思いもよらずSFになっていることにびっくり。
ラストは「エヴァの真似」、などという意見が出てくるかもしれませんねえ。
旧い人間(わたし)は手塚治虫の作品「日本発狂」を連想しました。
「日本発狂」は霊魂の輪廻転生をSF的に解釈して、
死後の世界(前世)から霊魂がこの世界へ侵入してくる話で、
オカルトドラマに始まり途中でポリティカルコメディ(?)へシフトして、
リリカルなエピローグで終わる、ストーリー . . . 本文を読む
あいかわらず深夜アニヲタなのです。
「CANNAN」は「true tears」を製作したPAworksが満を持して放つリアルアクションですが、どっかで観たような読んだような。そうだ、吉田秋生の「バナナフィッシュ」になんだか似ているような。でも、こういう話はいま捨てるほどあるので、似ているというよりテーマを表現するために取捨選択した結果、という気もします。絵も動きも地味だけどリアル志向です。アニメっ . . . 本文を読む
都筑道夫はティム・バートン監督の「スリーピイ・ホロウ」を誉めていて、ハマープロ映画をほとんど観た自分が言うのだから間違っていない、と言っています。
それはいったい何のことかというと、
ハマープロへのオマージュとしてバートンは「スリーピイ・ホロウ」を作ったそうです。都筑道夫は「スリーピイ・ホロウ」はハマープロ作品より素晴らしい、と持ち上げています。
都筑道夫好みの古い役者、クリストファー・リ . . . 本文を読む
「咲」
団体戦が終わって次回はお約束の水着回。
団体戦主将戦は盛り上がったです。
こぶし握りしめました。
「巨人の星」か「明日のジョー」くらい。
「亡念のザムド」
始まったころの重たい展開から、
キャラクターが動きはじめて
がらっと変わった中盤のドラマ作りの重厚さ、
おそれいりました。
原作版ナウシカ21世紀ヴァージョンか。
「かなめも」
尺が足りなくなったのか、
ダイジェストを1分30秒流す . . . 本文を読む
ご他聞にもれず、「けいおん!」にハマっております。
しかし、「けいおん!」が終ってしまって、寂しいと思っている諸氏、
なんと唯ちゃんが中学生になって戻ってきてますよ。
「かなめも」(テレビ東京系列にて放送中。原作:石見翔子)
主人公の中町かな役が豊崎愛生で、なぜか似たような天然キャラであります。
. . . 本文を読む
「宇宙をかける少女」
いいですね~。
ワイドスクリーンバロックの香りがします。
マンガっぽい絵柄に隠されたSF性に針が振れっぱなし。
敵キャラ、ネルヴァルの懐深さとベンケイの壊れっぷりに★3つ。
「忘念のザムド」
ここまではっきり『宮崎駿エピゴーネン』だと、
裏になにかを隠しているのでは? と思う。
宮崎駿が捨ててしまったアイテムを丹念に拾いあつめて
『宮崎世界』を再構成してみせてくれたけれど、 . . . 本文を読む
今春から放映の「真マジンガー 衝撃Z編」
雄伏していた今川泰宏が脚本・監督をつとめるようです。
原作に近いキャラデザインなど、わくわくします。
http://www.shin-mazinger.com/
イラストの右のほうに小さく描かれているのは、
なんとマジンガー軍団の3体のロボットではないですか。
ということは未完に終わっていた原作のラストまでアニメ化でしょうか。 . . . 本文を読む
ガンダムOO
2ndシーズンも佳境に入ってきて、けっこう面白くなりました。
人が次々に死んでいくドラマ作りは好きではないのですが。
キャシャーンsins
2クールはちょっと長すぎるような。
アングラ芝居の演出のような、
論理的に納得のいくラストではないような気がするので、
最後までつきあってから。
鉄腕バーディ
2ndシーズンは快調ですね。
物語がうまい。
宇宙をかける少女
アニメによるワイ . . . 本文を読む
昨日の日曜から始まった「侍戦隊シンケンジャー」ですが、
テレビの前で腹かかえて笑いっぱなしでした。
いや、これはスバラシイ!
往年の名作「仮面の忍者 赤影」で江戸時代なのに巨大ロボなどを登場させた手法を使って、
「シンケンジャー」は現代に江戸時代の風俗を登場させるギャグ(?)をぶちかましてくれました。
馬はともかく駕籠は…(笑)。
しかも変身アイテムは携帯が変形した筆!
変身の掛け声は「一筆 . . . 本文を読む
知人からDVDをもらって観ました。
実相寺昭雄の遺作なんですが、実相寺昭雄ワールド炸裂!ですね。
明石元二郎大将の部下に甘粕正彦、その二人に命令されて浅草の芝居小屋を探るのが本郷義昭、
で、その本郷の友人が平井太郎…
敵は魔人カリガリ博士、手下はチェーザレこと蜘蛛男。
森鴎外とエリスの間にうまれた娘がシルバー假面で、
世界を支配することのできる指輪をめぐって
芝居小屋で戦う…
頭がクラクラす . . . 本文を読む
藤原審爾の「大妖怪」は時代小説ファンならずとも、
「ウルトラQ」や「大魔神」の好きな特撮ファンにもおすすめの短編集です。
妖狐に対抗する巨大石像が動き出すところはそのまんま「大魔神」。
人を襲う大蛸に挑む親子の話は、まさに「ウルトラQ-南海の怒り」です。
どっちが先だったのか、ということよりも、見事のに「ウルトラQ」の世界が小説になっていることに感服。さすが、です。 . . . 本文を読む
「コードギアスR2」が終わりました。
始まったときは、どうやって話を締めるのか疑問でしたが、
なるほど、こんなラストになるんですね。
ゼラズニィの「地獄のハイウェイ」
歌舞伎の「河内山宗俊」
などを観ているときは連想しておりました。
悪党が主役のピカレスクロマン、
というよりはヒーローが悪役の仮面を被っている、という感じですかね。
. . . 本文を読む
Y君からもらった「アンヌ缶」、アンヌは「ウルトラセブン」のヒロイン、友里アンヌです。
思いかえしてみると、セブン以降のウルトラシリーズのヒロインは不幸な運命をたどっていたような気がします。
「帰ってきたウルトラマン」のヒロイン、坂口良子は兄役の故岸田森とともに物語途中で宇宙人に暗殺されてしまう。
「ウルトラマンA」では、ヒロインになるはずだった南夕子は物語中盤で大人の事情で月へ帰ってしまう。
その . . . 本文を読む
観てきました「スピードレーサー」。
観るまでは半分バカにしていたんですが、
悪かった! これは素晴らしい!
とはいっても、オリジナルの「マッハGOGOGO!」が好きな人にしか
この良さは伝わらないでしょうね。
なんといってもタツノコの「マッハGOGOGO!」をデザイン・ストーリーすべてをオリジナルのままに実写で再現という、ディープな愛がなければできない無謀な映画です。監督のウォシャウスキー兄 . . . 本文を読む
今年の一押しアニメはこれです「true tears」。
http://www.truetears.jp/
なんだか分析しないと気がすまないので、
観てない人にはまったく分からない話ですみません。
この物語の転換点は石動純と湯浅比呂美がバイク事故を起こしたあと、冷淡で邪険だった眞一郎の母親が比呂美に優しく接するようになったあたり、だと思うんです。(8話)
比呂美はいままでのことを謝る眞一郎の母親 . . . 本文を読む