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●第八回竜一忌、涙が出ました: 松下竜一さん「暗闇の思想」を語る小出裕章さん

2012年06月25日 00時00分51秒 | Weblog


大分合同新聞の記事(http://www.oita-press.co.jp/localNews/2012_133989873653.html)。以前『●あの3・11原発人災から1年: 松下竜一さん「暗闇の思想」を想う』に書いていた小出裕章さんの講演についての映像(http://www.youtube.com/watch?v=PtHciAmQSAc)。すいません、勝手に貼らせてもらいましたNPO法人 九州・自然エネルギー推進ネットワーク様の記事(http://nonukes.exblog.jp/16073022/)と、「フェアトレード 大地」様の記事(http://ameblo.jp/fairtrade-daichi/entry-11280663069.html)。

 「姫野洋三さんの歌」(http://www.youtube.com/watch?v=lYAX_bZZugw&feature=relmfu)、「第8回竜一忌『暗闇の思想』から学ぶ」(http://www.youtube.com/watch?v=PtHciAmQSAc)、「リレートーク」(http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=Ngt3sRkJls4#t=220s)などがYouTubeにアップされている。

 是非、見てみてください。松下竜一さんを知る、その思想「暗闇の思想」を知るためにも。松下センセファンとして、本当に涙が出ました。短歌や緒形拳さんのこと、想聞のこと、松下竜一ファンであること、広河隆一さんのDAYS JAPANのこと、周防灘総合開発計画豊前火力 環境権裁判カン・キョウ・ケンのこと、伊藤ルイさんのこと、東アジア反日武装戦線〝狼〟と市民の敵というレッテルのこと、「底抜けビンボー暮らし」のこと、「暗闇の思想」を決意するということ、などなどを語る小出裕章さんの素晴らしさも、再認識させられました。百聞は一見に如かず、是非ご覧ください。

   『●いま「暗闇の思想」を: 朝日新聞(地方版?)社界面トップ
   『●あの3・11原発人災から1年: 松下竜一さん「暗闇の思想」を想う

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http://www.oita-press.co.jp/localNews/2012_133989873653.html

「原子力廃絶できる」京大の小出助教が講演
[2012年06月17日 11:03]

                        「電力不足は全くのうそ」と訴える小出裕章さん=16日

 反原発運動に深く関わった中津市の作家、故松下竜一さんをしのぶ「第8回竜一忌」が16日、中津市内で開かれた。松下さんと交流のあった京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんが、福島第1原発事故の深刻な被害状況を説明し「原子力は廃絶できると強く訴えた
 テーマは「反原発」。小出さんは原発事故がまだ収束していないことや東日本の広い地域が放射線管理区域にしなければならないほど汚染されている現状を指摘。大飯原発(福井県)の再稼働について、「政府は電力が足りないと国民を脅しているが、全くのうそ。国が発表するデータからも電力は足りていることが分かる」と述べ、太陽光など再生可能エネルギーへの移行を求めた。
 松下さんは「電力がとめどなく必要なのだという現代の絶対神話から打ち破らねばならぬ」などとした「暗闇の思想」を掲げた。小出さんは「電気が足りる、足りないとの議論とは無関係に『原子力は使ってはいけないという決意をしなければならない。時間をかけて人々の意識を変え、社会構造を変えていく必要がある」とした。
 リレートークでは、全国から集まった松下さんの知人やファンが、各地での反原発運動の状況、松下さんへの思いなどを語った。
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http://www.youtube.com/watch?v=PtHciAmQSAc
         ・・・・・・ブログ主: すいません勝手に動画を貼らせていもらいました

第八回竜一忌 『暗闇の思想』から学ぶ 小出裕章さん講演

 
nekonotegumiさんが 2012/06/17 に公開

2012年6月16日に大分・中津市で8回目の「竜一忌」がおこなわれました。
2004年6月に67歳で亡くなった作家、「松下竜一さん」を偲ぶもの。
今年のテーマは「反原発」
そして今年の講演は京都大原子炉実験所助教、「小出裕章さん」でした。
小出さんの演題は「暗闇の思想から学ぶもの」
松下竜一の著作「暗闇の思想」からです。

カテゴリ:
 科学と技術

タグ:

 第八回竜一忌
 第8回竜一忌
 第8回竜一忌
 「反原発」2012.6.16
 「反原発」2012.6.16
 竜一忌
 小出裕章
 暗闇の思想
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http://nonukes.exblog.jp/16073022/

