Activated Sludge ブログ ~日々読学~

資料保存用書庫の状況やその他の情報を提供します。

●速攻辞任…県民の命は政局の取引材料ではない。政府が真剣かどうかは、選挙後に分かる。(阿部岳)

2018年02月17日 00時00分58秒 | Weblog

三上智恵監督『標的の島 風かたか』公式ページ(http://hyotekinoshima.com)より↑]



沖縄タイムスの阿部岳さんによるコラム【[大弦小弦]質問に答えるならゼロである。ゼロで本当によかった。「それで何人死んだんだ」…】(http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/201558)。

 《相次ぐ米軍機事故が衆院代表質問で取り上げられ、内閣府の松本文明副大臣がヤジを飛ばした》。

   ●アベ様ご夫妻…そして、《それ以外でも自民党は相当ひどい…
                 無知識、無教養、差別思想、時代錯誤が露呈》
   ●横浜米軍機墜落事件: 「米軍が現場を占拠し、
       警察は蚊帳の外。被害者のための救急車は一番最後に…」
    「《不条理の連鎖》は、今もなお沖縄では続く。《米軍機は沖国大墜落など
     「なかったこと」のように、今も県民の頭上をかすめ飛んでいる》。
       「在日米軍特権」も、「日米共犯」も、何も変わらない沖縄。
     《沖縄の人たちは逃げられない》《墜落であらわになった不条理さ》…
     今もなお、何も変わらない」

   『●「米軍の活動にもイタリアやドイツの国内法が適用される」…
                   「日米地位協定」「日米合同委員会」の異常


 《不条理の連鎖》は、今もなお沖縄では続く。《子どもたちの日常にある「異常」を放置しているのはだれなのか》?

   『●普天間米軍のCH53E大型輸送ヘリの窓落下…
      「子どもを園庭で遊ばせたい」「当然の日常がほしいだけ」
   『●(コラム【金口木舌】)「沖縄版「今年の漢字」」は『落』…
          「いずれの「落」も県民の命に関わる」、抜本策は「撤兵」

   『●「本土」のデマ・ヘイトなオトナ達…《子どもたちの
         日常にある「異常」を放置しているのはだれなのか?》
   『●沖縄版「今年の漢字」」も『落』: 
     「県民の命が脅かされ続ける現状より、軍事優先の現実に愕然」
   『●「まるで空襲に襲われた戦時下のような異常な訓練」に加えて、
                      アベ様は沖縄にさらなる「我慢」を強いる

 再度引用するが、リテラの記事【松本内閣府副大臣スピード辞任はただの選挙目当て! 沖縄米軍機事故に「何人死んだんだ!卑劣ヤジは安倍自民の本音だ】(http://lite-ra.com/2018/01/post-3760.html)によると、《辞任の理由は「不適切発言」だ…松本副大臣はあろうことか、第3次安倍第1次改造内閣では島尻安伊子・沖縄及び北方対策担当大臣の下、内閣府副大臣として沖縄を担当していた人物だ》…。
 《道理も人間性もない》《無知識、無教養、差別思想、時代錯誤が露呈》で、速攻で大臣辞任。「不適切発言」何てレベルじゃないし、沖縄差別発電であり、議員辞職すべきもの。しかも、《沖縄を担当していた人物》だった訳ですので、酷い話です。選挙後も、ほとぼりが冷めれば、《卑劣ヤジ》議員は高官へとさり気なく復活し、「本土」の与党・癒党支持者は《卑劣ヤジ》・デマなんて忘却の彼方。

   『●あの島尻安伊子氏の下、《内閣府副大臣として
     沖縄を担当していた人物》松本文明氏の眼には何にも見えて…


==================================================================================
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/201558

[大弦小弦]質問に答えるならゼロである。ゼロで本当によかった。「それで何人死んだんだ」…
2018年1月29日 08:27 松本文明発言米軍ヘリ不時着米軍事故米軍機墜落阿部岳

 質問に答えるならゼロである。ゼロで本当によかった。「それで何人死んだんだ」。相次ぐ米軍機事故が衆院代表質問で取り上げられ、内閣府の松本文明副大臣がヤジを飛ばした

▼戦後73年を振り返ると答えは違う。本紙が調査できた範囲に限っても住民32人が米軍機事故の犠牲になっている。1951年、那覇市の今の国際通り近くに燃料タンクを落とした事故では4歳と2歳の幼児、父と母の一家4人全員が炎の中で命を落とした

▼位牌(いはい)を守る親戚の國場好子さん(74)は「沖縄のどこに、いつ、何が落ちてくるか分からない」と語る。事故のたびに一家を思う。そして「今回は誰も死ななくてよかった」と安堵(あんど)する

誰も死ななかったからいいだろうというのが松本氏の発想。言葉だけは似ているが、道理も人間性もない。米軍機が訓練する空の下で暮らす県民の生と死を、安全地帯にいる政府高官が言葉でもてあそんだ

▼安倍政権は即座に松本氏を更迭した。いつも名護市長選があったら、いつも県民の気持ちを尊重してくれるだろうか。渡名喜村のヘリ不時着事故でも、珍しく同型機の飛行停止を米軍に要求した

米軍は一切耳を貸さない選挙向けのポーズだと見透かされているのかもしれない。県民の命は政局の取引材料ではない。政府が真剣かどうかは、選挙後に分かる。(阿部岳
==================================================================================

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ●野中広務氏、《保守政治家の... | トップ | ●『総理』著者・山口敬之氏…... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事