定額給付金

２兆円のバラマキだ、給付しても効果は出ない、究極の愚策だなどと論争に揺れた定額給付金。
その申請書がわが家にも届いてしまったのだ。



ある日新聞の投書欄に年金暮らしのお年寄りの人の記事が載っていた。
「いま年金暮らしで、主人は病院通い、医療費はかかるし生活するのに財布の中には３，０００円くらいしかない。早く給付して欲しい。あるテレビの司会者が「こんなものは要らない」と言っていたが、こんな高給取りの人には私たちの気持ちはわからない」
だいたいこんな内容だったと思う。
うむ、うむと読んでいた、派遣切りや早期退職などで職を失った人たちも深刻なのだ。



ただこの申請書が届かなければもらえないのだ。
あるＮＰＯがホームレスの人たちの住所をＮＰＯの住所に移して申請させる方法をとるような事を何かで見たが、どうなったのだろう。
そしてお年寄りたちには給付金詐欺の問題も指摘されている。
実際、詐欺に遭った人も出た。

熊本市は実際の交付は５月中旬からだ。
経済効果は２割程度などと言われている。
連休前に交付すればもっと効果が出るのでは、と思うのは私だけなのかな。