにチェンジ。
  家の近くの公園で、しかも木の陰になっている日影のベンチで待つ事が出来るのです。


 まずは大きな芝生広場の上をチョウゲンボウが飛んで行く。距離があるのが恨み。

 実はコレ、カラスに追われていたのです。猛禽類とはいえ体はカラスより小さいので戦いは厳しい。

 しかもカラスは集団戦が得意で、チョウゲンボウと言うと基本は単独行動。だからチョウゲンボウはたいてい劣勢です。
 カラスは子育て中の猛禽類の巣をを襲ったりしますが、逆に自分の巣の近くに猛禽類が近づくと戦いを挑むのです。
  この辺りではチョウゲンボウに限らず、トビやハヤブサなどとカラスは戦っているのです。

 さて本日のラッキー!!。

 私の坐っている木陰のベンチの2,30メートルの所にチョウゲンボウが舞い降りた。この写真は500ミリレンズで手持ち撮影。こんなラッキーがあるのなら300ミリF2.3を持って来て三脚を立てて待っているのでした、、、後の祭り。
 
 これもそのベンチに腰掛けたままで撮れる位置に来てくれた、、、但しこの木の下に遊歩道があって人が通ったので直ぐに飛び去ってしまいました。

 いずれにせよ御近所にも幸せがあると言う一日でした。

三題話風(いきなり出た!)

2012-07-25 18:05:01 | Weblog
 落語の寄席のお遊びでお客さんからお題を三つ貰って、その場で小話を作って話すと言うのがありますが、マアそんな感じでお話しします。
 一つは「トラッドジャパン」、、、NHKで放送する内容を本にしたもので、8月号のテーマは「お盆」「妖怪」などの五つ。
 たまたま日曜日は朝からの雨だったので、たまには女房殿の買い物の運転手となりまして、11時に近所の大型スーパーの本屋さんの前で待ち合わせ。(女房殿は店内のフィットネスクラブですから元気印ですナ・・・)
 私少し早めに着いたのでトラッドジャパンを買ってベンチで・・・最近目が悪くなったせいか活字がオックウですし横文字混じりの本など遠ざかっていましたから、面白いのとボケ防止には丁度良いですネ。
 二つ目はアオバズク、、、この日の午後には雨の心配が無くなったのでアオバズクが子育てしている公園へ行きました。
  昨年は約ひと月遅れでの子育てだったので8月末まで遊ばせて貰いましたが、今年は噂ではホボ例年通りらしい。
 この間の日曜日に行った時は一羽の雛が目だけ少し見えた程度、、、あれから1週間ですから外を覗くようになっているのを期待。
 三つ目は妖怪と関連があるような無いような、、、子供の頃から大きな兄弟従兄弟からからかい半分に幽霊話を聞かされたものです。
 私、兄弟の中で一番年下だったので私を怖がらせるのが面白かったのでしょう。
  さて、幽霊ですが出てくるのには手順があるらしく、落語などでも「ヒュー」という笛の音とか「ドロドロ」という太鼓の音が鳴ってから幽霊の登場となるらしい。
 つまり、いきなり顔の前に立っていると言う登場はしない事になっている。

 さて本題に入ります。
 日曜日昼食を済ませてから自転車で30分かかって神社の公園へ、、、ついて見ると顔見知りのK君夫妻が居るではありませんか。
 彼の話では「今朝一羽出たら、続けて2羽出ました」・・・つまり巣穴には3羽居たのが1羽すから出たら残りの兄弟たちも釣られて出てしまったと言う事です。
 アオバズクの場合一度巣穴から出たらもう戻りませんから、ここからはここの木の枝の中で暮らし力がついたら南の国に旅立つ。
 いずれにせよい例年なら巣穴から体半分見せたり、立ち上がってみたり、あるいは兄弟と並んでその外を見たりするのが、途中の手順をすっ飛ばしていきなり巣立ってしまった。

