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チラシの裏

Time Bandits

2014年02月10日 | ファンタジイ
ついでに「タイム・バンディッツ」も。
劇場公開当時は「バンディットQ」という謎なタイトルでした。

モンティ・パイソンの映画を作るハンドメイドフィルムの製作(プロデューサーはジョージ・ハリスン)で、
監督と脚本はモンティ・パイソンのメンバーでもあるテリー・ギリアム。
テリー・ギリアムはアメリカ人であるにもかかわらず、
映画は英国伝統のダークジュブナイルの様相を示しているところが興味深いです。

両親に疎外されている少年の部屋に小男たちが乱入するプロローグから、
時空の穴をたどりつつ少年が巻き込まれる歴史舞台では、
モンティ・パイソン風ギャグをまぶしながら、
アガメムノンやロビン・フッド、ナポレオンの真の姿を垣間見せてくれます。
ロビン・フッド役はモンティ・パイソンのジョン・クリーズが演じていますが、
テレビ放映版では村山明が声をあてていたそうです。納谷六郎じゃなかったのか。
「きみも泥棒さん? きみも、ん、きみも泥棒さん?」と広川太一郎ライクな台詞が笑えました。

ラストは「みなしごハッチ」的に大立ち回り。低予算な感じがぬぐえませんがそこがいいんです。
神様にも突き放されてしまった少年はこれからどうなるのか、ラストがとても印象的でした。

エンディングテーマはジョージ・ハリスンの「Dream away」

Dream away



タイタニックのエピソードは公開時もテレビ版でもカットされていたような。
ディスクを買うしかないなあ
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