それでも・・

ここに日々の全てを記す

ストーブリーグ

2014-12-05 09:13:17 | 日記
あまりに昨日辺りから
騒がしくなっているから
書きたくてうずうずしちゃって

こんな妄想勝手な記事、書いてもしょうがないんだけど

俺の気持ちがスッキリするから
なが~い妄想記事を書くよ。

この記事は野球の話、オンリーね。


主にナカジの話です、


俺から見た昨今の動きよ、

まず、西武のフロントが交渉が下手だとか
魅力がないんだ、とか
言ってる人が居るが
俺はそうは思わない。

今回の中島の件に関して
日本に居た時の評価だけを元にして
あのパフォーマンスで戻れるのであるなら
妥当であろう金額で
戻ってこいと
オファーを出したと思うから

それに、俺みたいな
根っからのLを中心にしか野球を観ていない層とは違って
ミーハー層というか
選手を追いかけている層を
引っ張ってこれる魅力を持っている選手だと思うので
そこでの
収益は期待できると思うので
それを上乗せしているのも理解できる、

ただし、

いかんせん問題なのは
これはメジャーに行った選手の問題が大きいんだろうけど

過去、活躍できた選手
野茂、イチロー、松井秀喜、
この際投手は話が別になるので
なんとも言えないんだが

そもそもの野球の構造上の問題
投手は通用するが野手は通用しにくい、

何故そうなのか?
というのは

体格差、ボールの違い(飛ぶ、飛ばない)もあるが
一番の大きな違いは
ルールの違いというか
スケジュールの違いと言うべきか

ちょっと昔に流行ったもので説明すると
わかりやすいが
日本のプロ野球は日本の格闘技で言う
プロレスで
メジャーのベースボールは
格闘技で言うK1
みたいなもんと考えるとわかりやすいかもしれない、

簡単に説明すると
日本のプロ野球もMLBも
年間の試合数はそれほど違いはない、
でも、
対戦相手を考えると
日本のプロ野球は同一リーグでのリーグ戦が
6チームで行われているだけなので
来年から交流戦の部分が更に減らされるが
同じチームと今年で24回もやっている、

これがメジャーでは他地区のリーグとの対戦などがあって
同一チームとの対戦がそんなに数多くない、

つまり、
同じ相手と何度も対戦することがないのがMLBで

年間で何度も同じ相手と戦うのが日本の野球なんだよね、

で、
同じ相手とやっていることが有利なのは?
と考えれば当然打者の方が
有利になると思う、

だから、メジャーに行くと投手が通用すると言うのも納得できる、

たとえば、ちょっと人とは違った
癖のある珠を投げる、とか
変則的なフォームで投げるピッチャーが活躍し易いというのも
毎回そんなに同じピッチャーと当たることのない
メジャーの対戦方式が
ピッチャーに有利に働くからだと言える、

話が若干ずれたが

ま、つまり、野手として海外へ出た場合には
よほど日本で活躍している、
相当レベルの高い選手でないと
そもそも通用しない、というのが
大元にある、ということが前提なんだ。

だから過去に日本を出て活躍した野手というと
イチローとか
松井ということになるんだろう、

もちろん、それ以外にも
田口とか松井カズオとかもいるが
パターンとしては
ちょっと違った形になると思う、

この上で書いた人たちには
俺が思うにやっぱり
共通する点があるんだと思う。

イチローと松井秀喜の場合は
別格として置いておいて
田口とかカズオの話をすると

初めはあまり活躍しなかったが
結果としてきちんとメジャーに上がって
成績も残してメジャーを終えている、

それはなぜか?

それはあちらの野球の形を理解して
自分の居場所を見つけられた、
ということなんだよね。

ま、つまり平たく言うと
上で書いた、
対戦方式の違いとか
そういう部分を理解したうえで
自分がそこで抜きに出る部分をアピールできた、
と言う点で残ってこれたんだと思う。


そういう意味では
それを全く理解できないまま
海を渡った人は
何も出来ないまま戻ってくる人が多い、という
結果を生んでいるんだろうね。

つまり、
日本に居た時点で
自分はこれがウリで海外へ出る、
というのがハッキリしていた人は
それなりに
結果を出せるが
そうでない人は全然ダメで帰ることになる、といえる。