 私が行った時にはもうこんな感じ。

 出たばかりなのにやや木の高いところに3羽並んでいる。この近くに母さんアオバズクも居ます。
 考えてみるこの方が良かったのかも、、、つまり今年のアオバズクハ父さんが死んでしまったので所謂母子家庭ですから、子供たちには早く巣立つ方が母親の負担は少ないかも。それと依然としてカラスの脅威は有るので皆近くに集まっているのかも。
 今年の子供たちより去年の子供たちの方が少し器量が良かった?かナ。

 これが去年の3兄弟。

 ヌイグルミみたいな。

 これは今年の子供たち、、、マアあと10日くらい経つと去年の子供たちと同じになるかも。

 三題話に戻って、、、何の前触れも無くいきなり全部の子供たちが巣立ってしまった。
 去年は巣穴の入口に足をかけて、いかにも巣立つ構えを見せながら後ろに跳んで、、、なかなか出なかったのに。

 

夏は子供の季節

2012-07-19 21:32:02 | Weblog
 先日アオバズクの子供の顔が見れたら好いナとかなり粘りましたが、マア今の時期はあんなものでしょう。
  後は巡り合わせと運・それにどれだけ粘るかと言う事でしょう、、、何日もかかって1回のチャンスに恵まれるのかも知れませんが、何日ものその1日目にいきなり巡り逢うかも知れない、、、マア後は運。
  それで駄目なら「又来年もあるさ」と思うしかない。
 「来年の事を言うと鬼が嗤う」という身ですが、マアいつかは撮れると思うしかない。

 話しは脇道に逸れますが、、、昔、仕事の関係で「関係者リスト(悪い事ではありませんゾ)」のようなものを扱う事がありましたが、そんな中で出会った名字。
 私がそれまで出会った事が無かっただけの話ですが、、、「鳰」という文字に出会いました。
  先輩に読み方を教わって仕事としてはそれだけの話ですが、その後野鳥の写真を摂るようになってから知ったのですが、、、文字に出会ってから意味を知るまでに何年もかかっています。
 その文字の意味はカイツブリ、、、良く水に潜る所から「入」と言う部分があるのかな。
  ともあれ本物のカイツブリを見るたびにこの文字を思い出します。

 今年生まれの子供たち。初めは5羽の雛が母親の後を追いかけていましたが、この時は3羽に減っていました。カイツブリは母親だけで子育てをしている様子ですから、母さんは大変ですネ。





 仕事でよく通る漁港の入口の突堤に立っていました。多分ウミネコの子供?。私はウミネコとカモメの区別が、、、。

これは今日テトラポットの上で。キアシシギが居たので獲ったのですが、少し離れたところに白いところが目立つ鳥が居たので撮りました。どうやらキアシシギの幼鳥のようです。

 子供の鳥は可愛いものが多いし、普段見慣れた鳥でも子供(幼鳥)となるとカメラを向けたくなるものです。
 

今年のアオバ

2012-07-16 22:44:18 | Weblog
 アオバズクは青葉の時期に日本に渡って来るズク=つまりフクロウと言う命名だろうと想像できます。
  市内にアオバズクが子育てをするので有名な神社・公園がありまして今年も番いのアオバズクがやって来て巣穴で卵を温めていると言うことは聞いていました。
 ですから雛が孵って巣穴から外を覗くような時期になったら今年も行ってみようとは思っていたのですが、その公園は何時もチョウゲンボウのホバーリングを待っている浜とは我が家を挟んで正反対の方向に当たる、、、。
 そういう事でナカナカ訪問できずにいたのですが、今日は思い切ってアオバにお会いに行きました。
  海岸方面は今日も強風が続いていてナカナカ大変なので、ここらで海では無いところも良いでしょう。
 海岸近くの道ですと波がテトラポットで砕けてしぶきが舞う事もアリ、強風で三脚が揺れたりしますし、それでいて強烈な日差しを遮るものが無いのですから、神社の大木の木陰でアオバを見るのも良いでしょう。

 さて神社に来てみると先客有り、、、顔馴染み、、、それにここの公園の隣に家のあるYさん。
  Yさんには昨年は大変お世話になりました、、、「御無沙汰していましたが、今年も宜しくお願いします」

