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●「自由はまぶしい」: PC遠隔操作冤罪事件、もし無罪となったらマスコミはどう責任を?

2014年03月08日 00時00分21秒 | Weblog


付記(140521): ブログ主にとっては意外な結果になりました・・・・・・●PC遠隔操作”冤罪”事件: 意外な結果に・・・・・・ブログ主自身の無能さを痛感』]

zakzak.co.jpの記事【遠隔操作事件、片山被告保釈「ストロボがまぶしい。自由はまぶしい」】(http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140306/dms1403061207005-n1.htm)、
asahi.comの記事【PC遠隔操作事件の片山被告保釈 「私はやっていない」】(http://www.asahi.com/articles/ASG356VXHG35UTIL04Z.html)、
gendai.netの記事【PC遠隔操作 冤罪本500冊読破の片山被告に恐れる検察】(http://gendai.net/articles/view/newsx/148481)。
そして、この事件に一貫して疑問を呈してきた神保哲生さんのvideonews.comの記事【遠隔操作ウイルス事件 片山祐輔被告保釈会見 「自由の眩しさをあらためて感じている」】(http://www.videonews.com/press-club/0804/003200.php)。

 遅い。でも、一歩前進だ。これでもし無罪になったら、警察や検察、特にあれだけのバカ騒ぎをしたマスコミはどう責任を? 神保哲生さんのvideonews.comの記者会見映像を是非見てみて下さい。この「保釈」のニュースはかなりい大きなものだと思うのですが、取り扱いが小さすぎないですかね?

   『●PC遠隔操作冤罪事件: なぜこんなに長期にわたり
             勾留しないといけないのか?、マスコミは報じるべき
   『PC遠隔操作事件でまたしても暴走?

  
      「隠し撮りか何か知らないがあれだけ浮かれた報道をしたマスコミ
        警察との癒着が酷すぎるように見えてしょうがない」

   『遠隔操作ウィルス冤罪事件: 「2人は自白まで」させられた
   『●PC遠隔操作冤罪事件: やはり捏造しようとしていないか?
   『バカ騒ぎしないマスコミは検察に配慮?:
                  PC遠隔操作冤罪事件、さっさと釈放すべきだ

   『●PC遠隔操作冤罪事件:
     マスコミは「お釈迦様の掌の上の孫悟空だった」「検察に踊らされた」

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http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140306/dms1403061207005-n1.htm

遠隔操作事件、片山被告保釈「ストロボがまぶしい。自由はまぶしい
2014.03.06

 他人のパソコン(PC)にウイルスを感染させて遠隔操作し、無差別殺人などの犯行を予告した事件で、東京高裁は5日、IT関連会社元社員、片山祐輔被告(31)=威力業務妨害罪などで起訴、公判中=の保釈執行停止を取り消した。片山被告は同日、勾留されていた東京拘置所から保釈された

 保釈後の記者会見で片山被告はカメラのフラッシュを浴び、「ストロボがまぶしい。自由はまぶしい」と笑顔。無実を訴え、「(真犯人は)前科のある私をスケープゴートにしようとして、犯人に仕立て上げられた」とも語った。

 片山被告は2005年、インターネット掲示板に大手レコード会社社員らの殺害予告を書き込み、脅迫罪などで懲役1年6月の実刑判決を受けていた。

 片山被告は遠隔操作ウイルスの作成技術がないとして無罪を主張。検察側は片山被告の派遣先の会社のPCで見つかった遠隔操作ウイルスの痕跡などを証拠に、有罪を主張している。
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http://www.asahi.com/articles/ASG356VXHG35UTIL04Z.html

PC遠隔操作事件の片山被告保釈 「私はやっていない
2014年3月5日21時41分

      (保釈後に記者会見する片山祐輔被告(左)
          =5日午後7時36分、東京・霞が関)

 他人のパソコンを遠隔操作し、インターネット上で無差別殺人などの犯罪を予告したとして、威力業務妨害罪などに問われた元IT会社員片山祐輔(ゆうすけ)被告(31)=公判中=が5日、東京拘置所(東京都葛飾区)から釈放された。東京高裁が同日、保釈を認めた。片山被告は都内で会見し、「私はやっていないし、身に覚えもない。頑張って裁判を闘っていきたい」と述べた。

 片山被告は昨年2月10日に逮捕され、1年余り勾留されていた。高裁は今月4日に片山被告の保釈を認め、保釈保証金1千万円も同日納付されていた。しかし検察側は最高裁に特別抗告。さらに最高裁の判断が出るまで保釈を認めないよう申し立て、これを高裁が認める決定を出していた。だが、高裁は5日、自らその決定を取り消した。理由は明らかにされていない。
 片山被告の弁護人によると、検察側は最高裁と高裁に対する4日の申し立てを、権限のない東京地検名義でしていた。検察側は5日に高検名義で申し立てをし直したという。
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http://gendai.net/articles/view/newsx/148481

