雑感な日々

音楽の仕事にまつわるあれこれ

久しぶりにひろくんと

2006年01月24日 23時30分07秒 | comping
NYからギタリストのひろ君(西藤大信=さいとうひろのぶ)が帰ってきてたので久しぶりにいっしょにギターを弾く。
他人とセッションする事が仕事柄ほとんどないので2小節単位のチェイスなんかはほんとに楽しい(笑)。

夜は六本木アルフィーのギグにひろ君がゲストで声がかかっていたので、夕飯をいっしょに食べた後についていく。。。
小沼ようすけ+吉田智+荻原亮のギタートリオの演奏ですばらしく良かったぞ!

ひろ君は2曲参加して、これも結構よかった。

ひろ君は銀パネのツインリバーブを使ってたけど(これは小沼君のアンプかな?)、実は最近銀パネを見直してるんだよね。
銀パネのイメージって悪かったんだけど(実際、高校生の頃に使ったことのある銀パネは全然よくなかった記憶がある)、最近読んだ資料によると、当時フェンダーは歪みをより”減らす”ためにサーキットにコンデンサーを数カ所追加したそうな。
これにはレオ・フェンダーは反対だったらしいけど。
そうそう、その時にブラックだったパネルを銀にしたのね(CBSの買収の3年後と言われているから68~69年の事)。
それで案の定マーケット受けは悪くて、サーキット自体は1年後すぐに元に戻したんだけど、あまりにも印象が強くて「銀パネは歪まなくてダメ~」という伝説になってしまったよう、です。

その後ツインリバーブにマスターボリュームが付くけど、これがまたダメでね(このマスター付きが僕の銀パネ初体験モノだった)。

なので銀パネでもマスターボリュームのないプリンストンなんかを試したら結構いい音してるんだよね。
ブラックパネルのプリンストンを持ってるけど、それよりももっと歪むし(レコーディングはいいけど、ステージで使う輩にはちょっと出力小さいかもね)、結構ロックだよん。

写真は亮君の345を演奏後に試奏しているひろ君。
僕も触らせてもらったけど、フレットの高さが凄くいい感じだった。
あれは買った後に打ち換えて、あの高さ(っつてもわかんないよね、「え~何年弾いたの??」っていうくらいの絶妙な高さ)まで擦り合わせしてもらったんだってさ、、、というこだわりのセッティングでした。