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打越通信

日記ふういろいろ

健康マラソン生みの親の逝去

2009-11-25 12:59:08 | ジョギング
長年、熊本走ろう会の会長を務めた加地正隆さんが老衰のため亡くなりました。
96歳でした。
1971年に熊本走ろう会を結成した加地さんは中高年や女性も楽しめる健康マラソンの普及に努め73年から天草パールラインマラソンをスタートさせました。
「ゆっくりいいぞ。みんな帰ってこいよ」
と参加者に声をかける姿はおなじみのスタート風景となっていました。

訃報が入って来た。
毎年、走っている「天草パールラインマラソン」の生みの親。
男子は40歳から出場資格があった十数年前、初めてこの大会に出場した時
加治会長の

「だーも見とらんとだけん、きつなったら、そっかっ引き返して来てもよかっばい!」

この言葉が強烈に印象深く聞こえた。
当時、80歳を超えておられたが、なんとも元気な翁だろうと感心させられた。
しばらくは20kmに参加したので加治会長のスタートとは縁が無かった。

今年、久しぶりに10kmに参加
加治会長のスタートの掛け言葉

「みんな!帰って来いよ!」

の名台詞。
それに答えて、参加者は手を突き上げて

「おー!」

と答える。

健康マラソンの生みの親。

・・・ご冥福を祈る。

退院

2009-11-25 06:59:05 | 日記ふう
先週の土曜日に大腿骨骨折で入院していた父が退院するというので、朝8時半に自宅を出て九州自動車道の益城ICを目指した。
高速に乗ると、やっぱり3連休の初日とあって九州道下り線は隙間の無いような混み方だった。
それでも80km~90kmで流れてはいた。
終点の芦北ICを降り、道の駅で簡単な花束を買った。
病院には退院時間の11時ちょっと前に到着した。



新しい両脇が開く車椅子も到着していた。
妻が父に花束を贈ると、うれしそうにしていた。
そしてその花束を一所懸命に介護してくれた介護士さんに

「ありがとう、ございました」

と言って手渡したのだ。

骨折治療に1ヶ月、リハビリに3ヶ月の入院だった。
同室の患者さんとも手を取り合って別れをした。
福祉タクシーの運転手さんが病室まで迎えに来てくれ、介護士さんもタクシーまで見送りをしてくれた。



一時外泊などあったが、約4ヶ月ぶりの帰還なのだ。
居間でテーブルに座りゆっくりとお茶を飲んでいた。
お袋は近所、親戚に退院の連絡を入れていた。
そうこうしていると、近所の親戚ご夫妻がたてつづけに2組飛んで来られた。
バナナやリンゴなどを持って・・・。
そのことを妻は大変ビックリしていた。
順番がどうだったのか、わらないが、まだ連絡の途中の出来事なのだ。

皆さん

「退院、おめでとう」

と言ってくださるが・・・。
今からが大変という事は分かっている。
当面は母が介護をすると言うが・・・。

顔では笑って

「ありがとうございます」

と言うが、内心は違っていた・・・。