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●辺野古は破壊「損」…《軟弱基盤でいつ完成するかもわからない辺野古》も《唯一の解決策》にはなり得ない

2019年02月25日 00時00分23秒 | Weblog

[※辺野古破壊の愚行を報じる朝日新聞2018年12月15日)↑]



日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/普天間返還 実は不確実】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201902220000173.html)。

 《★2800メートルある普天間に対して辺野古の計画は1800メートルが2本造られる計画。17年の米政府監査院(GAO)報告書は代替施設の滑走路は必要な長さを満たしていないと指摘し、条件が整わなければ普天間を米軍が手放すことはない。つまり現状では軟弱基盤でいつ完成するかもわからない辺野古が唯一の解決策にはなりえない》。

 マガジン9のコラム【映画作家・想田和弘の観察する日々/第73回:【拡散・活用希望】第二の“もんじゅ”案件、辺野古埋め立てに反対する5つの理由】(https://maga9.jp/190220-4/)によると、《〈1〉辺野古基地を建設しても、普天間基地が返還されるとは限らない〈2〉滑走路が短すぎる辺野古新基地は、造っても実は使い物にならない〈3〉辺野古基地建設には巨額の費用と長い年月がかかる上に、もしかすると完成しない(第二の“もんじゅ”)…〈4〉そもそも軍事戦略的にも辺野古基地は必要ない?〈5〉取り返しのつかぬ自然破壊になる》。
 アベ様や最低の官房長官らは、この内の一つでも、反論できるだろうか?
 《安倍首相は「最大限、実現するよう努力したい」と述べ、14年4月、政府として運用停止期限を「19年2月」とすることを確認した》のだ。《14年10月、5年以内の運用停止に「全力で取り組む」との答弁書を閣議決定》…御得意の閣議決定までしたではないか。どこまで息吐く様にウソをつき続けるのか?

 《〈3〉辺野古基地建設には巨額の費用と長い年月がかかる上に、もしかすると完成しない(第二の“もんじゅ”)》…ドブガネという共通点も。そもそも完成もしない新基地のために、辺野古を破壊し、ジャブジャブと土砂を流し込む。もんじゅ同様、壮大な愚行。
 アベ様が閣議決定までしていた2019年2月18日という普天間飛行場の運用停止の約束は守られず、この先も、返還されることもない。辺野古は壮大な破壊「損」だ…《軟弱基盤でいつ完成するかもわからない辺野古》も《唯一の解決策》にはなり得ない。沖縄の皆さんの民意を無視して、押し付けた1拓も、選択肢にはなり得ない。

   『●「番犬様の尾っぽ」=世界一危険な基地・普天間は 
        返還されない!? 辺野古は単なる破壊損なのか??
    「沖縄タイムスの記事【沖縄知事「米軍に那覇空港使わせない
     普天間返還「民間施設使用も条件」の衝撃】(…)によると、
     《米軍普天間飛行場返還に緊急時の民間施設使用が条件となっている
     /該当するのは那覇空港だが、翁長知事は「絶対に使わせない」と明言
     /過去、政府から条件の説明はなく、普天閒は返還されない恐れも》」

   『●アベ様らは2019年2月までに普天間飛行場は返還される
               と云う寝言な「空想」 ~辺野古は破壊「損」~
   『●破壊「損」な美ら海への土砂投入… 
     「2019年2月までの米軍普天間飛行場の運用停止」をやってみせよ!
   『●辺野古破壊反対の明確な《結果が出る前から、 
       安倍政権は「民意などクソくらえ!」と言わんばかりだ》!
    「《2019年2月までの米軍普天間飛行場の運用停止》の約束は一体
     どうなったのか? その日2019年2月18日は過ぎてしまったぞ!」

   『●《事実誤認》というフェイクで記者を会見から締め出す前に… 
                  アベ様や最低の官房長官こそ《事実誤認》?
   『●《安倍首相は…14年4月、政府として運用停止期限を
           「19年2月」とすることを確認》、閣議決定まで…

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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201902220000173.html

コラム
政界地獄耳
2019年2月22日9時29分
普天間返還 実は不確実

★沖縄の辺野古基地県民投票を前に整理しておきたいのは、沖縄県の辺野古基地建設の根拠は首相・安倍晋三が「悪夢」という民主党政権の首相・鳩山由紀夫が沖縄の基地負担軽減から「少なくとも県外」を打ち出したことからスタートした。鳩山は国として決定すれば可能なはずと徳之島案を打ち出す。ところが外務省は極秘指定文書なるものを持ち出し、「ヘリコプター部隊は訓練場のある沖縄本島から65カイリ(約120キロ)以内に置く必要がある」と書かれ、「それを超える例は世界的にない」と、徳之島案を認められないと鳩山の判断を鈍らせた

★鳩山は辞任に追い込まれたが、のちに米軍は「そんな基準はない」とし外務省も「そんな文書はない」ととぼけ始めた。今でこそ官僚にとっては「官邸のご意向」が威力を発揮するが、鳩山官邸はその逆で「米軍の意向」と外務官僚が官邸を誘導した。このいきさつが政府が錦の御旗にする「普天間飛行場の危険除去のため辺野古が唯一の解決策」「普天間の固定化は避けなければならない」につながる理屈になっている。ところが辺野古に基地が移設されれば普天間基地はなくなる、または日本に返還されると誰もが思うし、辺野古基地建設はそのために行うとなっているが、普天間基地が返還されるか否かは実は不確実だ。

★2800メートルある普天間に対して辺野古の計画は1800メートルが2本造られる計画。17年の米政府監査院(GAO)報告書は代替施設の滑走路は必要な長さを満たしていないと指摘し、条件が整わなければ普天間を米軍が手放すことはない。つまり現状では軟弱基盤でいつ完成するかもわからない辺野古が唯一の解決策にはなりえない政権の“悪夢のような”説明、米軍へのおよび腰、いずれも我が国が抱える矛盾の象徴が辺野古基地建設であり新しい基地建設でしかない。沖縄県民以外も、もう少しこの事実を知るべきだ。(K)※敬称略
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