 「アオバズクはの親は何時もの所だよ」と言うので木の上を見ると。

 しっかりと目を瞑っています、、、これはメス・お母さんです。

 「お父さんは何処ですか?」と尋ねると、「実は4,5日前に多分カラスとだろうけれど大トラブルがあって死んでしまった」との事。
 つまりお母さんアオバだけで子供を育てているのだそうです。
  多分公園の街灯に集まって来るセミとか蛾を一晩じゅう獲っているのでしょう、、、眠いわけです、、、それでいて巣の近くんの枝で雛の居る巣を守っているのです。


 雛がやっと見る事が出来ましたが、まだ小さい、、、せめて半身見えるといいのですが、今はマアこんなところでしょう。



 羽だけ見えたりします。一甥今のところ雛は2羽はいるらしい。


 昼頃にもう一度お母さんの記念撮影をして帰りました。

 また来週ここに来ます。

きっと二世たち

2012-07-13 22:36:49 | Weblog
 私は今の職場に4月からお世話になっている。
  それまでは週4日労働ですから中日の水曜日を一日鳥撮りデイにする事が出来ましたから、公園などでは平日の休みがあると言うことは貴重な意味がありました。
 新しい仕事は週5日労働でトータルの労働時間は同じと言うことなので今までより約2時間早く御役目方面となる。
  この事のメリットは仕事の帰りに鳥撮りポイントに寄り道できる可能性があると言う事でしょう。
 勿論日が短い晩秋から初春までは無理でしょうが、それでも日没前の1、2時間を有効に使えると毎日が鳥撮りデイとなる可能性がある。
 マア、給料は安くなるのですが年令を考えれば贅沢はいえないし、それとも一つ秘密の楽しみがあるのです。
  毎日海岸、岸壁、公園を走るのが日課ですから行ったところで鳥を見る事が出来るのです。
 勿論野鳥ファンが追いかけるような珍しい鳥流石に無理ですが、でも通りすがりに見るだけでも結構楽しいものです。
  勿論チャンスがあれば逃さないように、毎日の天候に合わせカバンの中にはカメラが入っているのです。
 通りがかりに写真に撮りたい鳥に出会ったら、チョット5分ブレークタイム。
  そのために事務所を15分は早く出発してモシモに備えています。

 今日はそういう感じの写真。
  尤も天気予報を信じて雨でも良いように自分としては濡れても良いようなレンズしか持って行かなかったという失敗をしました。
 天気が良ければ70-300ミリGレンズにα65をつけてカバンに入れるのに(勿論ショック防止の梱包材袋に専用の箱)、天気を心配して同じ70-300ミリでも普通のガラスの古いレンズにα55でした。
 こういう日に限ってチョッピリ後悔させられるノデス、、トホホ。
 
 さて写真の場所は4月の初めごろ岸壁の上でイソヒヨドリを見かけた場所。
  その時はオス2羽とメス1羽の写真を撮りました。
 今日の写真はコレ。

 これは若鳥でしょうネ、、、多分今年生まれたオス?。

 これも幼い顔をしています、、、メスだろうか?

 休み明けには、雨でなければ良い方のセットで再チャレンジです。

五日連続日参の成果?

2012-07-11 00:14:22 | Weblog
 先週の木曜日に建物の屋根で何やら餌を食べているところを発見してから日参。
  本当はタイトルとは少し違うのですが、、、金曜日は天気が悪くて来る事が出来なかったので、雨では無い日に五日連続で通ったと言うことです。
 木曜日の昼は餌を食べているところを撮る事が出来ましたが、持っていたカメラが一眼レフで無かったのでかなり不満が残りましたので、同日の仕事帰りに寄りまして、、、この時はホバーリングは相当枚数撮れたのですが。
 風が弱い日なので尾羽を一杯に広げた絶好ポーズ、、、何だけれど曇りのため残念。
  土日は構えている近くではホバーリング無し。
 月曜日は300ミリでの撮影なので絵が小さかった。
  そんな事で今日は500ミリで、三脚も使うけれど場合によっては手持ちも覚悟。

 実際ホバーリングはなるべくチョウゲンボウの下の方から写すように心掛けました。
  又重いレンズで手持ちスタイルなので、普通に立ったままの撮影では無く45度のコンクリート護岸に体を預けるようにして出来るだけぶれない様に頑張りました。

