先日からモジュール分解修理中のW124 500Eの続きです。。。












ASR/ABSモジュールのリペア。。。

安全装置のコントロールの心臓部ですから他のモジュールよりも真剣にお金を掛けて設計されているのが判ります。。。


でも、、、経年劣化によって電解コンデンサーの液漏れが発生して故障が発生するモードに入っていますね。。。


電解コンデンサーを基盤から分離しますと。。。

見事に液漏れの痕跡が残ってました。。。


見事に液漏れの痕跡が残ってました。。。

此方も。。。😓


電解コンデンサーの漏れた液体の痕跡を清掃して新しい車載用途用の電解コンデンサーに交換。


後は半田の劣化箇所の腐食状況を洗い出して、、、腐食した半田を吸い上げて半田の打ち直し作業。。。箇所が果てしなく有るので集中力の勝負です。。。


半田の打ち直し作業が完了して組立作業。。。
残すところはGMモジュールですが此方は無接点化を含めてチョイと改造が必要な故に部品の到着待ちです。。。
その間にメーターの速度計の指針不良、TRIP&ODOメーターの不動の修理作業。。。

300km/hパネルで走りを予感させても動かなきゃタダのオブジェ。。。
ってか、速度が判らないし車検もアウトですねん。。。


で、、、速度計を取り出して分解。。。



基盤上の電解コンデンサーは既に御臨終。。。🙏
メーター電源回路の抵抗器は焼損してるし。。。


300km/hスケールの文字盤への変更に伴って速度計コイルの進角調整をする為に可変抵抗器を増設改造が施してあったが。。。


可変抵抗器が既に故障していて可変抵抗の数値が可笑しい。。。
よって抵抗器の交換。。。


ODO&TRIPメーターの駆動ギヤーBOXのギヤー破損。。。
まあ、この年代の電気式メーターでは定番。。。


ギヤーBOXを分解して清掃の上で破損したギヤーを新品に交換。。。
単に新品ギヤーをセットすると距離計動作時にカタカタ音が出てしまうので当社独自の対策加工を施工してセット。。。






ギヤーBOXを組み立てて速度計本体の組立作業。。。


現車に装着して速度計基盤に計算値で設定した速度計コイルの進角値を実走にて確認。。。
速度計測の比較対象はGPS速度計を用いてメーターの指針との誤差を確認。。。
GPS速度計の計測値とほぼほぼ近似値である事を確認して完成。。。
お次はGMモジュールの分解作業。。。



制御回路内のコンデンサー類を一式交換の上で電磁リレー×3ケを摘出。。。
明日の無接点化作業に必要な部品の到着待ちです。。。😅
取り敢えず今日はココまで‼️
To Be Continued……