集中発電とは,一カ所で大量に発電し (つまり大きいことで),電気を使う場所まで送電する方式.分散発電は,小さいことで,電気を使う場所で発電も行う方式.
大きいことは良いことだったのは,昔の話である.
後者の典型は,各戸の屋根の上の太陽光発電.前者の典型は原発...と言いたいが,じつはいまの電力会社は集中発電が前提で設立され,運営されている.だから,せっかくオウチで作った電気も,いったん電力会社に買い取っていただかなければならない.結局は大きいところのお世話にならざるを得ない仕組みである.
近い将来,太陽電池の効率が上がり,小規模な蓄電技術が進歩すれば,家庭電力の自給自足は夢ではない.
売電などという,怪しいことはせずに,自分で作った電気は自分で使いたい.
電気を売ると言っても,買い用,売り用に独立の電線が家庭まで引かれているわけではない.では,どうするか.このあたりの仕組みを技術的に書いたサイトはあまりない.この方式で,家庭から電力会社への逆流の方が順方向の流れより大きくなったらどうなるか,考えてみたがよく分からない.
太陽発電 (に限らずいくつかの小規模発電)でできるのは直流で,家電製品はたいてい交流.現在は各家庭で太陽が作る直流をいったん交流に変換している.そもそも,なぜ交流かと言えば,現行のシステムが集中発電を前提としているからである.田舎の (失礼!) 発電所から遠隔地に電気をばらまくには,交流がつごうが良い.
写真のように,パソコン等,コンセントにユニットを差し込んで交流を直流に再度変換して使っている機器が,わが家では (たぶん一般家庭でも),けっこう増えつつある.その他の家電製品でも,じつは交流でそのまま動くもののほうが少ないくらい.交直変換の低効率で地球温暖化に寄与しているようなものなのだ.
太陽光発電量は時間・日・季節の単位で変動するのに,家庭用に安価な蓄電技術がないのが最大の問題といわれるが,業界がその気になれば何とかなるはず.
最大の問題は,技術にはなく,集中して発電・送電することを前提とした現行のシステムである.これをなんとかしなければ駄目.
でも電力会社の株主総会でお分かりのように,「市民」が何か言っても無駄である.
自分の家の電気配線をいじってしまう,というのはゲリラ戦術だが,簡単にはできないように,法律の網までかぶされている.
わが家では,太陽光発電は 10 年を超えるのに,メーカー (キャノン) に先見の明がなく ! この分野から撤退してしまった...メンテどうなるの,というのがトホホ的現実.
大きいことは良いことだったのは,昔の話である.
後者の典型は,各戸の屋根の上の太陽光発電.前者の典型は原発...と言いたいが,じつはいまの電力会社は集中発電が前提で設立され,運営されている.だから,せっかくオウチで作った電気も,いったん電力会社に買い取っていただかなければならない.結局は大きいところのお世話にならざるを得ない仕組みである.
近い将来,太陽電池の効率が上がり,小規模な蓄電技術が進歩すれば,家庭電力の自給自足は夢ではない.
売電などという,怪しいことはせずに,自分で作った電気は自分で使いたい.
電気を売ると言っても,買い用,売り用に独立の電線が家庭まで引かれているわけではない.では,どうするか.このあたりの仕組みを技術的に書いたサイトはあまりない.この方式で,家庭から電力会社への逆流の方が順方向の流れより大きくなったらどうなるか,考えてみたがよく分からない.
太陽発電 (に限らずいくつかの小規模発電)でできるのは直流で,家電製品はたいてい交流.現在は各家庭で太陽が作る直流をいったん交流に変換している.そもそも,なぜ交流かと言えば,現行のシステムが集中発電を前提としているからである.田舎の (失礼!) 発電所から遠隔地に電気をばらまくには,交流がつごうが良い.
写真のように,パソコン等,コンセントにユニットを差し込んで交流を直流に再度変換して使っている機器が,わが家では (たぶん一般家庭でも),けっこう増えつつある.その他の家電製品でも,じつは交流でそのまま動くもののほうが少ないくらい.交直変換の低効率で地球温暖化に寄与しているようなものなのだ.
太陽光発電量は時間・日・季節の単位で変動するのに,家庭用に安価な蓄電技術がないのが最大の問題といわれるが,業界がその気になれば何とかなるはず.
最大の問題は,技術にはなく,集中して発電・送電することを前提とした現行のシステムである.これをなんとかしなければ駄目.
でも電力会社の株主総会でお分かりのように,「市民」が何か言っても無駄である.
自分の家の電気配線をいじってしまう,というのはゲリラ戦術だが,簡単にはできないように,法律の網までかぶされている.
わが家では,太陽光発電は 10 年を超えるのに,メーカー (キャノン) に先見の明がなく ! この分野から撤退してしまった...メンテどうなるの,というのがトホホ的現実.
そもそも,なぜ交流かと言えば,現行のシステムが集中発電を前提としているからである.田舎の (失礼!) 発電所から遠隔地に電気をばらまくには,交流がつごうが良い.
・・・・・・ エジソンが 直流で勝負して 交流派に 負けたという 歴史的事実 やっと 理解できました。 交流でないと 大規模発電システムは 無理なんですね?
蓄電池技術が 発展しない理由は 全く同感です。 安く 蓄電池が 販売されれば 間違いなく 現在の電力販売システムは 家庭では 崩壊の道を 歩むはずです。
家庭への電力販売が 1割下がれば 現行制度は 崩壊ですから。
ネットを漁ったら,パナソニックの「蓄電池、AC/DCハイブリッド配線システム」と題する記事がありました.
でも,日付は3 年前.パナさんは挫折したのかな?
揚水発電など,全然最新鋭でない蓄電技術もけっこう実用になっているので,その方向で,町の発明家に期待できるかも.
大阪 毛利さん