そして、更にもう一つ付け加えることとして

ただ、野球がやりたいと思って
海を渡るとほぼ間違いなく失敗する。

それは西岡とかナカジもそうなんだが

結局のところ
野球だけを見ていても
メジャーではやっていけないんだろうな、

いわゆる政治力というか、

F1のドライバーとかもそうだけど
自分がシートを獲得するためには
ドライバーとしての腕だけじゃなくて
スポンサーを集められるという
本人の魅力みたいなものというか
交渉力というか
まぁ政治力だよね、
そういうものがないと
通用しないことが多い、


で、
ここまで書いてようやくナカジの話に戻るが

西武に在籍していた彼を
俺なりに見ていて
彼の魅力は
一言で言ってしまえば純粋、
天然、野球バカ。
っていう感じなのかな

イチローみたいに
自分自身を徹底的に見つめて
ストイックに磨きをかけて行くというタイプではない、
とてもいい指導者と巡りあい、
素直に育って上手くなってきた、という
形だから
自分主体で考えて計算して動いているタイプではないと思うんだよね、

だから、今年の夏辺りかな、
2Aでやっていることをちょっと記事で読んだけど
それに
コメント入れてる人を見て

あんな甘い考えでいたら
絶対無理だわ、
とか
厳しい内容のコメントを見かけたけど
俺は見た感じ
ナカジらしいなぁって思ったんだ。

で、
今回のことにしても

おそらくだけど
彼の言っていることだけを見れば

彼は来年もあっちでやりたかったんだと思う。

で、
素直に一番有名というか
可能性の高そうな代理人を選んでみたんだろう、

ところがそれはスコットボラス

メジャーでなんか冷静に見れば採用する球団なんかあるわけはないんだよ。
ボラスは初めから
アメリカで契約する気はさらさらなかったろうね、

日本からのオファーを釣上げることだけに全力を上げていた筈だから

普通に考えれば
西武が出したオファーですら
破格、

キャラクター、人格、ファン層も含めての上乗せ有りで出している
西武のオファーを
軽く上回る他球団のオファーを見たら
そりゃ
ボラスからしたら
作戦通りって感じだよね、

そして、
これも憶測だけど
西武に断りを入れたのはナカジ本人じゃなくて
ボラスだってことね、

もう、これ絶対本人話聞いてないと思うよ。

完全にまかせっきりでしょ


この図式って
ダチョウ倶楽部のネタ、どうぞ~どうぞ~だよね。

あ、ウチが獲ります、
あ、ウチも狙います。
え~
じゃ、ウチが~

どうぞ、どうぞ

って感じでしょ。

絶対にこんな条件で獲る選手ではないよ。


この出来事で懸念されるのは
前も書いたけど
そろそろサラリーキャップとか贅沢税をかけたほうがいいよ。

初めに書いたけど
俺は西武の補強に関して決して間違ってないと思う、

前はもっとあれこれ獲っていたよ、とか
積極的だったよ、とか
言ってるのは間違いだと思う。

目指しているのは日本ハムとか楽天の経営手法で間違いないから
この路線で合っていると思う。

それは何故かと言えば

親会社が援助して収支を赤字にしてやるものではないと思うから、

独自採算で黒字経営を目指すのが正しい企業の道だと思うからね、


長年見てきているから言えることだけど

あの連覇の時代が
よかった。

と言う人は沢山いるのかもしれないが

アレは裏を返せば

お客が沢山なんていうのは完全に粉飾で

タダ券ばら撒いてお客を集めて
親会社が赤字出しまくりで選手集めて作った連覇だってことよ。

そのやり方を相変わらず払拭できない大阪の球団が
ナカジを獲るのも皮肉といえば皮肉だが

ソフトバンクはヤンキース路線で
オーナーが勝ちたいがために企業資産か個人資産かしらんが
どんどんつぎ込んでいるが
まぁ時代が変わるまでは
あのまま突っ走るのもアリなのかもな

結局のところ
何年か前みたいに
親会社が経営できなくなって合併だのなんだのって
言い出さないでくれればいいだけなんでね、
そのためには
相変わらずだけど
どこぞの球団だけが発言力が強くて
ルール変更もできない組織が取り仕切っているのは
マズイだろって思うわな。

っていうのが俺の信念



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