打越通信

日記ふういろいろ

アクロス福岡で思う事

2020-07-02 23:00:32 | 日記ふう
何か聴きたいコンサートはないかとアクロス付近に貼ってあるイベント広告を見る。
目が飛び出るほどのコンサートは無理にしても、手ごろで聴きたいクラシックを探してる。
シーンと静まった開演前のあの雰囲気、そして始まるストリングの美しい音色。
音楽は生が一番といわれる瞬間だ。
あまり良い席は金銭的に取れないが、それでもコンサートの雰囲気と感動は生で聴かないと感じられない。
いくら良い高級なオーディオを揃えてもかなわないわけだ。
年齢的にクラシックとジャズに傾倒しているが、若い人たちのJ-POPのコンサートに思う気持ちは同じだろう。



アクロス福岡での演奏会は、ほとんどの公演が延期や中止になっている。
クラシックなどほとんど観客は無言の世界で、演奏終了時の「ブラボー!」くらいの歓喜の声であとは拍手の渦だけだ。
せっかくアクロス福岡のコンサートホールも無用の空間になっていて悔しい限りだ。
そういえば美術館の方も一時期はすべて閉鎖され、今では一部が公開されているようだ。
中州JAZZも今年は中止だ。
なんでも自粛で良いものなのか、逆にこんな時ほど必要ではないのか?
ニュースや特番でオーケストラのコロナ問題での現況が報道されていた。
ことなかれ主義の雰囲気だけが先行していて、どうすればコンサートが出来るのか真剣に考えて欲しい。

先日次のような報道が出ていた。

「劇団四季は29日、福岡市博多区のキャナルシティ劇場で続けてきた長期公演を、2022年5月末までに終了すると発表した。
専用劇場として使用してきたキャナルシティ劇場が所有者(福岡地所)の意向で契約延長が実現しなかった。」

コロナの影響もあるのだろうが、やはりビジネスが優先するようだ。
博多座も今どうなっているのか知らないが、福岡の街から文化的存在が無くなって行く。


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