 初めはやや遠かったけれど、取り敢えず撮影。

 撮りながら段々近づいて行きました。

 時々場所が変わるので、、、。

 ファインダーでチョウゲンボウの顔を見ながら

 撮ってからカメラのビューで確認。鼻の穴まで見えるようです。

 明日も天気は良さそう、、、問題は風が弱いと尾羽を一杯に広げたところが撮れる筈。
  それに西か南風を希望!!。
 そうは上手くいかないか>
 

ゲンキンな足取り

2012-07-10 01:21:24 | Weblog
 今日の仕事でのチャリンコパトはこれまでの最悪、、、1日に2度のパンク修理は自己ワースト記録。
  先週の金曜日に前輪の空気圧がおかしいので、帰る前に空気入れで満タンにして置いたのですが週明けの今日月曜日にの朝には大分空気が減っていた。
 それでも再度ポンプで空気を入れ、尚且つ自転車の駕籠に空気入れを積んで出発、、、これが”ダメなものはダメ”と言う事で早々に事務所に戻りパンク修理。(事務所の先輩の手を煩わせ)
 そして修理完了したのですが、、、午後には再度空気圧激減、、、はっきりパンク状態。
  このカンカン照りの空の下自転車を引いて約3キロ歩いて事務所へ、、、近所に自転車のパンク修理をしてくれる自転車屋さんが無いのです、、、トホホ。
 今度は自分で修理に挑戦、、、尤も途中から先輩が殆どやってくれましたが、、、今回のパンクは、ナント前回のパンクの原因となった細い金属がタイヤの内側に残っていたため、、、。
 原因はともかく、3キロも自転車を引いて歩く羽目に。
  
 結構くたびれていましたが、嘱託の定時退社時刻ともなれば何時ものポイントへ。
  但しここでは無料駐車場から徒歩で10以上歩くのが私としてはポイント、、、普通の人なら句にしない距離でしょうが、カメラにレンズに三脚+飲料はナカナカの重量ですから、今日みたいに仕事中に歩いた日は足取りが重い。
 これで夕方まで鳥が見れなかったらと思うと尚更、、、(そうまで思うなら止めればいいのにネ)。

 今日の写真は工場の煙突付近を飛ぶチョウゲンボウ特集。
  今は使われていない煙突ですが、解体費用の予算が無いためかそのまま立っている。
 高さは多分50メートルくらい有るだろうか、今では途中の窓はハトの停まるところになり、テッペンはチョウゲンボウの見張り台になっている、、、立派?に役に立っている。
 
 したから見上げて距離があるのが難点ですが、煙突があるのでオートフォーカスでピントを合わせやすいメリットもある。
  光の補正をしているけれどナカナカ目が、、、遠いし。



 チョウゲンボウのアクロバット飛行?。


 煙突最上部の直ぐ側を通過。


 これと次の写真は煙突付近を飛んでいるところ


 今日の写真は70―300ミリのGレンズでF値を8で撮ったものですからやはり距離が、、、。
  火曜日はやはり500ミリで再度。

 夕方5時に「良い子はお家に帰りましょう」と録音放送が流れます。
  この放送が流れると駐車場が間も無く閉まる、、、ので本日の撮影完了。
 来る時は足取り重かったのが、帰り道は結構軽くなっている!。
  尤も疲れていたの夜はいつの間にか眠ってしまい、その分夜中に目覚めた、、、こういうパターンてジイサマの証拠ですネ。

無言の行

2012-07-08 22:13:06 | Weblog
 生活していて本当に全く一言も発しないでいられることはマア不可能でしょう。
  仕事をしていて無言はあり得ない、、、では土日の休みの日ではどうか?、、、それもまずは無理でしょう。
 出掛ける時に無言で家を出て無言のまま帰宅する、、、食事の時「戴きます」も「御馳走様」も言わない、、、こういう生活態度に対しては女房殿からの激しい突っ込みがよそうされるし、そういう恐ろしい事はとてもできません。
 
