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●「父は業界紙の記者…今は亡き父の一言、「お父さん、読売だけは嫌なんだよ」」…いまや「下足番」新聞

2017年11月23日 00時00分07秒 | Weblog

[※ サンデーモーニング(2017年7月2日)↑]



日刊ゲンダイの望月衣塑子記者へのインタビュー記事【著者インタビュー 東京新聞・望月記者が語る「なぜ会見で疑問ぶつけない」】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/217691)。

 《東京新聞の望月衣塑子氏が半生を振り返り、著書「新聞記者」(角川新書)で新聞記者としての矜持と覚悟を書き下ろした…誰が見ても『おかしいでしょ?』と思うことを聞いているだけ。逆に、なぜ会見の場で疑問をぶつけないのか》。

   『●メディアの仕事を見失い、「自制心と自浄作用を失った
            マスコミ権力」=「下足番」・読売、広報紙・産経
    「《情報を集め分析し国民に知らせるのが…メディアの仕事
     であるはずなのに、それを見失い、《自制心と自浄作用を失った
     マスコミ権力》とは…「下足番」・読売であり、もはや新聞とさへ
     呼べない、《偽情報と差別言辞が飛び交うネット右翼の温床》を
     デマ源としたアベ様広報紙・産経

   『●「自由新聞(フライエ プレッセ)!」と「下足番」新聞: 
                  主犯の「A」(A夫妻)が抜けている
   『●「裸の王様」および「最低の官房長官」の
      「下足番」新聞=読売新聞…落ちぶれたものだ
    《読売新聞の衰弱がひどい。…逆に読売新聞はあたかも安倍後援会の
     機関紙
であるかに扱われたことを恥とすべきであったろう》。
    《すると、読売のキャップが東京新聞のキャップのところへ
     飛んできて「何だあいつは。あんなヤツを二度と会見場に
     入れるな! これはクラブの総意だからな」と怒鳴り上げた
     というのである。…一同唖然としたそうだが、それほど
     逆上してしまったということなのだろう》
    《こんな権力に魂を売って菅官房長官の下足番みたいなことをしている
     あさましい連中
が作っている新聞はもう読むのはやめて…》

 《権力組織が嫌い》だった《父は業界紙の記者…今は亡き父の一言、「お父さん、読売だけは嫌なんだよ」》…その読売は、《報道姿勢が政権寄り》は昔から変わらず。いまや「下足番」新聞。望月記者が行かなくて、正解。
 最低の官房長官の迷言「ここは質問に答える場所じゃない」…それを誰も何とも思わないのね、そんな惨状な、矜持無き記者連中。「下野時の発言がブーメラン…「最低の官房長官」スガ殿は、「国民への背信行為」を自分自身で行っている」、そういうことを炙り出せるような優れた記者がきちんと、記者会見で対峙できないものかね。「会見場は勝負しなければいけない場所、非常に重要な場所」なはず。

   『●望月衣塑子東京新聞記者、議論無く
     「「欧米列強に倣え、進め」と武器輸出推進の道に歩みを進めている」
   『●失われる「メディアの作法、矜持」…
      「権力を監視する機能が失われ」、しかも、アベ様の「思う壺」
   『●望月衣塑子東京新聞社会部記者
     「会見場は勝負しなければいけない場所、非常に重要な場所」
   『●東京新聞社会部女性記者…「菅は周章狼狽。
      常に威圧的に…判で押したような答えでごまかすが、彼女は…」
   『●「自由新聞(フライエ プレッセ)!」と「下足番」新聞: 
                  主犯の「A」(A夫妻)が抜けている
   『●ジャーナリズムの劣化、そして、アベ様政権の力の源泉
         =「内閣人事局制度を始めとする「政治主導」改革」

   『●アベ様に犯罪をもみ消してもらえる「報道」者、
        かたや、「卑劣な報復=身辺調査」を噂される新聞記者…
   『●「紙面や番組ではっきりと「嘘つき」…
      「最悪の返答」と批判を浴びせ」る矜持もなく…民主主義の危機
   『●下野時の発言がブーメラン…「最低の官房長官」スガ殿は、
               「国民への背信行為」を自分自身で行っている
   『●「そんな当たり前のこと」が通用しない最低の官房長官記者会見…
                      「ここは質問に答える場所じゃない…」?
    「《あらためて国内の異常ぶりが浮き彫りに》《安倍政権に対して
     メディアがいかに従順であるか》《その「当たり前」が、ずっと
     あの会見場にはなかった》…。ニッポンでは、
     迷言「ここは質問に答える場所じゃない」が続いているようです、
     《予定調和の質疑応答と、ただルーティンをこなす感情の見えない
     記者たち
》による最低の官房長官の記者会見」
    「望月衣塑子さんの《「当たり前」は、メディアを覆う暗い闇のなかの、
     一筋の希望だ》…「一筋」しかないか細さ、2016年&2017年、
     2年連続「報道の自由度ランキング72位」のニッポン」

