昨日の定休日は実家に呼び出されて肉体労働を強いられた後にジムでストイックに筋トレに励んでいた寅でやんす。。。(笑)
只今、W124 1995y E320TEのT/LLRモジュールのO/H中です。

何の働きをしてるか御存知の無い方が多いのでちょいと説明しときます。
コレはW124の1993y〜のモトロニック制御化された104Egについて説明しますとスロットルコントロールを制御しているコンピュータになります。
つまり、スロットルアクチュエータと接続され、全回転域でのスロットルポジション信号を読み取りし、データをフィードバックさせてメインのHFMコンピュータとCANで相互通信してHFMに常にスロットルの情報を与えてHFMが同時にエアマスセンサーや水温センサー、外気温センサー等の情報と共に比較演算処理を行い、インジェクターの開度や点火時期の決定をさせる重要な役割をしています。
又、W124ではこの世代からオートクルーズのスロットルポジション制御もこのT/LLRモジュールで行なっており、スロットルアクチュエータ信号の入出力処理担当部署と言う事になります。
では、このT/LLRモジュールがご高齢になって経年劣化が進むとどうなるか??
多いのは燃料が全体的に濃くなってエンジンレスポンスが何かイマイチの動きになって眠たい感じになる。何か力が無い感じがする。モジュールの劣化の進行が進むと点火プラグがやたらに黒くなる。。。
エンジン始動も何か重いし、アイドリングも何か重い。。。アイドル中のエンジンルームがやたらにガソリン臭いという症状もあります。
果ては車検時にCO値が許容値外になって車検アウト〜!にもなります。。。(笑)
更に放置すると供給過多になった燃料がシリンダー内で未燃焼ガスとして排出され、、、触媒経由のブローバイガス還元システムを通って再び未燃焼の生ガスがシリンダーに向けて回りますが、、、このシステムのキャパを越した大量の生ガスがシステムに入るので、チャコールフィルターを詰まらせてMOTバルブがチャタリング、、、カチカチカチカチカチカチ、、、とボンネット内で文句を言い出します。。。
チャコールフィルターはL/H車の場合はFLのインナーフェンダー内に入っていますので清掃或いは交換すれば済みますが、こんなモンが詰まる時点で生ガスが多いのですから幾ら清掃或いは交換しても近い将来間違いなく詰まります。。。
で、、、最悪の結果は触媒に生ガスが滞留し、、、触媒が発火。。。車両火災の憂えき目に遭うコトに。。。
多いパターンは高速道路を走行してICの出口で減速。ETCレーンを過ぎて一般道の信号で停止した直後にスロットルがアイドル制御に入った瞬間、急に生ガスが濃くなってファイヤー!
高速走行中は比較的ガスは薄くなっててもエキパイはマニホールドから高温になってます。。。
そこに減速して停止した瞬間アイドル制御になれば供給されるガスはガンと濃くなりますわ。。。
すると未燃焼ガスの大量排出で高温になった排気系統のよく燃えてくれる触媒君が真っ赤っかになって怒り出し。。。
ベンツの触媒は燃え出すと一気によく燃えるんだ。。。
「お金が無いんで火の車なんです。」って、、、本当に車を燃やしてどうすんの??
ってか、、、公共の道路上でファイヤーしたら他の交通に凄く迷惑になりまっせ!
最悪は消火活動の為に幹線道路が通行止め何て話になって経済損失向上の原因になりかねませんわ。。。
「これだから旧いベンツに乗ってる奴は社会性が無い。整備不良で乗ってんなよ!」と、迷惑千万のお声が彼方此方で聴こえる様になります。。。
この時代のW124後期モデルやLH制御のV8モデルがよく燃えてくれる原因の大半がこんなお話です。。。
だから、、、貴重なW124を焼失したくないユーザーさんには安全対策として経年劣化で燃調が濃くなってど偉い目に遭う前にT/LLRモジュール或いはASR着きの個体にはE-GASモジュールのO/Hを推奨致しております。。。

でもね、、、このモジュールはメインのHFMやLH等のメインコンピュータとメインコンピュータが主軸になるCANで相互通信しているものなので、CANがハードの劣化でボケてたら全くお話にならないのでメインコンピュータとの同時O/Hを推奨致しております。
ってな具合でこれから暑くなってW124を焼失させない為のお話でした。。。(笑)
只今、W124 1995y E320TEのT/LLRモジュールのO/H中です。

