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チラシの裏

侍戦隊シンケンジャー 2 こどもより 親がはまった シンケンジャー

2010年02月14日 | アニメ・特撮
ロボット(?)のシンケンオーのコックピットの背景は、
金屏風が1枚立っているのだけのすごくシンプルなものです。
あまりの潔さにびっくりしました。

それに代表されるように、セットや小物がややチープなのは、
勝手な推測ですが、東映の倉庫にあるものを再利用していたからではないでしょうか? 
不況のおり製作費が最初から削られていたのか、
また再利用したことで制作費を圧縮したのか、
観ている側にはどうでもいいことなのですが。

「こどもより 親がはまった シンケンジャー」
とシンケンジャーの掲示板にあって、思わずひざをうちました。
次の「ゴセイジャー」が従来の作風に戻っているので、
「シンケンジャー」では意図的に親へも訴求力のあるコンセプトにしたのではないか、と。
マーケティングとして、親が気に入ればグッズやDVDの売り上げが伸びることは当然です。
でも、狙いはそこだけじゃない気もするんです。

東映といえば、テレビが普及する前は娯楽時代劇で一世を風靡していたわけですが、
「シンケンジャー」の製作スタッフはその時代を知るはずのない世代でありながら、
どうしようもなくその頃の「娯楽時代劇映画」を彷彿とさせます。
悪役の侍大将というよりヤクザの親分風な血祭りドウコクの声はどことなく天津敏に似ていますし、
腑破十臓の役は成田三樹夫が演じていてもおかしくないですね。
この勢いで、東映ならではのファンタジック娯楽時代劇映画を作ってほしいところです。

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