
山田太一『終わりに見た街』
台湾をめぐる世界情勢がきな臭くなった今日、感染症に一般人が怯える今何を好んで、と思って...

伊集院静『悩むが花』第521回
お馴染み伊集院静先生の人生相談、今日のは解答より質問の方が遥かに面白かったです。いずれも「自立出来ない困ったさん」の話です。当然質問の文章はそのままでなく、編集者が手直しするから、...

里見清一 『救命ボートの倫理(医の中の蛙)』改定版
今日は、2020年のblogを訂正して再度載せます(2020年の)お盆休みの週刊誌、さむ〜いコラムが...

江戸川乱歩『断崖』
図書館へ行くのは不要不急の外出になるのでしょうか?自分にとっては未知の図書に出会う時のときめきは、乾いた心を蘇らす最大の力になります。 ...

宮本輝『泥の河』
宮本輝が文壇に出るきっかけとなった『泥の河』、芥川賞を受賞した『蛍川』の陰に隠れた存在...

大下宇陀児『悪女』
観測史上初めての酷寒とオミクロン株の拡大の為か、ここ二、三日は暮れというのに街はひっそ...

清水義範『ぶり大根』
いきなり「秋」本番という感じで涼しくなりましたね。最近の気候は、よく言えばきっぱりと、...

山田太一『生きるかなしみ』
「今大切なことは生きるかなしさ、人間の無力を知ることではないだろうか」とはアンソロジー...

文藝春秋編『向田邦子ふたたび』
『向田邦子ふたたび』は昭和時代に図書館で借りた本です。入手してワクワクしながら目を通す...

夏目漱石 『夢十夜」
無情の雨の七夕でございます。牽牛と織姫の一年に一度の逢瀬、雨で天の川が煙る時は鵲に乗っ...