何の働きをしてるか御存知の無い方が多いのでちょいと説明しときます。
コレはW124の1993y〜のモトロニック制御化された104Egについて説明しますとスロットルコントロールを制御しているコンピュータになります。
つまり、スロットルアクチュエータと接続され、全回転域でのスロットルポジション信号を読み取りし、データをフィードバックさせてメインのHFMコンピュータとCANで相互通信してHFMに常にスロットルの情報を与えてHFMが同時にエアマスセンサーや水温センサー、外気温センサー等の情報と共に比較演算処理を行い、インジェクターの開度や点火時期の決定をさせる重要な役割をしています。
又、W124ではこの世代からオートクルーズのスロットルポジション制御もこのT/LLRモジュールで行なっており、スロットルアクチュエータ信号の入出力処理担当部署と言う事になります。
では、このT/LLRモジュールがご高齢になって経年劣化が進むとどうなるか??
多いのは燃料が全体的に濃くなってエンジンレスポンスが何かイマイチの動きになって眠たい感じになる。何か力が無い感じがする。モジュールの劣化の進行が進むと点火プラグがやたらに黒くなる。。。
エンジン始動も何か重いし、アイドリングも何か重い。。。アイドル中のエンジンルームがやたらにガソリン臭いという症状もあります。
果ては車検時にCO値が許容値外になって車検アウト〜!にもなります。。。(笑)
更に放置すると供給過多になった燃料がシリンダー内で未燃焼ガスとして排出され、、、触媒経由のブローバイガス還元システムを通って再び未燃焼の生ガスがシリンダーに向けて回りますが、、、このシステムのキャパを越した大量の生ガスがシステムに入るので、チャコールフィルターを詰まらせてMOTバルブがチャタリング、、、カチカチカチカチカチカチ、、、とボンネット内で文句を言い出します。。。
チャコールフィルターはL/H車の場合はFLのインナーフェンダー内に入っていますので清掃或いは交換すれば済みますが、こんなモンが詰まる時点で生ガスが多いのですから幾ら清掃或いは交換しても近い将来間違いなく詰まります。。。
で、、、最悪の結果は触媒に生ガスが滞留し、、、触媒が発火。。。車両火災の憂えき目に遭うコトに。。。
多いパターンは高速道路を走行してICの出口で減速。ETCレーンを過ぎて一般道の信号で停止した直後にスロットルがアイドル制御に入った瞬間、急に生ガスが濃くなってファイヤー!
高速走行中は比較的ガスは薄くなっててもエキパイはマニホールドから高温になってます。。。
そこに減速して停止した瞬間アイドル制御になれば供給されるガスはガンと濃くなりますわ。。。
すると未燃焼ガスの大量排出で高温になった排気系統のよく燃えてくれる触媒君が真っ赤っかになって怒り出し。。。
ベンツの触媒は燃え出すと一気によく燃えるんだ。。。
「お金が無いんで火の車なんです。」って、、、本当に車を燃やしてどうすんの??
ってか、、、公共の道路上でファイヤーしたら他の交通に凄く迷惑になりまっせ!
最悪は消火活動の為に幹線道路が通行止め何て話になって経済損失向上の原因になりかねませんわ。。。
「これだから旧いベンツに乗ってる奴は社会性が無い。整備不良で乗ってんなよ!」と、迷惑千万のお声が彼方此方で聴こえる様になります。。。
この時代のW124後期モデルやLH制御のV8モデルがよく燃えてくれる原因の大半がこんなお話です。。。
だから、、、貴重なW124を焼失したくないユーザーさんには安全対策として経年劣化で燃調が濃くなってど偉い目に遭う前にT/LLRモジュール或いはASR着きの個体にはE-GASモジュールのO/Hを推奨致しております。。。

でもね、、、このモジュールはメインのHFMやLH等のメインコンピュータとメインコンピュータが主軸になるCANで相互通信しているものなので、CANがハードの劣化でボケてたら全くお話にならないのでメインコンピュータとの同時O/Hを推奨致しております。
ってな具合でこれから暑くなってW124を焼失させない為のお話でした。。。(笑)