打越通信

日記ふういろいろ

猛暑の中の展示会

2018-07-16 22:05:00 | 日記ふう
チケットはすでに4月に買っていたのだがついつい行きそびれていた。
ハッと気付くとこの連休までで終わってしまう。
あわてて大宰府に向かった。
電車で行くかクルマで行くか迷ったけれど、この暑さではクルマの方がいいだろうとクルマで出かけたのだが九州国立博物館への道はかなり混んでいた。
幹線道路から九州国立博物館の駐車場への入り口は長いクルマの列が出来ていて、それを避けようとウロウロしていたが天満宮付近に空車の駐車場を見つけそこに駐車した。



外はかなりの暑さで日差しがかなり強い。
参道は多くの人で、相変わらず人気の観光地のようだ。
日陰を選んで参道を抜け九州国立博物館への入り口に向かう。
長い長いエスカレータと動く歩道で九州国立博物館に着く。
山の中に巨大で近代的な建物には何度来ても驚かされる。
中に入るとこれまた人混みだった。
ここには何度か来ているがフェルメールの時と同じような人混みだ。
こんなことが無いようにと早めにチケットを買って、振替休日でも利用して平日に来ようと思っていたのだが・・・。
入り口で係員の人から2つの展示品だけはカメラがOKだと言う。
ただしフラッシュは絶対にダメだと念を押された。
印象派のドラクロワ、マネ、ドガ、ゴッホ、ルノワール、ピカソ、ゴーギャン、モネといった有名作家の展覧だ。





目玉は何と言ってもルノワールの(可愛いイレーヌ)だろう。
絵画については全く感心がなかったのだが印象派の展覧会に数回行きすっかり気に入ってしまった。



会場に入り絵を見ているうちにその時代の雰囲気にすっかり入り込んでしまう、そんな感覚が好きになったようだ。
絵の良し悪しは全くわからないが、絵を見ているとなぜか虜になってしまう。
ルノワールの(イレーヌ嬢)の絵は写真撮影が許されていた。
教科書の中でしか見たことのない絵だった。
色の色彩やコントラスト、それにタッチなどはやはり本物でないとみることはできない。
人混みの多さには嫌気がさすが、会場を出てからもしばらくは感動が続くのだ。