 修行僧とか修道僧では「行」としては有るらしいのは知っているが、私の場合は行では無くて話す相手が居ないのでそうなってしまったと言うことです。
 鳥撮りでチョットした穴場を見つけて、まずはその場所で気に入った写真を撮りたくて通っているのですが、そういう事について誰からも尋ねられないので、結果的に一人で秘密で通っている事になっている。
 マア私のような駆け出しに尋ねる人いないし、珍しい鳥と言う事でも無いし、格別「秘密」と言う事でもなさそうですが、、、。
 今日は朝9時頃には現地に来て、そこに午後5時近くまでいた、、、まさに8時間労働で遊んでいた。
  その間鳥撮りの人は皆無でしたから、話す相手は0.。
 そこの場所にウォーキング,ジョギング、犬の散歩、釣り人、サイクリング、、、一日いて50人くらい通っただろうか、、、しかし私から話しかける事は無いし、向こうから私に話しかけた人は一人、、、「何を撮っているのですか?」。
 完全沈黙の行ではありませんが、マア結果的準無言の行みたいなものでした。

 さて午前中は天気が悪いせいか目的の鳥は出てこなくて、仕方なしにいる鳥と遊ぶしかない。

 ツバメが海の上を飛ぶのですが、チャレンジしたけれど難しい。

 スピードもさることながら、高速ターンと言うか飛行コースを追うのが難しいし、コースを予測できない。

 そこへ行くとこちらは一定スピード飛んでくれるので助かる。



 今日もイソシギが居たので遊ばして貰いました。

 飛ぶところを撮ろうとシャッター半押しで息をつめて、、、。
 マア、これで飛びだしのタイミングはナカナカ呼吸が合わない。

 
 

再々リターンマッチ

2012-07-07 15:53:08 | Weblog
 天気予報で「曇りのち雨」だったので、『雨が降り出すまでが勝負』みたいな感じで出掛けましたが、実際にはソコはチョウゲンボウが餌場にしているような場所なので、こういう曇り空と言う条件では難しいのかもしれません(結果論ですが)。
 彼らが餌にするのはトカゲや昆虫などの草むらに居るものか、スズメ程度の小さな鳥。
  トカゲ・昆虫について考えると、それらが活発に動いて、且つ上空から良く見える事が大事なわけで、ホバーリングにしてもビルの屋上の縁から見下ろすにしても人間の10倍はあると言われる視力で探しているのですネ。
 どんよりした曇り空の下、餌となる生き物が活発に動かないとチョウゲンボウも『商売にならない』ということでしょう。

 ともかく3時間はひたすら待ちまして、、、チョウゲンボウは現れた、、、それも3羽は居るのですが私が待っている所からは遠い。

 ビルの屋上のアンテナ、、、これは100メートルくらいでしょうネ。

今日唯一のチャンスは、比較的近くを飛んだ時のみでした。



 ワンチャンスを生かせませんでした。私は一発必中タイプでは無くて百発一中ですから、、、。

でもマア今日はイソシギに遊んで貰ったので、マアマア良かったのかも。

 イソシギと言うとエリザベステーラーを連想しますが、この鳥とエリザベステーラーは結びつきにくい。「映画音楽の名作」なのかな?。

 
 やって来てくれたのは「ハクセキレイの幼鳥?」。成鳥はここまで側に来てくれませんが、流石に子供は怖いもの知らず。

寄り道のチャレンジ

2012-07-06 15:57:14 | Weblog
 嘱託の身ですから給料が安い分は責任が軽いのと働く時間が短いわけで、マアマアつり合いが撮れているのでしょうネ。
  そういうわけでジイサマとしては責任範囲の仕事を済ませれば「定時退社」で、その後は寄り道をしながら帰るのです。
 思えば小学生の頃から始まって、、、会社員時代は碁会所に寄ってから帰宅する習慣でしたし、、、それが未だに続いている。
  生き方みたいな事も含めて『寄り道人生』と言うか自分なりの本道無しの人生だったような気がしますが、それで何か悔いが残るのかと言うと『凡人だからそんなものだろう』と開き直る気分です。

