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チラシの裏

惑星間の狩人

2014年02月08日 | SF
いま放送中の深夜アニメ「スペース☆ダンディ」の主人公、ダンディの職業は宇宙ハンターだそうです。
第5話「旅は道連れ宇宙は情けじゃんよ」は前4話にくらべていいハナシでした。
脚本が大河内一楼(コードギアス)、絵コンテと演出が林明美でした、いいなあ。



で、宇宙ハンターと言えば、
ゲリー・カーライル、アーサー・K・バーンズの「惑星間の狩人」のヒロインです(古いですネ)。
創元の現行本(といっても品切)より旧版のジャケット(もちろん絶版)のほうがいいですね。
解説の終わりのほうにちょろっと書いてあるだけですがイラストはエド・エムシュウィラーです。
せっかくエムシュウイラーのイラストなんだから、創元文庫のジャケもうちょっとなんとかならなかったかなあ。

interplanetary hunter

内容は、1937年から46年に発表されているだけに古臭いです。
アメリカ白人帝国主義の延長でしかない宇宙を舞台に張りぼてハリウッド的なおハナシです。
主人公が妙齢でボンキュッボンなお姉さまで、サブキャラがイケメン船長という、
「なんだそれ」的展開ですね。

エド・エムシュウィラーは宇宙のサンタクロースシリーズを描いていて、
人類もエイリアンもロボットも楽しく平和で暮らす宇宙が、
なんだか「スペース☆ダンディ」と通じるものがあります。

宇宙のサンタクロースシリーズ
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