いよいよ今日から新しい熊本市がスタートした。
植木町と城南町を合併して人口72万8千人の政令指定都市の要件を満たす都市になった。
合併記念式典などもあるようだ。
これで2年後の政令指定都市を目指す。
九州では福岡市、北九州市に続く3番目の政令指定都市となる。
時を同じにして昨日熊本駅で九州新幹線のレールの直結式があり、一年後は開通してしまう。
商業と行政の中心都市福岡、工業都市の北九州、さてさて熊本市は何を目指していくのだろう。
九州の中心という地理的利点はあるものの、これといった特徴が見いだせない。
新聞などでは新幹線が全線開通すれば通過都市になってしまうという危惧がある。
しかしそれは新幹線が開通すればという話とは少し違うような気がする。
確かに今まで熊本市に支店を出していた企業は撤退するだろう。
景気の悪化でそういう事は今までもあった。
福岡が通勤圏内になる可能性は十分にある。
逆にいえば福岡のベットタウンとしての期待があっても良いのかなとも思ったりする。
そうなると熊本駅からのアクセスが問題になる。
熊本駅は熊本市中心部から南に3キロほど離れている。
観光という面でも、日本最大のバスセンターまでのアクセスをどうにかしないと、他県からの人達は困るだろう。
それとも観光センタみたいなモノを熊本駅に造るか?
熊本県というくくりでいえば、何しろ宣伝が下手なのだ。
今はスザンヌさんが頑張って宣伝部長などと頑張っておられるが・・・。
キリシタン・ロマンの島「天草」、世界一のカルデラ「阿蘇」という切り札を持ちながら、そういえば世界初の企業公害「水俣病」もあるぞ・・・。
頑張れ!くまもと!
インフラの整備を徹底しないと、せっかくこうして県外から来てくれる人たちに悪い印象を与えてしまいます。
熊本駅から交通センターまでのインフラ整備、熊本城近辺の渋滞緩和などこれから熊本市がやっていかないといけないことは沢山ありそうです。
熊本は城下町なので道もクネクネ、おまけにバスレーンに路面電車もあり走りにくい。
しかしそれは仕方ないにしても、阿蘇や天草へのアクセスはどうにかしないと、と思います。