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/217691

著者インタビュー
東京新聞・望月記者が語る「なぜ会見で疑問ぶつけない」
2017年11月16日

     (「新聞記者は、質問して記事を書いているだけではダメ」
       と望月記者/(C)日刊ゲンダイ)

 予定調和が恒例の官邸会見で、明瞭な声で質問する女性記者。今年4月以降、一躍有名になった東京新聞の望月衣塑子氏が半生を振り返り、著書「新聞記者」(角川新書)で新聞記者としての矜持と覚悟を書き下ろした。


■人格攻撃に近い言葉責めも

   「名前が知られるようになってから、脅迫や弾圧もありました。
    でも屈したり、口を閉ざすのは納得いきません。誰が見ても
    『おかしいでしょ?』と思うことを聞いているだけ。逆に、
    なぜ会見の場で疑問をぶつけないのか。
    私が聞くのは単純で素朴な疑問なんですよ」

 彼女の原動力は、正義感や使命感の前にある、もっと根本的な「違和感」や「疑問」でもあるのだ。支局勤務時代に鍛えられた不屈の記者魂は、日歯連ヤミ献金疑惑事件の報道で開花。東京地検特捜部の事情聴取にも、ひとりで立ち向かった。

   「うちの会社、実は法務部も広報もないんですよ。それでも当時、
    先輩が『記者としての矜持を貫け』と説いてくれたおかげで、
    人格攻撃に近い言葉責めにも耐えられました」

 整理部へ異動となり、現場を離れて悶々とした時期もある。事件取材の腕を買われ、他紙から声がかかったことも。東京新聞に残ったのは、今は亡き父の一言お父さん、読売だけは嫌なんだよ」が大きいという。

 

   「父は業界紙の記者でしたが、若い頃、安保闘争に明け暮れ、
    権力組織が嫌いでした報道姿勢が政権寄りの読売新聞には
    距離を置いていましたね。当時、読売は事件に強くて、国税庁や
    特捜部の事件をやりたかった私は読売に移籍を決心していたんです
    けどね。もし読売に入っていたら、官邸会見に出て社会部的な
    追及もできず、この本も出せなかったかもしれません」


■「政治や制度を変えられるところまでつなげたい」

 官邸会見は8月半ばから質問が制限されるようになった。それまでのルールが変えられ、今ではほとんど官邸側の広報官が質問を打ち切ってしまうという。おまけに著者が質問しようとすると「臆測で質問しないように」と必ず一言付け加え、印象操作をするようになった

   「記者の質問に対し答えをはぐらかすことも増えましたけど、
    逆に自らの首を絞めることになるんじゃないかな。一方、
    政治部記者の情報源は政治家であり、怒らせたらアウト
    というのは分かります。でも彼らも政権に対して疑問が
    いくつもあるはず。逆に、蓮舫さんや稲田朋美さんの記者会見では
    異常にしつこかったでしょ? なぜ官邸でも同じように聞かないんでしょうね

 おかしいことはおかしいと声に出し、権力の不正や横暴を追及する姿勢は今後も変わらない。

   「14年に自民党が民放テレビ局に『公平中立、公正を要望する』文書を
    送って以降、テレビは安倍1強にモノが言えない空気になりました。
    でも局内には『やっぱりおかしい』と思っている人が確実にいます。
    そことつながったので、連携しているように見えなくても、みんなでやるぞ、
    ひとりじゃないぞという気持ちです。日刊ゲンダイさんは言うまでもなく
    どんどんやってるし(笑い)、ネットへの発信の仕方もうまいので、
    うちは見習うべきと思っています」

 森友学園加計学園問題はもちろんのこと、武器輸出問題、性犯罪捜査の問題点など、取材したいテーマは尽きない。

   「伊藤詩織さんが受けた性暴力被害の問題も、フェードアウトしないよう
    追い続けたい。相手は犯罪行為を全面否定しましたが、
    浮き彫りになった問題点がたくさんあります。性犯罪捜査の現場は
    男性ばかりとか、性犯罪被害者の救済制度が整っていないとか。
    新聞記者は、質問して記事を書いているだけではダメだなと思っています。
    政治や制度を変えられるところまでつなげたいですね」

▽もちづき・いそこ 1975年、東京都生まれ。慶応義塾大学法学部卒業後、東京・中日新聞社入社。県警・東京地検特捜部担当で事件を中心に取材。2004年、日本歯科医師連盟のヤミ献金疑惑を追及、自民党と医療業界の利権構造を暴く。その後、社会部記者として、防衛省の武器輸出などをテーマに取材。「武器輸出と日本企業」「武器輸出大国ニッポンでいいのか」などの著書がある。
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