雑感な日々

音楽の仕事にまつわるあれこれ

LA散策

2006年12月05日 19時57分36秒 | CM
飛行機に乗ったときから読んでる、英国人エンジニア、ジェフ・エメリックが書いた「ザ・ビートルズ・サウンズ 最後の真実」が非常に面白い。

ヘッドフォンでしか聞こえない、ビートルズのあの音、この音について非常に現場の目線で書いてあるのが言わば大きい意味で同業者の僕には非常に楽しいのだ。

コントロール・ルーム内のジョージ・マーティンについてこれほど客観的な文章は過去になかったと思うし、もう一人のジョージについても割と「やっぱ、そうなんだ」的な事が書いてあるのが、また面白い。

とは言っても僕もいくらサージェントペッパーの中の曲でもジョージの「シーズ・リービング・ホーム」なんて曲は飛ばして聞くのが常だったので本に書いてある事が思い出せないのですよ。

そんで、今日のセッションは夕方からだし、クルマ運転してLA最大の中古レコードショップといわれるアメーバ・ミュージックへ行く事にした。

いや~色々あるのね。
ジャズではステファングラッペリとメニューインがデュエットしてるLPが3枚(3タイプという意味)あったりして結構興奮したけど、ネルソン・リドルがアレンジしたアルバムがどれか確証がなかったのでとりあえず買うのはやめた。

2週間前のイタリアと比べたらとにかくLAは標識大きくて&分かりやすい。
海外を初めて運転するならLAが簡単だと思う。
ハリウッドからサンセットやサンタモニカBvldを通ってビーチを目指せば所謂LA市内の距離感はだいたいわかるんだね。
赤信号でも自分で判断して右折する習慣は勿論僕にはないけど、数回ですぐ慣れるしとにかく道が広いので簡単簡単。

てな感じで夕方からキャピトルのAstに入るのでした。
デイ・アフター・トモローで吹き飛んだと思ったらまだあったのね(笑)。