雑感な日々

音楽の仕事にまつわるあれこれ

パンディエロ、2個目を手に入れるまで(2)

2008年02月10日 01時52分40秒 | Music
気を取り直して、別の店に行く。
リットー・ミュージック社刊、「パーカッション・マガジン」のブラジル特集にあった、ishikenのパンディエロが置いてある、国立のコンガボンゴに行く事にした。

ishikenさんの手作りのパンディエロは軽いらしいのだが、実際に確かめなあかんので現地にゴーや。

さて数年ブリ(っていうか国立の駅前歩いたのは20年くらい前かも)の国立。
お店の場所もすぐに分かってさっそく店内に。

店内はそれほど広いわけではないけど、そこに大量の楽器が置いてあってそれだけでもココロが踊る!

先日と同様に、軽いパンディエロを探している旨を伝える。
と店長さんが自ら、叩きながら重さとジングル(これ、プラチネーラっていうの。所謂”シャカシャカ鳴るところ)の音色の違い、ヘッドの材質の違いを素人にも分かりやすく説明してくれた。

それでやはりishikenさんのパンディエロの重量は軽いし、さらにジングルの音色が絶妙に良いのね!
同じメーカーの、同じパンディエロでもこのジングルの音色ってひとつひとつ微妙に違うのね。
オレ・レベルだとあれこれ叩いてるうちにどれが自分で好きなのかもわけワカンナくなってくる、、、

ま、今回ファースト・プライオリティーは重量だったんで、そんなに迷わなくてすんだけど(笑)。
で、ロールの事を聞いても、もちろん丁寧に説明してくれた。
おまけに左手指でするミュートの事も教えてもらったがかなり助かった!
左手でパンディエロを持つんだけど、楽器の下にくる中指でミュートされると映像だと良くわからなくなってくんだよね。
それで割とコンテンポラリーなスタイルだと、ヘッド側の親指でするんだって。
オレは両方でやってんのかと思って混乱してたんだけど、だいたいどっちっか(裏か表)でミュートしてるらしい。

他にも初めてみる弦楽器があって面白かった。
ヨメが店長になにやら値段を聞いてるので、シェイカーでも買うのかと思ったらニットのかわいい小物入れを買っていた。
ま、店長との会話ですっかり上機嫌になっていたので、ゆるす。

初代パンディエロは、マルコス・スザーノのサインをまねしてヘッドに書いて、福島君に売ろう(笑)。

みなさまも、パンディエロ(だけじゃなくパーカッション全般)を買うなら、コンガボンゴ、お勧めです。