打越通信

日記ふういろいろ

島原の梅

2017-02-04 23:55:30 | 季節の花
ゆっくり目の目覚め。
久しぶりに熟睡の朝だった。
今日は用事があり熊本に帰ることになっているのだが、夕方まで着けばよい。
ネットを開き梅の名所を探してみた。
大宰府は先週行ったがまだまだのようで、他の梅の名所も2月中旬から3月の上旬の予想が出ていた。
調べるうちに島原城の梅が1月下旬から2月中旬と出ていた。
10時過ぎに福岡を出て佐賀平野から干拓堤防を渡り、5時間近くかかって島原に着いた。
あいにく雨がポツリと落ちるような天候でうす暗い天候だった。
クルマをお城の外に停めたのでお城までは少し歩くことになった。



お堀跡の窪みから階段をてくてくと上ると、梅の甘い匂いが漂ってきた。
階段の踊り場のようなところに白梅、紅梅が咲いていた。
まだ満開とはいかないがそこそこに咲いていた。
今日はEOS6Dに24-70mmの標準ズームに70-200mmの望遠ズームそれにフラッシュを持ってきた。
EOS5Dと比べ6Dはやはり軽い。



曇天のためフラッシュは正解だったようだが、光の当て方がむつかしい。
直接当てると梅だけが光り異様な図になってしまう。
フラッシュの角度を変えながらモニターで確認しながらひかりの加減を見る。



島原城の細長いスマートな城に梅はなかなか似合っていた。
義理の兄が近くの国見高校(サッカーで有名になった)に赴任していた頃一度来たことはあった。
しかし記憶はほとんどなかった。
高台に位置しているため島原市内が一望出来きる。



反対側には普賢岳と眉岳がすぐ近くに鎮座していた。
遠く佐賀平野からは大きくそびえたつ険しく見えていたが近くに来てみると案外とやさしい山だった。
天草に1年半ほど暮らしたことがあり、島原半島にはちょくちょく船で渡ったことがある。
口の津という半島の先端のほうでそこから諫早や長崎、佐世保へと出かけていた。
一方、多比良港からは長洲港へ行くことが多かった。
島原は両方の中間点ということであまり来ることは少なかった。



島原の乱というと天草四郎を一番に思い出す。
天草、ロマンの島、隠れキリシタンと連想ゲームが始まる。
梅との関連はイメージ出来なかった。
しかし何らかの言い伝えのようなものはあるのだろう。
時間が気になり島原港に向かった。


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