NPO法人 九州・自然エネルギー推進ネットワーク 
nonukes.exblog.jp

第8回竜一忌に参加しました


松下竜一氏を偲んで280名が中津に集まりました
 「松下竜一の思想は生き続ける

松下センセが亡くなって8年になります。今年の竜一忌の統一テーマは「反原発」です。そして、松下竜一氏の唱えた「暗闇の思想」が今ほど問われていることはないと参加者のみんなが思っているからです。そして、何と松下竜一氏の書いた「暗闇の思想を」が復刻します。それも「明神の小さな浜にて」という 暗闇の思想を の次に出版された、たたかいの続編を報告した本の合本が出るのです。何ということでしょう。松下センセが亡くなっても、松下氏の「思想」は現代に生き続け、人々を引きつけ続けることができるのです
今回の竜一忌は昨年にも増してスバラシ集いでした。「私たち自身の生き方が問われている」ということがひしひしと私の胸に伝わってきました。ちょうど大飯原発再稼働を野田首相が表明したそのときに、280人の心の中で「どう生きるか、どう生きればいいのか」を語り合ったのです。
小出裕章さんの講演とその後のリレートークで、一人一人のお話の中に、それぞれの人々に生き方の決意を聞きました。ある新聞記者の「自分がどの位置に立って記事を書けばいいのか苦悩の連続だ」という言葉と、弱い側に寄り添って書き続けた松下さんのように生きようとすると語る記者の言葉などに、私はまだ新聞記者やマスコミの中に良心が残っているという気持ちになりました。

松下竜一の 暗闇の思想を 明神の小さな海岸にて が出版されます

影書房から7月中旬には松下竜一の「暗闇の思想を 明神の小さな海岸にて」が出版される予定です。解説は鎌田慧さんです。この本は松下竜一の思想の神髄を書いた本です。当方でも取り扱います。ぜひ読んでください。私の本もついでに読んでもらえればうれしいです。
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http://ameblo.jp/fairtrade-daichi/entry-11280663069.html

2012-06-18 14:10:56
第8回 竜一忌

第8回 竜一忌の1部のオープニングにはメンバーによる生演奏と唄

姫野洋三さんの「若狭の海
原発のうたは良かったです。

   「夜をあんなにあかるくしといて
    夏をあんなにさむくしといて
    まだまだ 足りないなんて~♪」

さてさて、京都大学 原子炉実験所 小出 裕章氏の講演会です。

ここで、紹介があった

   「松下竜一とその仕事展で緒方拳さんが松下さんに講演を頼まれ
    返信のはがきに一言書かれた
    「快諾の言葉どおり私も喜んで講演を引き受けました

(ブログ主: 映像はこちらhttp://ameblo.jp/fairtrade-daichi/image-11280663069-12034450848.html))

と松下竜一ファンの小出さんのお話は凄く勉強になりました。

レイモンド・チャンドラーの遺作「プレイバック」の言葉も引用されていました。

    If I wasn't hard, I wouldn't be alive.
    If I couldn't ever be gentle, I wouldn't deserve to be alive.

    強くなければ、生きられない。
    優しくなれないなら、生きる価値がない。(小出さん訳)

そして、改めて福島原発事故後の今の日本の現状が本当に危険な国になっていることも思い知らされました。

国という大きな組織で原発に関しては嘘を言っているように感じました。
そして、生き方についておそわったように思えました。

地球=命が根付けた稀有の星
衛星から見た夜の国々の中に日本がひときわ不夜城のように輝いている現在。

夜をあんなにあかるくしといて~♪姫野さんの歌詞のようでした。

小出先生もクーラーなし生活、電気をできるだけ使わない生活をずっとしているという
誰かのようだ、そうそう大地の代表だ

決して電気は足りないことはないことを実感し、そして原子力なくても大丈夫な日本にしないとと思いました。
放射能とは共存できないのだから。

最後に松下さんのことをこういわれていました。

   「どこまでも優しく生きる
    それこそが本当の強さ

小出さんの話を聞き、また松下竜一さんの凄さも感じ。

そして、「どこまでも優しく生きる それこそが本当の強さ」という言葉を聞き草の根の会の人たちの主なメンバーの顔が浮かびました。

一人一人本当に優しい。
嘘がない人たち。

その中にいると偽物がすぐにわかってしまうほど
本物の人たち

もうおじいさんおばあさんになったけれど
今の薄っぺらい世の中で本物の人たちに少しでも寄り添わせていただけてありがたく感じております。

松下竜一さんがあまりに偉大だったお陰で松下ファンという事で自分の本を売り込んだ詩出版したりする人が多くいる中、先日梶原さんの本を宮村さんが是非出版したいと自主的に費用をだし編集をしてだした「さかなやの四季」の帯に書いていた、本物という言葉

草の根の梶原さんや荒木さんや恒遠さんや浦畑さんやうちの母もそうみんな本物にどこまでも優しく生きている人たちだなと最後の言葉に涙がポロリとしました。

凄く良い勉強になりました。
ありがとうございました。
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