J・S・フレッチャー,友田葉子訳,論創社 (論創海外ミステリ 2021/5).
出版社による紹介*****
法律事務所が建ち並ぶベッドフォード・ロウで起きる怪事件!
英米ミステリ黄金時代の作家フレッチャーが放つ名作が再び!
アメリカ大統領ウィルソンも愛読したミステリ作家、J・S・フレッチャーの長編。本書は1927年、波屋書房で「世界探偵文藝叢書5 弁護士町の怪事件」として抄訳されました。完訳は初めてでクラシック・ミステリ・ファン待望の1冊です。*****
1925年,古き良き時代の安心して読めるミステリ.ただし本格ものではない.偶然が重なって,なんだか知らない間に事件が解決される.叔父を殺された若いクリケット選手の,彼女の父親が容疑者で大活躍...と思ったら,後半,探偵役はスコットランドヤードの部長刑事にさらわれる.
この作家は「ミドル・テンプルの殺人」についで2度目.傾向がわかったつもり.
図書館で借用.Amazon では売っていない ?