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●ハンスト=非暴力抵抗運動で抗う沖縄の市民に対して、「その方に聞いてください」とはどういう了見か?

2019年01月22日 00時00分39秒 | Weblog

[※辺野古破壊の愚行を報じる朝日新聞2018年12月15日)↑]



沖縄タイムスの溝井洋輔記者によるコラム【[大弦小弦]対照的な、あまりにも大きい言動の落差に接すると…】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/374339)。

 《ハンガーストライキを続ける元山仁士郎さん(27)と菅義偉官房長官のふるまいである…官房長官はあざけるような表情を見せ、その方に聞いてください」と述べるや会見場を後にした》。

   『●「『辺野古』県民投票の会」代表がハンガーストライキ…
           《沖縄で非暴力抵抗運動の歴史が若い世代に…》

 まずは、元山さん、御疲れ様でした。《サディスティックな政治》(鈴木耕さん)に抗う、とても重要な闘いでした。
 沖縄タイムスの記事【「県民投票の会」元山氏のハンスト、ドクターストップ 105時間で終了】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/374469)によると、《「辺野古」県民投票の会の元山仁士郎代表(27)が宜野湾市役所前で続けていたハンガーストライキが5日目の19日午後5時、ドクターストップで終了した。15日午前8時から始まった元山代表のハンストは105時間に及んだ》。
 琉球新報の記事【「悔しさあるが…」 元山さん、ハンスト終える 19日午後4時57分、ドクターストップ受け】(https://ryukyushimpo.jp/news/entry-863504.html)でも、《「辺野古」県民投票の会の元山仁士郎代表(27)が宜野湾市役所前で実施していたハンガーストライキが19日午後4時57分、ドクターストップにより終了した。元山さんは記者団に対し「5市長がまだ参加を表明しない悔しさはすごくあるが、県議会で動きがあることに期待して、ハンストを終えたい」と説明した》。

 さて、ヒトデナシな最低の官房長官。望月衣塑子さんの質問に対して、《菅義偉官房長官のふるまいである…官房長官はあざけるような表情を見せ、その方に聞いてください」と述べるや会見場を後にした》そうだ。最近の最低の官房長官の記者会見での〝流行〟は、望月衣塑子さんの質問には〝答えない〟ということらしい。あらゆる汚い手段を使い、《『美しい国へ』…安倍首相率いる自公政権は、いまや美しい辺野古の海をぶち壊す…》(横田一さん)…それに抗う沖縄の市民に対して、「の方に聞いてください」とはどういう了見か? デタラメな政権の《ハンストを続ける若者に対する政府の認識》を聞いているのだ!

 《それでもバカとは戦》はなければいけないことを説く日刊ゲンダイのコラム【適菜収 それでもバカとは戦え/“第2のサンゴ虚報事件”で思い出す安倍首相の朝日新聞批判】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/245741)によると、《例のホラ吹きが、また大ボラを吹いた。NHK…安倍晋三は名護市辺野古の埋め立てについて「土砂投入に当たって、あそこのサンゴは移している」と発言。キャスターがその場で真偽を確かめなかったのは、64歳にもなる男がすぐにばれる嘘をつくはずがないという思い込みがあったからか。…今回の件は第2のサンゴ虚報事件である。1989年、朝日新聞社のカメラマンが沖縄のサンゴに「K・Y」と落書きし、その写真をもとに記事を捏造。これが発覚し、朝日新聞社は窮地に追い込まれ、当時の社長が引責辞任した。この件に関し安倍はなかなか謝らなかった朝日新聞社を強く批判していたが、K(空気が)Y(読めない)オオカミ中年その言葉をのままお返ししておく》。
 開いた口が塞がらない…息吐く様にウソを吐くアベ様の《謝ったら死ぬ病》。まぁ、息吐く様にウソを吐き続けている訳で、何度謝られてもキリが無いのだが。

   『●適菜収氏《安倍政権の実態は新自由主義の売国グローバリズム路線
                        …首相は保守の対極に位置する政治家》
   『●辺野古破壊: 政権広報・アベ様のNHKが
      「移植できないのは沖縄のせい」と攻撃…開いた口が塞がらない

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https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/374339

[大弦小弦]対照的な、あまりにも大きい言動の落差に接すると…
2019年1月19日 08:45

 対照的な、あまりにも大きい言動の落差に接すると、私たちが向き合うべき相手が見えてくる。辺野古新基地建設の賛否を問う県民投票の全県実施を求めてハンガーストライキを続ける元山仁士郎さん(27)と菅義偉官房長官ふるまいである

▼ハンストを続ける若者に対する政府の認識を聞く30秒に満たない記者の質問は、司会によって「簡潔にしてください」などと3度遮られた。官房長官はあざけるような表情を見せ、「その方に聞いてくださいと述べるや会見場を後にした

▼「その方」が宜野湾市役所前でハンストを始めてから18日で4日目を迎えた。高齢の女性は元山さんの体調を必死に気遣い、40代の女性は「何もできずに申し訳ない」と涙をためた

▼元山さんは昨夜、「一人で始めたハンストだが、一人じゃないと気づくことができた」と述べた

▼有効署名約9万3千筆をもとに思い描いたのは、辺野古に新基地をつくっていいかどうかを県民みんなで悩み、考えようということである。子や孫に聞かれても答えられるような一票を投じよう、と

▼現状は5市長の不参加表明によって、元山さんらが描いていた議論には至っていない。ハンストはきょう5日目に突入する。政治的な立場を超えて全県実施と議論の活性化に向かうには今に生きる私たちの知恵が試される。(溝井洋輔)
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