建前上のG.W休業で社内調整や設備のメンテナンスが何とか完了してホッとしている寅です。。。(笑)
夏には思いっきり休暇を取って逃亡する予定で御座居ますので御理解下さいませ。。。😜
本日より通常営業ですが本日5月7日(月)〜9日(水)の間、身内の病気療養の手助けの為ちょいと仕事を抜けたり戻ったりの繰り返しですので電話に出られないシーンが多いです。何卒ご了承下さいませ。
さてさて、、、本日は電装系のユニット基盤の修理についてのお話です。。。
相変わらず御依頼の多い毒車のエンジンコントロールや空調制御、オートクルーズの制御等を司るモジュールユニットやメーターAssyの修理ですが、、、
他社さんに御依頼された結果、不具合の内容に沿った修理が全く出来ておらず完治していない状況での再修理と言うケースが妙に多いですね。。。
先ずは基盤が不具合の原因になっている場合、、、どの様な不具合なのかで修復内容は全く異なります。
マイコン基盤自体は起動して制御を行うがA/C等の場合には室温制御が滅茶苦茶で常に冷房全開なのか、、、ヒーターバルブは純正新品に交換してあるのに温風が吹出し口から出て来るのか、、、はたまたオートクライメートでブロアファンレジスターは新品なのにブロアファンのスピードが最少か最高だけだとか、、、色々なケースがあります。。。
その症状によって基盤上の制御回路の診る対象部分が変わるのでユーザーさんからの問診は非常に重要なのですが、、、
医者は患者が「胸焼けがする」と患者が言えば胸焼け症状から様々な病気の疑いを掛けて検査します。
検査の結果、投薬治療で完治する様であれば処方箋を出して寛解に向けた治療方針を決めます。
又、患者が嘔吐を繰り返し食事も出来ず、胃酸を多く嘔吐する状況で脈拍も早く血圧も異常上昇していれば低血糖の疑いを示唆してブドウ糖の点滴を入れます。。。
我々の基盤修理も症状に応じた対処がマストでプロの検査の結果、不調の原因がモジュールユニットにあると判断された場合に症状から逆算して基盤の制御不良の源を突き止めます。
コレが本来の不具合修理作業です。
ところが、、、ユニットの基盤の電源供給から信号の処理までのルーチンが全く理解出来ていない者が単に基盤の電解コンデンサーを交換すれば全て完治すると勘違いしてユーザーに対して分かったフリで基盤上の電解コンデンサーの交換だけを行なって「O/Hしました。」と言い切るケースが実に多い様です。。。
基盤修理に着手する前にユニットの車両接続ソケットのピンアサインから基盤上の処理パートを理解した上で基盤上に装着されているICやLSIの品番やスイッチングトランジスタの品番、ダイオード類の品番から電源回路の保護方式や整流回路の構成を把握するのが当たり前なのですが、回路基盤の知識や経験に乏しい人が流れ作業で電解コンデンサーの交換だけを行なっているのが車屋系の実情の様ですね。
更に言えば通常の使用でセラミックコンデンサーは殆ど逝かないのですがご丁寧にセラミックコンデンサーまで交換されて、、、凄いのは特に高熱になる部分でも無い箇所にタンタルコンデンサーが使用されていた場合、、、交換してあったりします。。。厳重ですね。。。
ところが基盤の不具合の元凶は全く違う箇所にあり、その不具合についてはノーチェックだったりするから不具合が完治せず基盤修復の目的が果たせていないって話になっている事が多いですな。。。
すると、我々基盤修復のプロからしますと基盤の構成を熟知した技術者の仕事では無く、DIYの知識程度の作業者の仕事かなと判断します。
この様な場合は結局不具合についてイチから追う作業になりますので相応のコストは掛かります。
又、多くの基盤には製造時に絶縁コーティング処理がされている場合が多いので古いコーティング剤の除去と酸化した半田の打ち替え吸引作業がスタートになる事が多いですね〜。。。
半田箇所の古いコーティングをキチンと除去しないと新しい半田は載りません。。。
中途半端に半田を吸引して電解コンデンサーだけを交換して新しい半田をコンデンサーのリードに盛って再半田したつもりが古いコーティング剤の成分が半田箇所に載っていて新しい半田が正確に載っていない何て仕事の痕も多く見られます。
根本的に旧い基盤程、丁寧で正確な仕事が要求されます。
兎に角仕事の荒い作業の痕跡が実に多いです。
更に依頼者の方から言われている不調の原因を全く理解しないでメクラ修理がされている事も実に多いですね。。。
コレが更に酷いのはメーターの修理の痕跡。。。
W126やW124の電気式速度計のトリップ&オドメーターのギヤー破損が実に多いです。
その場合、ギヤー交換は当然ですが、、、ギヤーの破損原因を解決せずにギヤーだけ交換して再びギヤ欠けトラブルに陥っている事が結構あります。。。
ギヤー破損は電気的不良で発生するものと機械的不良で発生するものがありますが何方の原因であっても解決しなければ再度ギヤ欠けは発生します。。。
メーターのトリップ&オドメーターの駆動方式&構造と調整を全く知らないでギヤー交換だけを行なって再度ギヤ欠けと言うケースに何回も遭遇してます。。。
メーターの駆動ギヤーが破損するには何があったのかを確認して対処すべきなのですが、判ってない大口叩きが手を出してクレームになっている事も多い様ですね。。。
素人に毛が生えた程度の知識で手を出しちゃいけない領域に手を出して後で言い訳しとるとは相変わらずの業界ですな。。。勉強しない輩が多数の車屋は。。。(笑)
