【上野晴子著、『キジバトの記』】
土門拳さん (p.29)。千田梅二さんと 「せんぷりせんじが笑った!」(p.51、150)。
息子の朱さんのサイセンツウ (臍疝痛、p.104)! 「ヘソセンツウ」やっ!!
「遺言として活字になった短いメッセージ」 (※2) (p.135)。
「英信は病床から急に、川原さんを呼ぶようにと私に命じた。・・・資金を、そっくり彼にあげたいのだという。麻痺しはじめた舌でゆっくりと・・・「オトコガ、シゴトヲ、シタイトキニ、カネガ、ナイホド、ツライ、コトハナイ」・・・二人の友のこれが最後の対面・・・念願の「土呂久羅漢」は完成し、・・・英信との約束を見事に果たした河原さんのただ一つの違反はあのお金を手もつけずに返されたことである。英信と最後の対面をして宮崎に戻るや否や彼は私名義の貯金通帳を作って全額入れてしまった」(p.138)。
川原一之「砦の闇のさらなる闇」(pp.177-185)。上野朱「驢馬の蹄」(pp.187-193)。
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