 さて昨日アップしたチョウゲンボウは仕事の途中なのでサイバーショットで、しかも持ち時間15しかない中での撮影でしたので不満が残る。
 通勤用の車の中には300ミリ、500ミリのレンズと一眼レフが2台載せてあるので、これは帰り道にもう一度寄るしかない。
 こういう時嘱託身分ですから帰宅途中で寄って行けます。

 3時仕事終了で3時半には現地到着、、、4時45分までが勝負?、、、無料駐車場の閉鎖時間がリミット。

 
 昼は一羽だけでしたが今度は3羽。親なのか子供なのか雄なのか雌なのかの区別をしている余裕は無くて、ともかく近いところに居る(一番遠いところに居る鳥は50メートル以上)鳥から撮影。

 この松が好きなようなのでここに合わせて置いて撮りました。この木で30メートルくらいかな。

 撮れるのは良いのですが午前の天気と違い空がくらいので、修正を思案くては顔が出ません。

 

 何度も頭上の飛ぶ所も撮れたので、夢中になって1時間余りで500枚は撮りましたが、、、何と言っても暗い。

 無理やり修正しても、、、この時期撮れないよりは良いのだけれど。

 金曜日に再度寄り道チャレンジ、、、のつもりが、、、3時から雨が降って来ました、、、恨めしい。
 

犬も歩けば、、、

2012-07-05 18:27:35 | Weblog
 子供の頃、、、そう半世紀は昔のことですが、今思えば一風変わった町内に住んでいたのかもしれません。
  特に教養が高い分けではないけれど、そこでは百人一首が盛ん、、、マア、そうは言っても昨今「カルタ名人」を争いうような競技かるたまでは行きませんが。
 ともかく子供同士でカルタ取りと言えば百人一首の事で、バッタ撒きとか源平とかで遊んだものです、、、読み手は親に頼むので忙しい親には迷惑だったかもしれません。
 それで、これがお正月だけでは無くて真夏でもやっていた、、、それだけ遊びが少なかったのかもしれませんが。
  そういうわけで、「犬棒カルタ」と言うものもあることは知っていたけれど、やったことは無い。
 その程度ですからカルタの札に書いてある言葉は知っているけれど、、、当時は理解できないものが多かった様に思います。
   
 「棚から牡丹餅」はある程度理解できていたが「二階から目薬」となると「あり得ない比喩」とう感じ。
 そうそうカルタの代表句「犬も歩けば棒に当たる」も相当後年まで理解できていなかった。
 「ようも無いのに出歩くとロクな事が無い」と言う意味より現代誤訳の「で歩けば何か良い事があるかもしれない」の方に近かったでしょう。
 
 さて本日のタイトルは勿論現代誤訳の方です。 
  仕事で自転車で走っていて、チョウゲンボウが巣立ったあたりにやってきた時、、、「!!?」なにやら感じた。
 チョウゲンボウはハト程度なので、うっかりするとハトが居るのだろうと見過ごすかもしれません。

 これは少し炉りミングしてあるので大きく見縁ますが、概ね25メートルぐらい先の屋根の上でハトぐらいの鳥が何か食べていると言う感じでしょう。

 カバンの中に入れてあるのはサイバーショットだけなので、取り敢えず急いで取り出して撮影。設定は1回のシャッターで明るさを3段に変えて撮るようにしてあるので、マア運任せ。

 一旦見失いましたが近くの建物の屋根に居るのを見つけました。

 これは土を掘り返した上にぶルーシーとを貼ってある所に舞い降りたところ。チョット大きく撮り過ぎました・・・失敗。

 この松の木で30メートルくらいだろうか。

 これらはひる前の時間で、、、この時は日が出ていた。
  結果で言うと明るさに問題は無いけれどカメラと腕に難ありと言うところ。
 ですから仕事の帰りにリターンマッチをしました。
  通勤用の車の中には三脚・500ミリレンズ・一眼レフが積んであるのです、、、その結果は明日。
 実はその時の映像ファイルはパソコンに取り込みましたが未だチェックしていないので、撮れているやらいないやら不安。
  ただ、午後は曇り空になってしまったのでそこのところが、、、。