打越通信

日記ふういろいろ

山の幸を求めて

2020-09-18 18:17:12 | 日記ふう
今年は春先から果物を良く食べることが多くなった。
苺にバナナ、パイナップル、スイカ、メロンなど、秋になり梨の季節になる。
豊水、幸水に始まり新高や二十世紀のシャキシャキした梨が出始めてきている。
近ごろは毎日のように食卓に出てきていて、シャキシャキした梨を食っていると豊水の柔らかい食感が欲しくなったりするものだ。
そんな山の幸を求めてでは無いが、田川市から嘉穂市あたりに出かけてみた。
飯塚や田川はいつも通り過ぎる町で市内をぶらりと訪れるのは初めてだ。



家人にナビを田川の駅にセットするように指示し、ナビの案内で来たのがJR田川伊田駅前だった。
これはなんだと叫びそうになるような立派な駅だった。
駅駐車場にクルマを入れ駅周辺を散策する。



伊田商店街がすぐ近くにあり中に入ってみた。
あれれと思うほどシャター通りになっていた。
入ってすぐに将棋倶楽部のような建物があり、ご年配の方々が数名熱心に将棋をされていたが、商店街の方は人影すらなかった。
細長く先の方まであるようだったが途中で引き返すことにした。
炭鉱の町として栄えていた時代とはずいぶんと変わってしまったのだろう。
駅の裏手の方に高い煙突があるのが気になって、その方向に行ってみた(行き道がわからずグルグル探した)。





田川市石炭資料館というらしく、高い煙突が二本、竪坑櫓(たてこうやぐら)がそのままの形で保存されていた。



その当時の炭鉱住宅や蒸気機関車まで展示してあり、かなり広い敷地だった。

クルマに戻りナビに「嘉穂」をセットする。
田園地帯に思わずここだと写真に収める場所が何度も表れるが通過してしまった。
道の駅うすいに着き果物を探す。
やはり梨が安い、栗はまだ出始めのようで少し高めかな。
梨とリンゴを買って帰路に着いた。
もう少し秋も深まれば多くの山の幸が並ぶと思う。