![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/16/05da83e81e1f0fb631adde6f2789bf5f.jpg)
[※ ↑ 闘う主張、現場の声支えに 経済評論家・内橋克人さんを悼む (金子勝さん) (朝日新聞 2021年09月08日(水))] (2022年02月23日[水])
日刊ゲンダイのコラム【金子勝の「天下の逆襲」/ウクライナ緊迫で当面続く原油高を「5円補助金」でゴマカす岸田政権の無能無策】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/301670)。
《利益を膨らませ元売りに補助金をつけるばかりか、補助額を25円に引き上げる動きも出てきた。まさに濡れ手で粟。狂っている。…それにしてもこの間、岸田政権は何をやってきたのか。ダメなのは新型コロナ対策だけじゃない。ガソリン補助金は効果ナシで元売りはボロ儲け。》
『●虚しきカンバン倒れのカンバン、「成長と分配の好循環を実現する」
らしい「新しい資本主義」なるモノの化けの皮は既に剥がれている』
《まさに濡れ手で粟。…元売りはボロ儲け》…キシダメ氏「新しい資本主義」の虚しきカンバン倒れのカンバン。
金子勝さん《安倍・菅政権があまりにもヒドかったため、世間は岸田政権を肯定評価しているようだが、大きな勘違いだ。分配を重視する「新しい資本主義」はスローガンに過ぎず、中身はアベノミクスそのもの》。虚しきカンバン倒れのカンバン「新しい資本主義」。(金子勝さん)《岸田首相は「成長と分配の好循環を実現する」と標榜しているが、どれをとっても中身は空っぽ》。(長周新聞)《新自由主義から豊かでまともな社会への転換を》! ささやかなお願いだ、せめて《まともな社会》をニッポンに。
『●カマトト産経系広報紙《岸田文雄首相が掲げる「新しい資本主義」の
意味がよく分からない》➙新自由主義、小さな政府、市場原理主義経済』
『●学商・竹中平蔵氏の一人PDCAサイクルが《継承》…直接的に支持
したり、選挙に行かない眠り猫として間接的に自公お維を支持した結果』
『●虚しきカンバン倒れのカンバン下ろし…「一億総活躍推進室」「働き方
改革実現推進室」「人生百年時代構想推進室」「統計改革推進室」…』
《「新しい資本主義」とは結局、何なのか――。岸田首相の衆院選での
訴えを聞いても、政府の会議の提言を見ても、いまひとつよく
分からない。安倍政権と菅政権の経済政策を「アホノミクス」
「スカノミクス」と命名して断罪してきた闘うエコノミストは、
岸田政権の経済政策に何を見るのか、何と呼ぶのか。》
『●「成長と分配の好循環を実現する」と標榜する「新しい資本主義」なる
モノはどこにいってしまったのか? 虚しきカンバン倒れのカンバン…』
『●長周新聞【政商・竹中平蔵の利益相反ビジネス コロナ禍で純利益
前年比11倍のパソナ 貧困拡大させて吸い上げる米国仕込みの荒稼ぎ】』
《それにしてもこの間、岸田政権は何をやってきたのか。ダメなのは新型コロナ対策だけじゃない》…《みなし》ナンチャラ、検査もせずに、ひっでぇ~なあ…。《PCR検査すらまともにやられず》なスッゲェニッポン。徹底したPCR検査を未だにできない…「経済活動」など口にする資格無し。
《スタグフレーション(不況下の物価上昇)の中…。岸田・黒田に打つ手なし。無能無策の極みだ》。
『●数十年にわたり賃金は上がらず、最悪のタイミングで物価は上昇…
COVID19第6波対策は何も進めず、行動規制に対する補償も不十分…』
=====================================================
【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/301670】
金子勝 立教大学大学院特任教授
1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。
金子勝の「天下の逆襲」
ウクライナ緊迫で当面続く原油高を「5円補助金」でゴマカす岸田政権の無能無策
公開日:2022/02/23 06:00 更新日:2022/02/23 06:00
今だけ無料
(ガソリン価格はちっとも下がらない(C)日刊ゲンダイ)
ガソリン価格が高騰している。レギュラーガソリンの店頭価格は1リットルあたり170円を突破し、10日から上限額を5円とする政府補助金が石油元売りに支給されている。しかし、店頭価格はちっとも下がらない。岸田政権は補助金ナシではさらなるガソリン高を招いたと根拠のない主張を繰り返しているが、これほどの愚策もない。
元売り大手は原油高でボロ儲けだ。2021年4~12月期連結決算でENEOSホールディングスの純利益(国際会計基準)は前年同期比5倍の3318億円。コスモエネルギーホールディングスは4.8倍の799億円、出光興産は1999億円。コスモHDは22年3月期の純利益を前期比34%増の1150億円に引き上げた。利益を膨らませ元売りに補助金をつけるばかりか、補助額を25円に引き上げる動きも出てきた。まさに濡れ手で粟。狂っている。
野党はガソリン税を一時的に軽減して価格を25円下げる「トリガー条項」の発動を求めている。環境政策上の問題はあるが、国民の暮らしを第一に考えれば時限的措置としてあり得る。
ロシアが軍事圧力をかけるウクライナ情勢は依然として緊迫している。プーチン大統領に対し、マクロン仏大統領やショルツ独首相はウクライナのNATO加盟を事実上棚上げして精力的に交渉を続けている。ウクライナ東部などはロシア系住民が多く、火種を抱えたままNATOに迎え入れたくないからだろう。一方、アフガニスタン撤退でタリバン政権の復活を許したバイデン米政権は中間選挙を控えており、弱気な姿勢を見せれば選挙情勢はたちまち不利になる。米メディアを利用してロシア軍のウクライナ侵攻の可能性を騒ぎ立て、むしろ戦争をあおっているようにさえ見える。コトが起きればロシア・ドイツ間の天然ガスパイプラインは止められ、石油ショックが再来する。
それにしてもこの間、岸田政権は何をやってきたのか。ダメなのは新型コロナ対策だけじゃない。ガソリン補助金は効果ナシで元売りはボロ儲け。世界的な利上げに引っ張られた長期金利上昇に焦った黒田日銀は、国債を無制限に買い入れる「指し値オペ」を3年半ぶりに実施したが、ウクライナ緊迫などを受けて超長期金利は上昇。米FRBが3月から利上げを本格化すれば日米金利差は広がる。輸入物価が急激に上昇するか、金融バブルがはじけて株価や不動産価格を押し下げるか。スタグフレーション(不況下の物価上昇)の中、行ったり来たりの展開になるだろう。岸田・黒田に打つ手なし。無能無策の極みだ。
=====================================================
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます