打越通信

日記ふういろいろ

三日月の微笑み

2017-10-26 20:00:36 | 日記ふう
熊本に帰省した時に娘(息子嫁)が言う。
バス停でテラのオヤジとバッタリ会って
「お父さんのヘルペスは良くなったんだろうか」
娘は何の事だかさっぱり解らず「えーっ」と言って誤魔化したようだ。
当然私がヘルペスに罹ったことも知らない時の話だ。
今の会社の一部の人にも、もうずいぶん前にこのブログの存在がばれてしまっている。
まあ、どうってことは無いわけで、言いたい放題(書きたい放題)だし同意を求めるためでもないわけだ。
ただ書き残しておけば(あれは何時だったけ?とか去年の今頃は何してっけ?)といったことがめくればわかるのだ。
それも今流行のクラウドというわけだ。
ネット環境さえあればどこでもいつでもという奴だ。
近頃はすっかり書くことにも熱が入らなくなって更新が滞りがちになっている。
日記ではなく週刊誌的なことになってきている。

さてすっかり秋らしくなってきて、会社を出て外に出ると夕闇が迫ってきている時期になった。
自宅までの道を歩いているうちにすっかり暗くなってくる。
JRの高架下を歩いていると下りの新幹線が窓の明かりを赤々と点け過ぎて行く。
数年前はあの新幹線で通勤していたわけだ。
新幹線の窓から眺める博多の街はまったくの別の街だった。
今では逆の立場に立ってあの新幹線で熊本に行きたいと思う、不思議なものだ。
あのころは仕事もきつかったし、通勤も精神的にも肉体的にも限界だった。
おまけに介護が必要になってくるであろう両親も抱えていた。
あのころと今では全く違う。
通勤は歩きだし仕事も楽なものだ。
でもなにか物足りない。
「こんなんで良いのか!」
と問いかけてみても答えは無い。
うつむいて歩いていてふと空を見ると三日月が出ていた。
顔のようにも見える三日月が微笑んでいるようにも見えた。
さて年末に向けて慌ただしくなる季節だし、今週末もいろいろと行事がある。
割と充実しつつある今日この頃、三日月を見上げる余裕もあるのだ。