PC遠隔操作 冤罪本500冊読破の片山被告に恐れる検察
2014年3月6日 掲載

 「検察の最後の悪あがき。何が何でも私を外に出したくなかったのだろう」――。

 PC遠隔操作事件で威力業務妨害罪などに問われた元IT関連会社社員、片山祐輔被告(31)が5日、東京拘置所から保釈された。

 東京高裁が4日に保釈を認めたが、検察側が不服を申し立て、執行停止に。しかし、検察の手続きミスが判明し保釈が決まった。片山被告は東京・霞が関の司法記者クラブで会見を開き、冒頭のように検察批判を展開した。

 昨年2月10日に逮捕されてから、389日3度も再逮捕され、10の事件で起訴されたが、片山被告は一貫して否認してきた。5日の会見でも「私はやっていないし、身に覚えもない」と改めて無実を訴えている。

 まず、神奈川・江の島の野良ネコの首から回収された、SDカードに付着していたセロハンテープから検出されたDNAについて、「私のDNAではなかった。検察はそこかしこに証拠の矛盾があるのに屁理屈で隠蔽、ごまかしている」とピシャリ。

 東京近郊の雲取山に記憶媒体を埋めて“証拠隠蔽”した、という検察側の主張に対しては、「スコップも持っていなかったのに、土を掘って埋められるわけがない。そもそも、私が山頂にいた30~40分の間はずっと6、7人の登山客がいた。目撃証言がないのはおかしい」と反論した。

 また、片山被告は「無罪を勝ち取るところがゴール」としたうえで、検察との対決姿勢を鮮明にした。

 冤罪問題について「かなり勉強した」といい、佐藤優氏の「国家の罠」、村木厚子氏の「私は負けない」など“関連書籍”を500冊近く読み漁り、みっちり理論武装したそうだ。今後は裁判と並行して、講演、執筆活動を通じて訴えていくという。

 すでに、片山被告の“反論本”のアプローチをしている出版社もあるという。保釈で執筆は急ピッチで進みそうだ。検察は覚悟するしかない。
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http://www.videonews.com/press-club/0804/003200.php

プレスクラブ (2014年03月05日)
遠隔操作ウイルス事件
片山祐輔被告保釈会見 自由の眩しさをあらためて感じている」

 遠隔操作ウイルス事件で逮捕・起訴され、昨年2月以来身柄を拘束されていた片山祐輔氏が3月5日、保釈された。

 「正直に申し上げるとストロボが眩しいです。そういった意味でも、気持ち的な意味でも自由っていうのは眩しい、そんなふうに思います。」東京拘置所から保釈された直後に記者会見に臨んだ片山氏はこう語り、自由の身をなった喜びを露わにした。

 また、一貫して無実を主張してきた片山氏は会見で、「(真犯人に対して)できれば出てきて自首してほしいが、それが無理なら、片山さんは犯人ではないというアクションをしてくれることを1%くらい期待している。」と語り、今後は自らも積極的に自身の潔白を訴えていく意向を明らかにした。

 他人のパソコンを遠隔操作して企業や自治体などに脅迫メールなどを送りつけた、いわゆる遠隔操作ウイルス事件の真犯人として、昨年2月10日に逮捕された片山氏は、逮捕後も一貫して無実を主張し保釈を求めていた。しかし、東京地検は証拠隠滅の恐れがあることを理由に保釈に反対し、裁判所もこれまで保釈を認めてこなかった。

 検察は片山氏の逮捕後、犯人から報道機関などに送られてきたメールが止まっていることを重視。片山氏を保釈することで犯人からのメールが再開し、捜査に影響が出ると主張していた。近親者に片山氏が犯人のメールアカウントのパスワードを教える恐れがあるとの理由から、片山氏は母親や弟との接見も一度も認められていない

 弁護人からの度重なる保釈申請を受けて、昨日、東京高裁が一旦は片山氏の保釈を認める決定を下した。ところがこれを不満とする東京地検が特別抗告を行ったために、直前になって保釈は停止となっていた。しかし、この日東京高裁が正式に保釈を認める決定を下したために、1年1か月ぶりの保釈が実現した。これと相前後して、最高裁も保釈を認める決定を下し、弁護人にその意思を伝えていた。保釈補償金は1000万円で、片山氏の弁護人の佐藤博史弁護士によると、片山氏の母親が用意したという。

 遠隔操作ウイルス事件の裁判は、2月12日に公判が始まっている。保釈日となった3月5日には第2回公判が開かれ、検察側は片山氏が派遣先の会社で遠隔操作ウイルスを作成していたことを裏付ける証拠などを主張した。片山氏は遠隔操作ウイルスによって自分のパソコンが何者かに乗っ取られていたと主張している。
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