夏には思いっきり休暇を取って逃亡する予定で御座居ますので御理解下さいませ。。。😜
本日より通常営業ですが本日5月7日(月)〜9日(水)の間、身内の病気療養の手助けの為ちょいと仕事を抜けたり戻ったりの繰り返しですので電話に出られないシーンが多いです。何卒ご了承下さいませ。
さてさて、、、本日は電装系のユニット基盤の修理についてのお話です。。。
相変わらず御依頼の多い毒車のエンジンコントロールや空調制御、オートクルーズの制御等を司るモジュールユニットやメーターAssyの修理ですが、、、
他社さんに御依頼された結果、不具合の内容に沿った修理が全く出来ておらず完治していない状況での再修理と言うケースが妙に多いですね。。。
先ずは基盤が不具合の原因になっている場合、、、どの様な不具合なのかで修復内容は全く異なります。
マイコン基盤自体は起動して制御を行うがA/C等の場合には室温制御が滅茶苦茶で常に冷房全開なのか、、、ヒーターバルブは純正新品に交換してあるのに温風が吹出し口から出て来るのか、、、はたまたオートクライメートでブロアファンレジスターは新品なのにブロアファンのスピードが最少か最高だけだとか、、、色々なケースがあります。。。
その症状によって基盤上の制御回路の診る対象部分が変わるのでユーザーさんからの問診は非常に重要なのですが、、、
医者は患者が「胸焼けがする」と患者が言えば胸焼け症状から様々な病気の疑いを掛けて検査します。
検査の結果、投薬治療で完治する様であれば処方箋を出して寛解に向けた治療方針を決めます。
又、患者が嘔吐を繰り返し食事も出来ず、胃酸を多く嘔吐する状況で脈拍も早く血圧も異常上昇していれば低血糖の疑いを示唆してブドウ糖の点滴を入れます。。。
我々の基盤修理も症状に応じた対処がマストでプロの検査の結果、不調の原因がモジュールユニットにあると判断された場合に症状から逆算して基盤の制御不良の源を突き止めます。
コレが本来の不具合修理作業です。
ところが、、、ユニットの基盤の電源供給から信号の処理までのルーチンが全く理解出来ていない者が単に基盤の電解コンデンサーを交換すれば全て完治すると勘違いしてユーザーに対して分かったフリで基盤上の電解コンデンサーの交換だけを行なって「O/Hしました。」と言い切るケースが実に多い様です。。。
基盤修理に着手する前にユニットの車両接続ソケットのピンアサインから基盤上の処理パートを理解した上で基盤上に装着されているICやLSIの品番やスイッチングトランジスタの品番、ダイオード類の品番から電源回路の保護方式や整流回路の構成を把握するのが当たり前なのですが、回路基盤の知識や経験に乏しい人が流れ作業で電解コンデンサーの交換だけを行なっているのが車屋系の実情の様ですね。
更に言えば通常の使用でセラミックコンデンサーは殆ど逝かないのですがご丁寧にセラミックコンデンサーまで交換されて、、、凄いのは特に高熱になる部分でも無い箇所にタンタルコンデンサーが使用されていた場合、、、交換してあったりします。。。厳重ですね。。。
ところが基盤の不具合の元凶は全く違う箇所にあり、その不具合についてはノーチェックだったりするから不具合が完治せず基盤修復の目的が果たせていないって話になっている事が多いですな。。。
すると、我々基盤修復のプロからしますと基盤の構成を熟知した技術者の仕事では無く、DIYの知識程度の作業者の仕事かなと判断します。
この様な場合は結局不具合についてイチから追う作業になりますので相応のコストは掛かります。
又、多くの基盤には製造時に絶縁コーティング処理がされている場合が多いので古いコーティング剤の除去と酸化した半田の打ち替え吸引作業がスタートになる事が多いですね〜。。。
半田箇所の古いコーティングをキチンと除去しないと新しい半田は載りません。。。
中途半端に半田を吸引して電解コンデンサーだけを交換して新しい半田をコンデンサーのリードに盛って再半田したつもりが古いコーティング剤の成分が半田箇所に載っていて新しい半田が正確に載っていない何て仕事の痕も多く見られます。
根本的に旧い基盤程、丁寧で正確な仕事が要求されます。
兎に角仕事の荒い作業の痕跡が実に多いです。
更に依頼者の方から言われている不調の原因を全く理解しないでメクラ修理がされている事も実に多いですね。。。
コレが更に酷いのはメーターの修理の痕跡。。。
W126やW124の電気式速度計のトリップ&オドメーターのギヤー破損が実に多いです。
その場合、ギヤー交換は当然ですが、、、ギヤーの破損原因を解決せずにギヤーだけ交換して再びギヤ欠けトラブルに陥っている事が結構あります。。。
ギヤー破損は電気的不良で発生するものと機械的不良で発生するものがありますが何方の原因であっても解決しなければ再度ギヤ欠けは発生します。。。
メーターのトリップ&オドメーターの駆動方式&構造と調整を全く知らないでギヤー交換だけを行なって再度ギヤ欠けと言うケースに何回も遭遇してます。。。
メーターの駆動ギヤーが破損するには何があったのかを確認して対処すべきなのですが、判ってない大口叩きが手を出してクレームになっている事も多い様ですね。。。
素人に毛が生えた程度の知識で手を出しちゃいけない領域に手を出して後で言い訳しとるとは相変わらずの業界ですな。。。勉強しない輩が多数の車屋は。。。(笑)